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闇空  作者: 闇の使徒インフェルノカイザー
第八章 ~双子座煌きし時~
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想像と創造

「うおおおおおお!!!」


インフェルノカイザーが物質化させた剣をチャンに振りかざす。


チャンも光で出来た槍をクルッと回転させたあと、鋒でインフェルノカイザーの斬撃を弾く。


響く金属音、飛び散る火花、激しい鍔迫り合いが繰り広げられていた。


「仕方ない、アレを使うことにするよ^^」


そう言うとチャンはバックステップでインフェルノカイザーと距離をとり、作り出していた光の槍を解除した。


そして、チャンが右手を横に出した瞬間、その右手が空間に飲まれたかと思うと、チャンはその右手を空間から引きぬいた。


その手に握られていたのは一つの槍である、先程の光の槍とは違い、本物の槍だった。


「本物の『勝利を約束する槍』ってものを見せてあげるよ^^」


「じゃあ本気を出そうか^^」


「『穿け、グングニル』」


チャンはその手に握られた槍を構え、インフェルノカイザーに向け投擲した。




インフェルノカイザーは投擲された槍を迎え撃とうとする。







が…




(あかん!これやばい!!)


インフェルノカイザーは咄嗟に膝を90度曲げ、体を反るようにし槍をかわす。

しかし槍の軌跡から生じる真空刃がインフェルノカイザーの頬を切り裂く。


「ぐっ…!」

そのまま尻餅をつくインフェルノカイザー。頬から垂れる血を拳で拭取り体勢を立て直す。






ズゴオォォオォオオォオォオ!!!!!!



後方からものすごい音が轟く。

インフェルノカイザー、そしてダークウルフ、エルリークも咄嗟に音の方を見る。




「な…!?」

ダークウルフが口をポカーンと開け、その状況を目の当たりにする。



山に大穴が開いていたのだ。

あんな物を食らったらひとたまりもないであろう。



「よく避けたね^^次は当てるよ^^^」

チャンはそう言うと再度槍を空間から引き抜く。



「チートやろあれ…」

流石のエルリークも苦笑い。



(このままじゃどうしようもねぇな…こんな時『破壊剣グルングニルン』ならなんとか相殺できるんだが…)


『破壊剣グルングニルン』…ダークブラッドストーンで刃を構成された以前のインフェルノカイザーの武器だ。

その刃に斬られた生物は朽ち果ててしまう。そして生物だけではなく物質すらも破壊するというまさに厨武器。


だが『破壊剣グルングニルン』はクリスによって破壊されており今の手持ちの剣ではどうしようもなかった。

ましてや覚醒-バースト-の能力で剣を作ったとしても同じ結果になることは十分理解していた。


しかしインフェルノカイザーは一つの事を考え付いていた。



(まずダークブラッドストーンをこの力で物質化させて剣にすりゃいいんじゃね…!?)


インフェルノカイザーは目を瞑り、精神を集中。

いつもなら闇のオーラ100%な真っ黒な色で整形されるが今回は違う。

すると少しずつ、真紅の刃が構成されていく。

同時に、覚醒-バースト-により変化した右腕に模様の様に通る血管のような管も焔の如く輝く。





「無駄なのに^^」

その姿をチャンは余裕の表情で眺める。

まるで馬鹿にしてるかのごとく…。



「無駄かどうかは…俺が決める…!」

インフェルノカイザーはそう言うと

剣を作り終え突き出すように構えた。

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