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闇空  作者: 闇の使徒インフェルノカイザー
~アージョの修行 其ノ壱・山ノ巻~
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~あらすじ~


「俺に、その精神力ってやつを教えてくれ!」


山曽に敗北したアージョは言う、彼自身もまた、剣豪への道を切り開こうとしていた・・・


──(あけましておめでとう)──


「精神力をか・・・何故、君は精神力を学びたいと思ったのだ?」


山曽はアージョに問う


「俺は剣豪だ・・・だがまだ俺は強くなれる、強くなるにはその精神力が必須だと思った、だからだ」


剣豪(自称)のアージョはそう答えた


「そうか・・・良かろう!精神力を学ぶための修行は辛いぞ!」


「やったぜ!」


その時


「ちょっっっと待つのだー!!!」


ドゴォォォォォ


「ぐああああああt!!!!!」


しゃるの放つ拳がアージョを吹き飛ばす


「しゅぎょうとかいうのにいかれたらしゃるの宿はどうなるのだ!?」


「し、知るかよ・・・」


「いいから宿をとるのだあああああ!」


ドゴォォォォォ


「ああああああああ!!!!!」



「ふむ・・・そちらのお嬢さんもなかなか筋がいいね、よし!お嬢さんも修行を成されてはいかがだろうか!」


「えっ!しゃるもしゅぎょうとかいうのをしていいのか!やったーっ!」


「(おいおいマジで大丈夫かよ・・・)」


こうしてしゃる共々アージョは山曽の元で修行することになった・・・


──シャドウレイク西部──


霧が濃くなるなか、アージョ達はシャドウレイク西部を歩いていた


「おいおい・・・だんだん霧が濃くなってきたがこっちで本当にあってるのか?」


「問題ないさ、霧が濃いということは目的地に近いという証なのだ」


「それならいいが・・・」


歩く度に霧はどんどん濃くなっていく


「ほら!もっと早く歩くのだ!」


アージョがぎょっとした顔になる


「なっんっでお前は俺の肩に乗ってんだー!」


「楽だからだ!」


「降りろ!今すぐ降りろ!」




「ほらほらお二方よ、着いたぞ。聞こえないか?」


「何がだ?ん・・・この水の音は・・・滝か!」


「ご名答!ここが修業の場であり俺の棲家がある滝 ─ミストフォール─ だ!」


アージョ達の目の前にあったのは大きな滝 ─ミストフォール─ である


この滝の滝壺から上がっている水しぶきがデスミストとなり、シャドウレイク全体を覆っていたのだ


滝の麓には木で出来た小屋と洞窟があった


「ここが・・・修行の場か・・・!」



─ミストフォールの小屋の中─


「君たちももう今日は疲れていることだろう、ゆっくり休み給え」


山曽はそう言いながら厚手の布を下に敷き、シーツをその上に敷いた


「マジか!宿代が浮いたぜ!」


「しゃるはもっとねごこちがいいとこがよかったのだがまあいいのだ!」


「明日の朝に修行を始める予定だ、それまで精気を養うといい」


「わかったぜ!おやすみ!Zzz...」


アージョは説明を聞いた途端眠りについた


「スー・・・スー・・・」


しゃるも速攻で寝ていた


山曽は二人を起こさないよう、そっと小屋の扉を開け外に出て、明日の準備を始めた


─そして、夜が明けた・・・─


「起きるのだぁぁぁー!!!!!!!」


ドッゴォォォォォ


「ぐあああああーっ!!!!!!」


しゃるの正拳突きが寝ているアージョに直撃する


「朝っぱらから何すんだこのガキィ!」


「朝だぞ!起きるのだ!」


「知ってらあ!いくらなんでも起こしかたってもんがあるだろォ!!」


二人がギャアギャア騒いでいると山曽が小屋の扉を外から開けた

その途端、美味しそうな匂いが二人の鼻についた


「ホラホラお二人さん、騒ぐ前に朝飯だ」


「「よっしゃあああ&やったあああ!!!」」


───


「ところでよォ山曽さんよ、精神力の修行ってのは具体的にどういうものなんだ?」


アージョが朝飯をかっ食らいながら山曽に尋ねる


「ああ、内容は非常に簡単だよ、滝にうたれるだけだ」


「滝か」


「みずあそびか!?たのしみなのだ!」


滝にうたれることを水遊びと勘違いして喜ぶしゃる


「バッカお前、滝にうたれるのって相当キツいんだぞ!?お前なんかで大丈夫かよ」


「しゃるは水が得意なのだ!大丈夫に決まっておる!」


「本当かよ・・・、まあ滝にうたれるってのはァ確かに精神力を鍛えるには絶好の方法だ、だが本当にそれだけなのか?」


「まあそれだけってわけでもないな。だが君たちはまずは滝にうたれるだけでいい」


「へぇ・・・楽しみだぜ!」


次回!しゃるとアージョは滝にうたれる!!!!!!!!!!


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