光の野望
全てが消えた。
建物、植物、生き物、それら全てが一度の砲撃で消えたのだ。
「ククク・・・なかなかの威力だ。我等"光"に抗うという事はこういうことだ。」
クリス・ディオールはフラッシュタウンの跡を眺めながら上機嫌に嘲笑う。
弟のチャン・ディオールも興奮した様子で感想を述べる
「あそこの物全部消えたのかー^^思ってたより面白かったよ^^^」
エクストリーム砲の試射成功にご満悦の兄弟の下に一人の作業員が報告に来た。
「実験は成功です。出力わずか10%であの街を吹き飛ばすとは光軍の増幅器-ブースター-は実に素晴らしいですね。しかし現在の増幅器-ブースター-ではエクストリーム砲の出力は10%が限界のようです。」
作業員は報告書をクリスに手渡しながら感想を述べる。
「増幅器-ブースター-の生産が利けば我が軍及び、天上天下唯我独尊戦国無双連邦全体の大幅な戦力強化となるだろう。同時に、もっと安定した強力な増幅器-ブースター-さえ生産できれば更なる出力でいずれは一魔界 ─ヘル・イン・ザ・ダークネス─全域を吹き飛ばす事も可能だ。」
クリスは邪悪な笑みを込め報告書に目を通した。
「そういえば兄さん^^」
チャンがにこやかにクリスに問いかける
「さっきの闇の人達はどうするの?追わなくていいの?^^」
「・・・ふん。すでに手は打ってある。まぁ、どうせやつ等では何もできまいがな。」
「余裕なんだね兄さん^^さて、僕は連邦本部に帰るよまた面白い事あったら教えてね^^^^^」
そういい残すとチャンはスゥーっと消えるようにその場を去った。
クリスは目もくれず、ただ報告書を読み続けていた。




