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闇空  作者: 闇の使徒インフェルノカイザー
第四章 ~人はその手で罪を創った~
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光に苦しめられる者達の叫

「何だ…?」


インフェルノカイザーは疑問に思うのも無理はない。

しかしダークウルフは


「もうどうでもいーだろ!此処に長くいると危ないぜ?さっさと出よう」


オンボロアパートを後にしようとする。

しかし、インフェルノカイザーはダークウルフの服の袖を掴む。


グイッ


「ウオイッ!」

「明らかにおかしい…。どうして、あの男は泣いているんだ?」

「どうでもいいだろ。さっさと帰るぞー」

「ウルーフ!!ちょっと近辺を捜索だ」


「ええええ…」


嫌がるダークウルフを連れていき、二人は近辺の捜索にあたった。


一方、エルリークは…


(ハァーあいつ等遅いな…)


皆の帰りを待っていた。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


『え?光の軍…?そ、そりゃァもう素晴らしいモンだよ!やっぱり光はサイコーだね!うん』

『光の軍には本当に感謝してるよ。この前だって俺の商品に傷を…じゃなくて、俺の商品を買ってくださったんだぜ。2円で…じゃなくて…いや、もうサイコーだよ。』

『ひ、光…!?あ、ああもうスゲェーよ!ヒカリスゲー!!ヒカリスゲー!!』



「聞き込みやったけど皆光に好印象っぽかったな?」


「いや、おかしいだろ。明らかに何かを隠している…」


インフェルノカイザーは街の住民の表情に気付いていた。

あれは、何かを隠している顔―

真の闇を使えば一発で分かるが、街のど真ん中で(しかも光の街で)闇のオーラを噴出すると大変な事態になってしまう。

しかし、今回の彼は自分の勘に自信があった。


「まるで、光を良いように言わせられているような…。言わせられている…」


「考えすぎだって!光の街が光を悪くいうわけねーだろ!それよりゲーセンでダークビートしていこーぜ!!」

(分かった…。奴等は見張っているんだ…何らかの方向で、光の街の住民を…。しかし、どうやって…)


「オオイ!聞いてんのか?」


(そしてもう一つ、何故あの男は泣いていたんだ…?チッ、分からねえ)


「ダークパンチ!!」


バコッ



「いって!!お前なにすんだよ!!!」

「お前さっきからボーッとしてるけど大丈夫か?????」

「考え事してたんだよ…。この街はおかしいってな…」


「そりゃァ俺等は闇だからな、光とは違…」



バシュウウウン!!



「!?」


突如、熱線が飛んで来、二人はそれを軽くかわす。

そして、そこには、光の軍勢…


「見つけたぞ!お前等が闇の者だな!?」


軍勢の中から隊長と思われる光のオーラを纏いし一人の男が前に出る。


「やべェ、やっぱり見つかっていたか!」

「どうする?ダークウルフ」


ダークウルフはブリンナイフを構えた。


「決まってんだろ!オラァ!」


ダークウルフは一気に闇オーラをバースト。そして果敢に光の軍勢に飛びかかって行く。


「闇の一人が来たぞ!迎え討てッ!」


「ハッ!」


隊長が合図をすると、光の軍(10人程)がダークウルフに向けて、一斉に光のオーラを放ち始めた。


「光砲ライトバースト!」


ドオンッ!


「そんなもん簡単に避けられるぞ!おらよ!」


シャッッイ


ダークウルフは身体を最小限に捻り、光の軍勢が放つ光砲を避けていく。

そして一気に軍勢との距離を狭める。


「くそっ!うおおおっ!」


光の軍の一人の男が光のオーラを拳に溜め、ダークウルフにそのまま殴りかかる。


「ハアッ!」


ズバリ!



「ぐあああ」


ダークウルフはすぐさましゃがみ、光の拳を交わし、ナイフで切裂いた。

男は呻声を上げ、倒れる。


「馬鹿な…ナイフで斬られただけで」

「ただのナイフじゃないぜ?これには闇のオーラが込められている…」


「なんだと…ッ死ね!」


今度は四人程が一斉に襲い掛かる。


しかしダークウルフは勿論の事、彼等の動きを完全に目で捉えていた。

まず一人目。右手に溜めていたであろう光の拳をそのままダークウルフの顔面に突き出そうとする。ダークウルフは地を蹴り、宙を舞いそれを交わし、上からブリンナイフを投げつける。(ブルズアイ!)

次に二人目。凄まじいオーラを纏い、地に着地したダークウルフに向けそれを一気に解放。

光の波動はダークウルフごと飲み込み、後の建物ごと破壊したか―のように見えた。

彼は背後に、気配を感じた…その瞬間、彼の意識は消えた。そこには、手刀を振りかざしていたダークウルフがいた。(バックスタブ!)

三人目、四人目。二人は光の剣を持ち、ダークウルフに向け大きく振り下げる。

手ごたえはあった。…が、明らかに違う手ごたえだ。

二人の剣は、二つのナイフによって止められていた。


そして、闇のオーラが一気に彼らを飲み込んだ…。(ダブルキル!)


「な…ッなんて…野郎だ…強すぎる」


隊長は驚きを隠せなかった。いや、そうだろう、目の前で部下が秒殺されたのだから…。

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