アラフォー
「ハッハッハアアア!!」
光速で移動するシュペヒッツィ。そしていとも容易くインフェルノカイザーの背後を取る。
「死ねッ!」
光のオーラを拳に集中させ、またインフェルノカイザーを殴り飛ばそうとするが―
ガッ!
「!?」
すぐさまインフェルノカイザーは後ろを向き、シュペヒッツィの右手を左手で受け止める。
その瞬間、闇と光のオーラがぶつかり合い、全方に衝撃波が走る。
「光の拳を止める程の闇の拳…!ッ…小癪な…」
(オーラの量は互角…。後は状況判断とセンスの問題か…)
「死ねッ!!光の衝撃!」
拳を握られた状態からシュペヒッツィは体の全体から衝撃波を放つ!
インフェルノカイザーは対応しきれず、大きく吹っ飛ばされてしまう。
「ダークグラビティ…」
フォン…
インフェルノカイザーの体が空中でピタリ、と止まりスタッ、と華麗に着地。
「ハァッ!」
バキイイッ!!
が、シュペヒッツィは既にインフェルノカイザーの着地地点へと移動していた。
インフェルノカイザーの頬に拳を入れ、インフェルノカイザーは建物に激突する。
「っが…」
「おやおや、もっと楽しませてくれると思ったが…その程度かァァァァ!!?」
「うるせー笑い声だ」
バキイイイイイイイイッ!!!!!
真の闇を解放したダークウルフが、シュペヒッツィを後ろから蹴り上げる。
シュペヒッツィは宙へと放り出される。
「敵は一人じゃねーのよ…調子に乗っていたな」
「ダークウルフ…!大丈夫なのか?」
「ああ、大丈夫だ。少し傷が大きかったが闇の瞑想で何とかなった。ちょっと手間取っちまったがな」
「お…のれェ…貴様ァ…よくも…こうなったら…」
シュペヒッツィが光の腕輪をもう一つ取り出す。
「なんだ…あれは」
「ハハハ!冥土の土産に貴様等に教えてやろう!この腕輪は光のオーラの増幅装置!この腕輪をはめると何とオーラの絶対量が五倍に膨れ上がる」
「!?それでか…このとんでもねぇ強さは…」
「そう…そして俺はもう一つ持っている…!これが何を意味するかわかるか!?教えてやろう!5*5=25。そう!25倍の光のオーラを増幅させられる!さぁ…貴様等を粉々にしてくれる!!」
と言い、シュペヒッツィが腕輪をはめた瞬間―
ボオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!
シュペヒッツィが粉々に砕け散った。
「…粉々になったな…」




