アラソイ
「…!このやろォォォォ!!!」
インフェルノカイザーは破壊剣グルングニルンを構えシュペヒッツィに向けて突進する
「穿て!グルングニルンッ!」
とてつもない速さで剣をシュペヒッツィに向け振りかざす
しかし、その剣は静止した
「な、何ッ!?」
シュペヒッツィが剣に手のひらをかざしている、そこで剣が止まったのだ
インフェルノカイザーはカカッとバックステッポゥし体制を立て直した
そこでインフェルノカイザーは破壊剣グルングニルンを見て驚愕した
「嘘だろ・・・!」
なんと、破壊剣グルングニルンにヒビがはいっていたのだ
「ッハハア、その程度か?」
シュペヒッツィが嘲笑する
「貴様・・・何をした」
インフェルノカイザーがシュペヒッツィを睨みつけ、問う
「フン、何もしていないさ、ただ手をかざしただけだ。こうやってな」
今度はシュペヒッツィはインフェルノカイザーに向けて腕を伸ばし手をかざした
─その瞬間
グオオオオッ!
「っ!!!」
インフェルノカイザーがとてつもない力に吹き飛ばされる、その距離、約12mである
吹き飛ばされたインフェルノカイザーはなんとか受け身を取り、立ち上がり、言った
「その力 ─チカラ─ ・・・この短期間で手に入る訳がない、何をした!」
「何もしていないと言ったっ!!!」
シュペヒッツィはつま先で地面を蹴る
─光る衝撃─
気付くとインフェルノカイザーの目の前にシュペヒッツィの足が見えた
バキッと痛々しい音を放ちインフェルノカイザーの顔面に光のオーラを纏った蹴りが放たれる
インフェルノカイザーは地面に手を付き顔面を抑える、地面には血が滴っていた
「オイオイ、あまりにも一方的すぎるじゃないか、せめて抵抗してくれたまえ・・・ククッ」
その刹那─
ビシィィィン!!!
「刃がっ・・!?」
ダークウルフがシュペヒッツィの後ろに周りブリンナイフを放っていた、が
その刃はシュペヒッツィに触れることなく、空中で止まった
「さっきのダークウルフと同じ・・・!?」
シュペヒッツィが振り向きざまに剣を振るう、が間一髪、ダークウルフは宙返りし距離をとり避けた
「テメェのその光のオーラ・・・さてはテメェ、何かしらの小細工をしてやがるな?」
シュペヒッツィは笑みを浮かべた
「ご名答・・・だが知っても意味は無い・・・死ね!」
「コォォォォォ…」
モワァアア………
シュペヒッツィが掌を合わせて合掌し、瞳を閉じ驚異的なオーラを発生させる!
そのオーラは眩しい程ひどいオーラ…。
そしてカッ!と目を見開き
「集光波ァァ!!!」
シュバボオオオオオオオオオン!!!
シュペヒッツィの両目から凄まじい威力を誇るレーザービームが発射された!!
それはインフェルノカイザーの頬を掠め、後ろの建物に大穴をあけた…。
(なんつー威力だ…!?本当にシュペヒッツィなのか?)
「ックック…愉快だ…アァ、愉快だなァ!!ハァアァ!!」
ボンッ!!ボンッ!!
「クッ!」
「ッ…!」
インフェルノカイザー、ダークウルフは熱線を避けるので精いっぱいだった。
勿論、このビームは光速…かつ、シュペヒッツィはそれを連続で放つ。
「刃物は効かねェしこの凄まじい攻撃…どうやって…」
「クッ…」
「ハハハハア!!見ろ!!俺の周りをォ!!」
シュペヒッツィの周りには、大穴が開き、倒壊したり傾いたりした建物しか、なかった。
「お前…周りの事を考えてもいないのか?此処には人が住んでるんだぞ」
「人…?!ハッ、魔族風情が、人に情を抱くとは滑稽な話よ!ハァッ!!」
ビビッ!!
「クウッ!!」
「ダークウルフ!」
インフェルノカイザーが駆け寄るが
ビシィッ
「ッ!」
足元にはシュペヒッツィの放った光のオーラが地面に焦げ跡をつけていた。
「さぁ…そろそろお別れだ。まぁ、貴様等の力はなかなかのものだったが…俺には到底及ばない。やはり俺が強かった」
「許せねえ…人間の屑が」
ブワアアアッ!!
インフェルノカイザーの髪の毛が逆立ち、シュペヒッツィと凄まじい勢いで闇のオーラが放たれた。
そのオーラ―シュペヒッツィと同程度。
(馬鹿な…増幅装置を使い光のオーラの絶対量を五倍に上げた俺と、同程度の闇のオーラ…!?)
シュペヒッツィの右腕には、腕輪が眩く光っている。
「真の闇の力を見せてやる…ハァァァッ!!」
シュオオオオオン
「面白い…受けて立ってやろう」
フォン




