リベンジ―復讐―
ドゴラアァ!
インフェルノカイザー達の部屋のドアを思い切り蹴破ったシュペヒッツィ三世。
その瞳は狂気に満ち溢れていた…自身の屈辱を、晴らすために…。
そして、そこには―
「あん"れ"ま"ァ、ひがりのお偉いさんがなんが用かァ"?」
清掃員のおばちゃんがトイレ掃除していた。
(クッ…既にもぬけの空か!!)
「あのーシュペヒッツィ様…」
「なんだァ!」
「ドア…結構高かった奴なんでそれ…」
「それがどうした!」
(えーっ…ひどい…)
「奴を見つけ出すぞ!」
シュペヒッツィは剣を振りおろし、インフェルノカイザーという標的を探しにホテルを出た。
一方、インフェルノカイザーは…
「光の奴ってどこにいるんだっけ…」
威怨の休憩所でツッキ・ユービから貰ったメモを広げながら呟いていた。
メモには、【フラッシュタウン・ステンバイ横町ウエポアパート・118号室】と書いてあった。どうやら住所らしい。
「此処に、そいつが住んでいるということなのだろうな…」
「オオーイ!インフェルノカイザー」
そこへ大量の食糧を抱え込んだダークウルフが姿を現す。
「早かったな」
「こんなもんでいいのか?」
「おお、十分だ。それで、光の奴は見つかったのか?」
「いや、まだだ…これから、行こうとしていたところだ」
「そうか。じゃあさっそく行くとしよう」
二人が歩を進めようとしたその瞬間。
バシュウウン!!
物凄い速さで光のオーラが二人に向かって飛んできた。
「うおっ!」
「ッ!」
二人は間一髪、身をそらしてそれを避ける。
「見つけたぜ…魔族風情がァァ」
そこには、【それ】を放った禍々しい光のオーラを悶々と漂わせる一人の男―
「お前…!DDRの時の―」
「ああ…。あの時はお世話になったなァ…今日は貴様等にあの時のお礼をしにきたんだよ…ッハァ!!!」
ビシュマルウウ!!!
「灼熱光線―インフェルノライトニング―奴を焼き尽くせ!」
「やれやれ、学習しない奴だ」
インフェルノカイザーが手を突き出す。
ガシュウウウウウッ!!!
「炎は俺には効かん…増してやインフェルノの名の付く技等、ダメージは皆無…」
「ッハハハア!!!」
「?…何がおかしい?」
「その左手をよく見てみな!!!」
「!?!?」
【バーカ!!】と左手に書かれていた
「…!このやろォォォォ!!!」




