竜拳メガドラゴインパクト
「オウオウ、お前等お困りのようだなぁ」
すると後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。
そう―竜の紋章を頭に携えし者…エルリークである。
「ハゲェ!どうしてここに…」
「俺等は仲間だって言ったじゃねえか…仲間がいるのに理由はいらん!」
「しかしエルリーク、此処は危険だ!今すぐこの場からタチサ…」
「まあ任せとけって」
ズイッ、とインフェルノカイザーの肩を引き寄せ、前に出るエルリーク。
竜の紋章が急に光りだし、(ハゲのせいではない)エルリークから竜のオーラが発散される。
【下等生物が一人増えたくらいで、我を倒せることなど不可能…】
「ホオ…自信たっぷりだな。ま、見せてもらうとしよう」
【ほざけ!調子に乗りおって】
木は実を落とし、強酸を含んだ強烈な刺激臭を放った実がエルリークの頭上目がけて落ちてくる。
「ドラゴン拳…」
シュウ…
「破滅の火息吹」
ンボオオオオオオオオオ!!!
エルリークの拳から凄まじい程の炎が飛び出、実を跡形もなく消し去った。
【…!】
「下等生物は火を出せる事に驚いたか?でっけぇトッポみてえな体しやがって」
バッ!!
「俺は甘いお菓子は嫌いなんだよ!!!!」
エルリークは地をけり、宙を舞い、大木に向けて、竜のオーラを最大限に放つ。
「ドラゴン拳んんんん!!」
ズゴオオオオオオオオオッ
【無駄だ!行け、我が僕…】
バシュッ!
バシュッ!
【!?】
「俺等を忘れてもらっちゃ困るな」
「下は押えたぜ!ハゲ!思い切りやっちまえ!!」
シュオン
「うおおおおお!!」
ゴゴゴゴゴ…
「超巨大竜の懇親の一撃【メガドラゴインパクト】!!!!!!1」
ンドゴオオオオオオオオオッ!!!!!!
【ッア…ワレア、モリノカ…】
木は真っ二つに切られ…いや、折られ、大木は死を告げる。
ズウウウウウウウウウン…
「全く…環境破壊はあんまり気がすすまねェーんだがよ」
ストッ、と綺麗に着地しながらエルリークは呟く。
「おいハゲェ!やるじゃねーか」
「全くだ。エルリーク、少しかっこよかったぜ!」
闇の戦士も称賛を浴びせる。
「ケッ、いつもいつもやられっぱなしじゃやってらんねーよ!俺の事も忘れんなや」
「いや、お前の事は忘れたことねーぞ!ハゲ!」
「よく言うわ!ちちまわしてえのう!」
三人は死の森を後にした…。




