8shaklawpfhusow,12
「やはり来たか」
「おう…それで、お願いなんだがダークウルフ、こいつも一緒にお願いできるか?」
「よかろ、二人の方が上手くいくかもしれん。それじゃ行くぞ。お前等目をつぶってろ」
二人は言われたとおりに目をつぶる。
「おっと、言い忘れたが」
老人は静かな声で呟いた。
「飲まれそうになったら強く光を念じろ。二度と闇は使えなくなるが…な」
シュオン…
スワ…スワスワ…
「ん…此処はどこだ…」
辺りいちめん闇になる
「ダークウルフ!ダークウルフ」
「おう、カイザーここだ」
隣にダークウルフがいた
「真っ暗でみえないのに、どうしてだろうおれは…何か知っている」
「?なにを・?」
「わからない、だが分からないんだ」
ショオショオオオオオオ
「何の音だ」
「さあ…行ってみるか?」
「行くって、俺は左も右も前も後も分からない。めがみえないんだ」
「どうして?おまえは闇には慣れてるだろ」
「どうしてだろう…」
インフェルノカイザーはダークウルフをよくみた。それでおどろいた。
ダークウルフにめがない。
がいこつになった
「!!」
「カ、カイザー・・・なんだこれ、へん・・・おかしい」
「う、うわあああ」
ゴロンゴロン
「カイアーアーーアーアアアイ」
生首が言った
「な、なんなんだ!」
ダダダダダアダダダ
何も分からないのに何か分かっていた。
まっすぐにすすむと看板がある。
『ここはあなたのこころのなか
みぎにすすむもひだりにすすむも貴方の自由なのです。みぎにすすみますか?
そうだとおもう そうでない』
「なんなんだこれ・・?!?」
看板の文字に穴があき、全て目玉にかわった
「うあっ…」
「受け入れろ。闇を受け入れろ」
「どれが本当の闇なんだ?闇って何?定義されているの?」
「光と影に二分化される世界なんて俺はごめんだね。暗闇にいたほうがマシだ」
「ねえ」
『君は知っているか』
「知らない、何も知らない」
ああ
そういうこと
「これが真の闇?笑わせる。ただの狂った世界だ、闇っていうのはこういうものじゃないよ。俺は違う。俺は本当の闇はこうだとは思わない」
近くにある木の枝が言った。
「ただイメージしてるだけじゃない。そうなんじゃなく、俺はこういうものはおかしいと思うんだ。空想世界だ。おとぎ話だ。ただ狂っている」
蛙が歌を歌う。
「何でだよ!お前は俺を信じていなかったのか?いつもそばにいた!今日までの旅だって、仲間だって思ってた。でも、逃げたんだよお前は」
生首は池の中に沈んでいく。
「ああああ!」
インフェルノカイザーは理解できない恐怖に襲われた。
「ねぇ何で逃げるのぉ?何でぇ??」
指がインフェルノカイザーに巻きつく
「ああっ!!!」
カイザーは破壊剣で切り裂いた。
「お前はそうやって絡むものすべてを切り裂いてきた。そうやって、きりさくんだ。邪魔なものはすべて、自分の生き方もきりさくんだろう?」
破壊剣はパキンとわれながらつぶやいた。
空は真っ暗だが地面は真赤である。
「これが…本当の闇なのか?おかしいこんなのおかしい」
「おかしくないよ、これが君の思ってる闇」
「こんなの闇じゃねーよ!!1帰してくれ、おいジジイ!」
「おかしくないよ、これが君の闇」
「闇」
「闇」
「闇」
「闇」
口それぞれに闇が言う
「闇を拒否するなら、みんな、いつもどうしてきた?」
「闇に飲ませる」
「俺は、闇に飲ましてきた。」
「俺もな。」
「ああ、闇だ。そう、飲ます。飲めよ、闇をよ」
「お前が闇を偽っている。ならお前が飲まれろ。お前は一番闇をふざけている」
「ざけんな!何が…」
インフェルノカイザーは闇に飲まれろ。
「ああああ…」
ゴゴゴゴゴ
(どうして、どうしてこうなったんだ?)
(これが闇ってやつか?)
轟音が空間に響いて闇は闇に闇た
(理解できない、何もかもが)
(ああ、これが闇ってやつ?)
(どうでもいい…それはどうでもいい)
雅 逝 槽 郡 耗 接
「そうだって。闇なんだよ此処は?」
闇にのまれたはずのカイザーは闇にのまれていなかった。
だって偽りの闇は闇に飲まれない。
魂を飲まれる。
「お前はそうやっていつも闇と語ってやってきた。ただ、闇と言う名で」
「光を忌み嫌った。光というだけで。父を殺されただけだ」
「仇打ち?その間にお前は何人もの人を殺してきて、何が仇打ちだ?」
「お前は人を殺して、でしか道を見いだせないのか?その程度の腕で」
「腕がどうした!腕なんかくれてやる」
「ああ、そう」
ブチリ
痛くない
「感情のまま行動して、何が闇だ?」
「こんなものお前の中の闇だ、信じてたまるものか」
「お前の思考は一方通行だ、何も考えられない単細胞と同じだ」
「お前は闇の足を引っ張っている」
「足がどうした、くれてやる!」
「ああ」
ブチッ
「手足をとられて、何が分かった?」
「…何も分からない」
「まだわからないのか。動いてみなよ。動かないと殺す」
動けなかった
「それがお前の答えだよ。動かないんだろう?それじゃあ、闇なんていらない」
「…」
「お前は先を考えない。どうして腕をやったんだ?」
生首に腕がくっついて、足がくっついた。
生首は去って行った。
「最後のチャンス。」
破壊剣は言った。
「お前の闇ってなんだ?」
「…分からない、でも分かった」
「闇っていうのはただの狂ったものじゃなく、恐怖でもなく、盲目でもない、そしてオーラでもなんでもなかったんだ」
「それで?」
「でも、闇は狂ってるし恐怖と感じるし何も見えない、オーラも出せてた。闇っていうのは心の影じゃない。でも、何か分かった。皆の持っているものが闇に反映される。真の闇なんてどこにも無かった」
「この状況で、狂ってると思う?」
破壊剣は言った。
「ああ…お前は狂ってる」
「合格だ」
眩い光に照らされ、インフェルノカイザーは黒い光に包まれ、それは体に憑依した。
闇のオーラは真の闇となり、瞬く間にインフェルノカイザーは底から闇を出せるようになった。




