表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
闇空  作者: 闇の使徒インフェルノカイザー
第二章 ~目覚めし力(チカラ)、その名は光~
20/470

新緑のコミュニティ

「ククッ、貴様等、闇のオーラが少しは使えるようだがその程度では返り討ちにあうのは時間の問題…。光魔法と新緑魔法を使える俺がいないとお仲間とやらを助け出すことは不可能」


タケシが自分を指さしながら言った。


「何いってんだ、お前みたいなキチガイいらねーよ」


ダークウルフが吐き捨てる。

しかしインフェルノカイザーは


「いや、仲間がいると心強い。よろしくタケシ」

「えぇっ!こいつ連れて行くの?!ないわー!」


「まあそう邪険になりなさんな。俺の魔法を見てから判断してくれよ。ホラよォ!」


タケシはそう言うとこれまでインフェルノカイザー達が見たことないようなオーラを発した。

タケシの全身から緑色のオーラが湧き出ている!まるで洪水のときのマンホールから出てくる泥水だ。

そしてタケシの周りには心地よい風が吹きつける。


「こいつは俺の世界のネイチャーオーラ…。自然と同化することにより手にする事ができる異世界の力」

「何なんだこのオーラは…(妙に清々しい)」

「タケシ…不思議な野郎だ」


ダークウルフは先程とは打って変わってこの坊主頭のタケシに不思議な気持―興味(interested)を抱いていた。


「よし!それじゃ早速エルリークを救いに行くぞ」

「sir」


~威怨 一階~


光魔法ライトニングワープでカイザー達は威怨の出入り口にワープした。

ライトニングワープは外なら詠唱者本人が知っている場所ならどこへでもワープ可能だが建物や洞窟内にはワープできない仕様となっている。


「っらしゃーせぇ!」


店内に入ると威勢の良いお兄さんが優しく語りかける。


「ここの地下一階に幽閉されているらしいが…地下一階なんてどこにもねえぞ?」


インフェルノカイザーは威怨のマップを見るが地下は記されておらず、一階から四階までだけが記されていた。


「当たり前だろ、幽閉所だぜ?そんなこと書くわけねーよ」

「仕方ない、探すしかないか…」

「よし、一階をくまなく捜索だ」


三人は手分けして探すことにした。

洋服屋、ゲームセンター、食品売り場…色々探して回ったがどこにもない。


「おかしい…いったいどこにいるんだ?」


インフェルノカイザーは探すのに疲れたのでベンチに座ることにした。

するとベンチの下にちょうど人が一人入れそうな蓋があった。


「まさか…」


インフェルノカイザーが蓋をあける。

そこには穴が…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ