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闇空  作者: 闇の使徒インフェルノカイザー
第二章 ~目覚めし力(チカラ)、その名は光~
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立ち向かうレジスタンス

「そこでやってんのは拷問って奴か?光の連邦軍は随分手荒な事をやっているんだな?」


ダーク・ウルフは男達に言い放つ。

男はこちらに体を向け


「あぁ?これは拷問じゃない、正義だ」

「正義…?」

「あぁ、コイツは闇のスパイなんだ。そして我が光の連邦軍の拠点の一つになっているこの街に潜入し、情報を闇側に流してんのさ」


(何ッ…!?光側の街だったのか、ここは)


それで道行く人々がこちらに視線を向けるのも納得がいく、インフェルノカイザーは光側の勢力がどんどん大きくなっていくことを間近に感じた。


「正義…?よくその口が言えたもんだ。お前は光でもなんでもない、ただの外道だ」

「あぁ?光の連邦軍に口出しするたぁ、お前も随分命知らずな奴だ。教えてやるよ」


二人の男が光のオーラを出しつつ言った。


「貴様等が命知らずだ。今ここで貴様等の骸を叩きつけてやる」


ダーク・ウルフが闇のオーラを出しながら言う。

その途端、二人の男の顔つきが変わった。


「貴様…闇の住民か!!!」

「それでコイツを庇ったという訳か。なるほどな…」


「あぁ?いちいちうるせぇな。暗黒波動拳ブラックアウトショット!!」


ダークウルフが拳からショットガンのように闇のオーラを放つ。


「ライトニングイレイズ!!<光はその輝きを持って己の闇を討払う>」

「無駄だ。闇は全てを飲み込むんだよ」


男が光のオーラでダークウルフのオーラをかき消そうとするが、ウルフのオーラの方が勝っていた。

男はいともたやすく闇に飲まれる。


「フェード・アウト…」


男は全身が闇に飲まれ、消え去る。


「クッ…貴様…許さん!」


もう一人の男が光剣を両手に構え、ダークウルフに向かって突っ込む。


「馬鹿がもう一人死にに来たか!」


ダークウルフの両足が闇のオーラで充満していく。


「疾闇二脚!ダブルフットターニング!」


「光剣よ、唸れ!!闇討斬!!」


ガキィィイ!


ウルフの右足の裏が光剣の刃を受け止める。


「足で…!?止めただと…!?」


「正しくはオーラで止めた。ハァッ!!」


ウルフが右足を強く押し出し、光剣は宙を舞い、男の後ろに突き刺さる。

そして、左足―


ドゴオオオオッ!


もう一人の男の、腹部にクリーンヒット。

男は白目を向いてバタリ、と倒れた。



「ケッ、雑魚が」


「流石ウルフ…強い」

「まぁな…(ドヤッ」


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