第02章_04話:鯖落ちフラグ
CMなんてものは当然なく、私が三人の口論を止めるだけの、退屈で味気ない映像が流れた続けたわけですが、それもなんとか落ち着き、その後は順調に進行しました。
そしていよいよ最終問題です。
「ジャンルはソシャゲよ」
【問題】
《主にゲームなどで用いられる俗語で、運営により特定のパラメータが下げられたり、あるいは水着の肌面積の調整時にも用いられたりする言葉とは、何?》
「さぁー、これは流石に簡単かな? 全員答えをオープン!」
「ナーフ」
「ナーフですわ」
「ナーフですね」
「全員同じ解答だ~! それじゃあこよみん、答えは?」
「ナーフよ」
「おめでと~! 最後は全員正解! これはウチらもなじみ深いもんね~」
「ま、私なんて問題文にもあった水着のナーフ経験者ですから」
「またその話ですの……」
「<鯖落ち水着>の件は聞き飽きましたよぉ~」
「いーでしょ別に、あのガチャでその年の売上の半分叩き出したんだし~」
「はいはい、凄いわねえ。ナーフされてなかったらもっと売上出てたんでしょうけどね」
懐かしいですね、<鯖落ち水着>……。カードイラストと、入手時のカットインが被った結果、あかりが全裸に見えたという奇跡的な事件。思えばポジティブな要因でバズったのは、あれが最初で最後な気もします。まあ、イラストの修正が発生したので返金事案でもありましたが……。
「はい、これで第一部は終了だよ~! 今回、投票結果は分かりやすいように1位の人を100票に換算して集計を……、お、もう結果が出たみたい! それじゃ発表するよ!」
1位:巒 100票
2位:あかり 50票
3位:莉里 20票
「ということで、第一部はランランの勝利~! 解説のみおっち、どう思う?」
「やはり序盤の正答数が多かったのが勝因でしょうね~。あの回答の速さはビックリしました! 作問と読み手の恋詠さんもありがとうございました~!」
「ふぅ。それじゃ私はここで失礼するわね」
「ありがとね、こよみん~! ステージの三人もおつかれ~!」
「ま、知力でわたくしに勝とうなんて100年早いですわ」
「ふん。頭でっかちのお嬢様なんてここぐらいしか見せ場ないんだし、あとはゆっくり休んでて良いんですよ~」
「てか、莉里が20票しかないってどういうこと!? あんなにリアクション頑張ったのに!? ちょっと澪、集計間違ってんじゃないの! ……って、あ、ちょっと! なにマイク切ってんの~!」
第一部からこのカロリー。最後まで体力持つでしょうか……。




