現実はそんなに甘くはない:前編
この作品に興味を持っていただきありがとうございます!この作品は私が初めて投稿する1個目となります!今回のは1個目の前編です!これから後編は出していく予定です!
ある春、俺は高校へ入学した。それも県内で3番目くらいには頭のいい高校。今日から俺にも華やかな高校生活が来ると思っていた。まず俺はクラス分けの紙が貼られている場所へ行った。校舎に近づくと結構良い高校にしてはあまり綺麗では無い壁。まあそんなものだろうと思いながら俺はクラスを確認し早速昇降口から入りクラスへ向かう。クラスへ向かう途中気づいた。俺、クラスの場所知らなくね?と。まあ途中どこかに書いてるだろうと思いながら歩いていたが全くと言っていいほど校舎地図はない。やっと自分のクラスを見つけ入った時にはもうクラスの奴らはグループを作っていた。そうか。俺はボッチ確定か。と思ったがわんちゃん隣の子と仲良くと思ったが隣はすごくうるさいタイプのギャル。俺がちらっと見ると少し睨まれる。こりゃダメだ。ボッチ確定だ。先生はダメ男そうな人。華やかな青春なんてものは俺にはやってこない。現実はそう甘くなかったのだ。
次の日、部活決めの話が来た。早くないかと思いながらどんな部活があるのか見てみる。大抵の高校にはある運動部に大抵の高校にはある文化部。しかしこんなの現実にあったのか。と思った部活がある。オカルト研究部だ。これは面白そうな高校生活になるぞと思っていた。俺はこの部活に決めた。しかしここでも現実の厳しさを知る。
部活メンバー顔合わせの日。この部活に来た1年生は俺と今日風邪をひいて休んでいる女の子らしい。まあこの部活に入部希望するくらいだ。まあ予想は着いてた。とりあえずどんなことをするのか先輩に聞くと、どうやら何もしてないらしい。そして顧問は全然来ないらしい。俺は絶望した。しかしこの部活ならサボってもいいし過酷な労働はしない。もちろん俺は文化部タイプ。体力はないし運動音痴、おまけに運動センスもないときた。だからこの部活に入ってみたのだが、まあ正解だったかもしれない。その日はメンバー顔合わせだったが来てる1年生は俺1人。また明日ということになった。
次の日、俺はしょうがなく部室に行った。オカルト研究部は四階の別棟の端。とても遠い。めんどくさいなぁと思いながら行く。しかし今日はいつもと違った。現実が甘かったのだ。部室の扉を開けると、黒く長く美しい髪にちゃんと整った制服。後ろ姿でわかった。これは美人だ。もはや太陽のようなオーラで目が潰れるかと思った。でももしかしたらそうじゃないかもと思い、「あの、」と話しかけてみた。その子は驚いてこっちを向いた。とても整った顔だった。どうやら昨日休んだ新しい1年生はこの人だったらしい。もう少し話そうと思っていたら続々と先輩たちが入って来た。みんな揃ったところで顔合わせが始まった。その子の下の名前は聞き取れなかったが苗字は姫乃というらしい。苗字からして可愛いなぁと思っていたら姫乃さんが話しかけてきた。俺は当然驚いた。まさか話しかけてくれるとは。姫乃さんの話を聞くとなんと彼女は不幸な体質らしい。入学式の日の朝には家の階段で転倒、次の日は学校の階段で転倒、今日は廊下の角で先生と激突。さすがの俺もその話を聞いて絶句した。そしてまさかの姫乃さんは俺と同じクラスらしい。その日を境に俺は姫乃さんと昼休みによく話すようになった。これこそ俺の待ってた青春だ!と思った。しかしどうやら現実はそんなに俺を拒絶したいらしい。まさかの姫乃さんの幼なじみが現れたのだ。そして俺はあまり姫乃さんとあまり話せなくなった。
そんな日常が続いたある日、俺はまたもう1人の女の子と出会う。その子との出会いは屋上だった。うちの高校の珍しく屋上が解放されているタイプの学校だった。いつもはとても人が多く俺には到底行けない場所だった。しかし流石にずっとクラスでボッチ飯もなぁと思いある日屋上へ行ってみた。その日は少し曇っていて人が全然いなかった。気温が低かったという理由もあるだろう。まさかの屋上には俺一人。貸切だ〜と思い浮かれて屋上のど真ん中で寝転がっていたら屋上の扉が開いた音がした。俺はやべ!と思い起き上がる。そしたら扉の方から笑い声が聞こえる。俺が笑われてるのか?と思ったら俺が笑われていたようだ。酷いなぁと思いながらクラスに帰ろうと思ったらその女の子がまさかの話しかけてきた。しょうがなく話を聞くと、どうやら先程フラれたらしい。腹いせに屋上から叫ぼうと思っていたら俺がいたらしい。俺が主人公だったらここできっと「俺が彼氏になってやろうか?」などと気軽に言えたのかもしれないがあいにく俺はモブだ。モブの俺はその女の子にモブらしく名前を聞いた。その女の子は早乙女さんというらしい。下の名前はどうやら教えてくれないっぽい。しかしよく見ると早乙女さんも可愛い。短く切った黒髪に大きなリボンの髪飾り。そんな子が俺に話しかけてくれたのだから奇跡としか言いようがない。次の日から普通に早乙女さんは俺に話しかけてくれた。案外早乙女さんとは話が合うのですぐに仲良くなった。休日には二人で映画を見に行く段階まで仲良くなりもはや俺のこと好きなんじゃないかレベルになった時ある時学校でとある噂が流れ始めた。それは、早乙女さんは仲良くなった男を惚れさせ自分を大好きになった時にわざと離れて絶望するのを見るのが好き。というものだった。そんなわけないと内心俺は信じていたが少し疑っていた。しかしこの噂のせいで早乙女さんは女子のグループからハブられ男からは避けられた。早乙女さんと仲良くしている俺の噂も少し流れた。それは絶望させられる次の被害者は俺。というものだった。俺は当然イラついた。廊下を歩けばたちまち哀れみの目で見られるからだ。そこで俺は学校全員を敵に回すことにした....いと思った。実際俺にはそんな勇気はなく、早乙女さんは俺に会うたび俺に誤解だからね、と言う。もうこんな毎日いやだ。と思い始めた頃、とある女の子が解決のために動いてくれる。そう、姫乃さんだ。
前編ご覧頂き感謝です!
後編もぜひ楽しみに!
後編では一気に進む予定です!




