使い魔召喚
髪は一切の乱れがなく綺麗で白く腰までの長さまであり、とてつもなく肌が白く、腕を前に組んでいるその姿は、まるで人形としか言えなかった、そんな綺麗な生徒はウィンドレスに在籍するもの、しているものは、知らない事はまずありえないウィンドレス生徒会長 迅風寺 楓であった。何故生徒会長が最初に居るのかと言うと学園の最高権力は生徒会であり、教師は権力的に2番目なのである。
「満開の桜、とはなりませんでしたが、この生気がみなぎる春の日に、ウィンドレス入学式を挙行できますことは、私たち生徒会、教員、在校生にとりまして、大きな喜びでございます。
皆様には心からお礼を申し上げます。」
生徒会長の声はその見た目通り、妖精の様な清らかな声で耳を透き通る様な気がする程だった。そうか思いながら話を聞いた。
「それぞれの目標や夢、成長をつかむために、また、まだそれらが見つからない人は自分を見つけるために、日々精進していってくだいさい。本日は誠にありがとうございました。」
スタジアムのあちこちから拍手が聞こえた。
「では、在校生は教室に、新入生の方々は生徒会の指示に従い、使い魔召喚を行いください。」
そう言い生徒会長はスタジアムを後にした。
(おぉーッ!等々この時が来たか!)
使い魔召喚とは文字通り、使い魔を召喚する事、14歳で使い魔を使役できるのは学校がこういった事をしてくれるからだ、これは僕たちが何よりも楽しみにしている事でありもっといえば、5年間学校生活の中で一番大事な事とも言える。生徒会の指示に従いクラス別に使い魔召喚をする場へとやってきた。中は薄暗く最低限光があり、中央に召喚する為の魔法石があるというシンプルな構成だが広さらかなりなもので、召喚者以外は安全の為、防御結界があったりなどちゃんと考慮があった。
(まー確かにいきなり大きなモンスターが出てきて踏み殺されるかも知れないと思うと当然か。)
自分の中で自己解決をした。そうな事を思いながらクラスメイトを見た、ちなみに僕達のクラスは1ー4だ、人数としては31人いて、男女の比率はほぼ同じで若干女子がいいとかなっと思う程度だった。
(絶対髪が派手な奴は関わらないで過ごそう)
そう自分の中で誓った、その後は遠野達と再開し、召喚が行われるまでどんなモンスターが使い魔になるかなどを話した。そしてやっとこの時が来た。
「皆さん注目です。これから使い魔召喚をします。名前を呼びますので呼ばれたら来てください。では、まず、石井さんは前へ、その方以外は結界ないへ。」
それぞれ移動をした、呼ばれたのは女子で少しぎこちない歩きで魔法石の目の前に立ち、生徒会きらもらったナイフで少し血が出る程度に指を切りその血を、魔法石に垂らした、その瞬間、空気は少し魔法石に吸い込まれ魔法石がどんどん光っていき突如魔法石から煙がボンっと魔法石から出てきた。やがて、煙が消えていくと魔法石の前に毛はエメラルドグリーンでイタチのようなものがいた。その女子はとてと嬉しかっのか、涙目になりながら、優しくそのイタチの様な使い魔を抱きしめた。少し間を空けてから生徒会の人が口を開いた。
「あの、すみませんが、刻印に書いてある種族明を聞いてもよろしいですか。」
「あっすみません、えーと、種族目は妖精族でクーシーです。」
(おぉ!、クーシーか!)
クーシーは犬の妖精で。妖精たちの番犬とされていて、使い魔の中では、メジャーなモンスターだ。そしてさっき言っていた刻印と言うのは、使い魔を使役している人なら必ず持っているもので刻印は手の甲に出るものであり、刻印の線が多いほど使い魔にできるモンスターの数は増えるのだ。
「では、次の方どうぞ」
手際よく召喚が入れいく、自分番が来る前に遠近コンビ達は先に召喚をし終わった。近井は、天使族のエンジェルフィッシュだった。天使族は珍しいがエンジェルフィッシュは天使族でも はメジャーなモンスターだ、近井は女の子モンスターが出てきて欲しがってたが、エンジェルフィッシュが出てきた瞬間そんなの忘れたかのように喜んでいた。次に遠野は悪魔族のデビルポークだったこっちも同じを考えていたらしいが、結局同じだった。二人の使い魔自慢を聞きつつ他の人の使い魔も見ていた、獣族や魚族、鳥族、霊族なんかもいた、やはりモンスターが近くにいるとどうしてもワクワクしてしまう。そして、やっと自分の番がきた。
(どんなモンスターが使い魔になってくれるんだろう。できれば女の子の使い魔が来て欲しいなー)
と結局は二人と同じ考えがあった、
(まーそんな都合よく来るわけもないか。)
心の中で苦笑いをしながら手順通りに僕は魔法石に少し血を垂らした、煙が膨れ上がりやがて消えていく。僕はただ出てきた、使い魔を見ようと集中した。そして煙が消えるとその姿が現れた。海の様な水色のショート髪で、目は月以上の金色のとても可愛らしく綺麗な少女だった。




