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豊臣秀次
私は豊臣秀吉の姉…智の子として生まれた。
豊臣秀吉は叔父にあたる。
関白などになりたくてなったわけではない。だが、叔父の唐入りを止めねばと考えた。朝鮮がわが国を退ければ、明にわが国に攻め入る口実を与えるばかりか、他の国までも敵に回してしまう。いわば世界を相手にしなくならなければならなくなる。叔父の唐入りを止めること。関白として私がやらなければならないことだと信じて。
ああ…だけど何ということだろう。叔父に不満がいかぬように、諸侯に経済的支援をしたことが謀反の証とされてしまったのだ。それでも私が腹を切ればと…だが…私の死後…まさか、私の妻子までもがことごとく殺されてしまうとは…しかも…あれほど私が止めようとした唐入りもふたたび強行されてしまった。
私の考察
豊臣秀次は浅井家の家臣だった宮部継潤の養子です。宮部継潤から浅井長政の政策を学び、後に治めた近江八幡で結実したのではと思っています。




