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第5話 能力の確認をしよう

【まあまあそんなに神妙な顔をしないで!せっかくもうすぐ着くって言うのにそんな顔したら面白くないでしょ?ほら、笑顔笑顔】


そう言って神様は自分の手で口角を上げる仕草をする


「いや、別にお願いしたわけではないんだがな。それに、」


【ハイハイ、わかったわかった。ちょうど準備も完了したとこだし、ちゃちゃっと転送しちゃおうか。安心して、君が送るところは魔王城の周辺だから。そこで自分の能力を確認するといいよ。くれぐれも味方に使わないようにね?たまに話す個体もいるけどほとんどは魔王軍か野生の魔物くらいだから。見分け方は喋るかどうかだけど多分わかりやすいからいいかな?現魔王には伝えちゃってるから案外すぐ見つかっちゃうかもね?まあ、頑張ってね〜】


********************


「っと、到着したか。まずは適当に魔物を探して歩くか。」


〜1時間後〜


「ぜんっっぜんいねぇ〜〜」


どうなってんだよ。まじでいねぇぞ?というか歩きすぎて疲れてきたし。お、あれは川か?ちょうどいいからそこで一休みするか。



グオオ゛ォォォォォオ゛オ゛オ゛


「なんだなんだ?」


見ると3mはゆうに超えているであろうクマらしき何かを見つけた。


「これ、完全に見つかってるよな?仕方ない、先手必勝《力の簒奪》」


グォ?


ん?なんかいきなり力が出てきたぞ?


………ピコン


ハングリーベアの『力』を奪います。

………『攻撃力』『生命力』『体力』を奪いました。自身へ換算されます。


なるほど。《力の簒奪》は相手から何かしらの『力』を奪う能力か。どれくらい奪うのだろうか?


「おっと、」


ガシッと襲ってきたハングリーベアの手を掴んでみるといい感じに同じくらいだった。


「多分だけど奪う量としては半分くらいかな。強いじゃないか。奪うものはランダムかどうかわかんないが複数奪えるのもいい。それだけで相手の優位に立てるからな。よし、なら次は、《欲の暴走》」


グォォォォォォォオォオ


なんだ?急に力が強くなったぞ?どう言う能力なんだ?いや、まさか、


その場から離れるとハングリーベアはいきなり木を折ってはこちらへ投げ出した。


「うーん、今のところ推測でしかないが多分何かしらの『欲』を増幅させるんだろう。こいつは確かハングリーベアっていう名前だし、食欲が暴走しているのかな?というかしつけぇな、使う相手を考えなきゃいけないタイプか」


しっぱいか?と思っていた矢先ハングリーベアはいきなり倒れてしまった。


「あ、もしかして食欲を暴走させたから腹が減ったのかな。それに食欲を満たすことしか考えれないから自身の体力を顧みないと、」


いろいろ考えをまとめているとハングリーベアは息絶えていた。


あれ、一気に力が抜けたような?まさか相手を倒したら力は消えてしまうのか?この倦怠感はやばいな、、とりあえず、み、水、、を、、、


「なんだコイツは、珍妙な格好をしておって。そういえば神とやらが異世界人を連れてくるとか言っておったな。まさか、わしのところに来るとは、ちょうど倒れておるしそのまま城に連れて帰るか。ん、あれはハングリーベアか。この森じゃ強い方だというのに、こやつ、なかなか鍛えがいがありそうじゃな。」


鼻歌交じりに元気よく《《魔王》》は帰って行った。

********************


【あれ?なんか違う魔王に連れてかれてるような?移動する方向が間違ってたのかな。あれは、第五階位魔王のヘスティアか、まあ、仕方ないそのままにしてよっと】




ちなみに魔王は5人、人間の王は7人くらい居ます。


最後までお読み下さりありがとうございます!気に入ってくれたら幸いです。いいね、星、レビューしてくれたらものすごく喜びます。気に入ったらフォローもお願いします。

初投稿です!稚拙な文章ですが、できる限り頑張りますので応援よろしくお願いしますm(_ _)m

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