表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/44

第36話 勇者たちの成長-花王の塔編-

(side南賢人)


俺たちは花王の塔というところの攻略をするらしい。由来はその塔の周辺、塔の内部に至るまで花が咲いているからだそうだ。ちなみに可愛いとか思ってなめてかかったら普通に死ぬらしい。そもそも塔の外部まで影響を及ぼしている塔なんて極小数らしい。他は周りが溶岩だらけだったり湖を作り出してその中心に立つ塔もあるらしい。階層は驚異の78階層。50階層くらいって言ってなかったっけ?まあ今回はその内の5階層までしかいかないそうなので気にしない気にしない。


「あ、お前ら塔だから中は小さいとか思ってそうだから言っておくけど塔の内部はこことは別世界くらいに広いからな。だいたい1階層につき一日二日はかかるぞ?」


………不安しかない。


********************


「よぉし、着いたな〜。じゃあ今回の目的について話そう!ズバリ!お前らを戦闘慣れさせるということだ。そこ!そのまんまじゃねとか思うんじゃねーぞ!俺は分かるんだよ!まあいい、とりあえず俺と賢人で最初の方は戦い方を教えてやる。南は体で覚えろ!」


「そ、そんな〜。なんでですか!」


「俺が回避主体のだからだよ!お前は魔法しか使えない貧弱なんだから前線で戦い方を覚えろ!続けるぞ。1階層の敵を大体倒したところで俺は下がる。お前らだけで何とかしろ!以上!質問はあるか!あっても知らん!行くぞ〜!」


「なんで聞いたし。というかなんでこの人テンション高いんだ?」


「彼は戦いが好きですからねぇ。まさか戦闘向きじゃない能力をここまで戦闘に活かすとは、恐ろしい人です。」


「そんなんですか。えっと、シャールさん。」


「そうよ。彼の能力は『直感』。でも恐ろしいのはその直感の的中率よ。大体の人が3割程度の的中率に比べてあの人の的中率は9割を超えるわ。」


「そんなに!?同じ能力でも個人差とかあるんですか?」


「ええ、ありますよ。彼の指示に従えば大体のことは当たるのでしっかり聞くといいですよ。」


「分かりました。ありがとうございます。」


というか能力に個人差とかあるんだ。初めて知ったな。じゃあ俺たちの能力に……


「おーい賢人、何シャールさんと話し込んでんだー!?〇〇〇〇〇〇(ぴーーーーー)されたくなきゃとっとと来やがれ!」


「なんでちょっと話しただけなのにそこまでされるんですか!言いすぎてません?」


「ははは、悪いな。ほら緊張も和らいだことだし、とっとと行くぞ。」


まさか俺の緊張が伝わってきたのか?……直感、恐るべし。


「まずはここにいるモンスターについて実践を交え紹介しよう。まずはこいつ、ウッドシェーマだ。ただの木に見えるが近づいたら絞め殺されるぞ。だがここら辺は力が弱いから何とかなる。可哀想だな!」


「ちょっとやりたいことあるんだけどいいかな?」


「なんだ東森、やりたいことって?」


「そんな大層なことじゃないわよ。ただ魔法を使うだけ。ほら、私の能力って炎系の能力だしさ、城とかであんまり使えないわけじゃん。だからここで思いっきり使ってみようかなって。」


「俺はいいけど、どうしますジーザンさん?」


「まあいいだろ。ここなら川も近いしすぐに鎮火できるだろ。いざとなったら蝶子にやらせればいい。」


「急に私?嫌よ。めんどくさい。」


「はいはい。そっすか、まあいいや。思いっきり打っていいぞー。……じゃあ俺は逃げる。」


「はあ!?なんで急に逃げるんだ……」


あれ?シャールさんは!?逃げ足早っ!


「いい?やった〜!じゃあさっそく、行くね〜。『最大熱射オーバーヒート』!!!」


ドオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ン!!!


これはやりすぎだろ!!!耳が〜。というかウッドシェーマはどうなった!?


「あれ!?森は!?さっきまでちゃんとあったよね!?川も蒸発しちゃってない!?」


「アウッ、疲れた。もう無理、動けない。」


「当たり前だ。そんな馬鹿でけぇ魔法打ったらこうなるに決まってんだろ。」


「というか森に入っている人とかいるんじゃないんですか!?助けに行かなくちゃ……。」


「ああ、今回は貸切だよ。嫌な予感がしたもんでな。国王様に頼んでおいたんだよ。」


「恐るべし直感。」


「というかここまでとはな。さすがに直せないな。蝶子、任せた。」


「嫌だからめんどくさいって言ってんじゃん。」


「今じゃない。どうせ今ので森の全生物が消えただろうし1階層にいる意味はねぇ。本当はここで長くいるつもりだったんだがまさかこんなことが起きるなんてな。2階層に行くまでに直してくれたら早く帰れるぞ。」


「ダンジョンなんだから放っておいたら直るんじゃないの?」


「規模を考えろあほ。こんなんサクッと直せるわけねーだろ。早くやんねーと3階層くらい増やすぞ〜。」


「!?それは嫌だ!はあ、早く帰りたいし、仕方ないなわかったよ。」


2階層への道を見つけるのにまた時間がかかるのを僕達はまだ知らなかった。いや絶対ジーザンさん遠回りしたでしょ。


「遠回りなんてするわけないだろう。俺を信じろ!」


「なんで当たり前のように心読んでるんですか!?」


「いやはや、あまりにも強く感じ取ってな。」


怖いなぁ。というか今更だけど大丈夫か?1人は倒れてはじめにおぶってもらい、なんかずっと気怠そうにしていて、もう1人は全く喋んないし、護衛の人は護衛の人でなんかやばいし、ホントに大丈夫かなぁ。


「よし、入口も見つかったし行くか、あ、蝶子アレやっといてくれ。」


「ハイハイ、言われなくてもわかってますよー………ッチ。『回帰』」


おお、森が戻っていく。というか今舌打ちしなかった?もういいや。


第一階層攻略完了。


大丈夫ですかねぇ( ^ω^)


お読み下さりありがとうございます!

是非、評価等をしてください!喜びます。

拙い文章ですが精一杯頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ