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第28話 最良の選択

(side白根和葉)


正直なんでこうなったのかよく分からない。まさか初めて出会ったクラスメイトが魔王になっているなんて思わないでしょ。攻撃された時も何が起こったか分からないまま倒れてしまった。そして起きたと思ったら今度は仲間になれ?もう色々と情報が入りすぎて分からない。でも、話を聞いてて分かった。春斗くんは確実に私たちのことを調べ上げて念入りに準備してことを進めていたんだ。

どうやって王様を確実に倒すかだけを考えて。


「ねぇ、どうするの?」


「どうするって何が?」


「逃げるに決まってるでしょ!?今は七葉とか言うやつもどっかに行ったし、私のチャームで封じたらすぐ逃げれるよ。」


ああ、やっぱりなほっちは逃げようとしてるんだ。でも無理なんだろうな。


そう思ってると沙耶香はすぐに答えた。


「やめておいた方がいい。」


「はぁ?なんでよ!今しか逃げれないんだよ!?」


「なら菜穂はここがどこなのか分かるのか?どうやってあの国に戻るんだ?」


「それは…!……そんなの逃げてから考えればいいじゃない!」


「向こうは速さも強さも段違いだ。私たちが束になってもね。そんな強敵相手に逃げれると思う?私は無理だと思うね。大人しくして置いた方がいい。」


「分かったわよ。それとちょっと言い方がキツかった。……ごめん。」


「いいよ。いきなり連れてこられたんだ。混乱して当たり前だ。」


「それはそれとして、あの要求の中でどれを選ぶか、よね。」


なほっちも落ち着いてから、みずっちが話し始めた。


「正直1番安全なのはこのまま七葉くんに着いて行くことと思うんだよね。女王になるって言ってもよくわからないし。でも戦争が終わって何処かに行くのは無理だと思う。狩りとかしたことないし、私たちが太刀打ちできない魔物もいるかもしれないよ。」


「概ねみずきと同じ意見だが私の予想が正しければあいつはどっちを選んでも私たちをコクレン国の重鎮以上の地位に置かせると思うよ。」


「春斗くんの思惑がしれたらいいのにな。」


「まあまだ時間はあるはずだ。焦らずゆっくり考えよう。それにあいつがきたなら色々聞けばいいさ。」


********************

(2日目)


昨日と同じように話し始めた。でも1日目と違う点としてはみんなが余裕を持ち始めたことだと思う。

しっかりとしたご飯はくれるし、トイレも個室としてある。日本の時よりは質素だけれど布団もあるしでものすごくいい待遇だ。


「う~ん、正直私は女王なんて無理すぎるから春斗くんについて行きたいんだよね。」


「あたしもそう思う!でももしついて行くことになったならあたしたちはどうなるんだろう。それにコクレン国の人達も気になるなぁ。」


「そうだよね、でもあの雰囲気では私達もコクレン国の人達も悪いようにはしないんじゃないかな?でももう1人の魔王が分からないな。」


「確かに。七葉くんよりも強いし、コクレン国にいた時に攻めてきたこともあるしかなり喧嘩っぱやいんだと思う。」


「そうだな。だがあれは今回だけの協力とも言えるしいいんじゃないかな?それよりも私達の問題だ。正直あいつの思惑が分からない以上これ以上考えるのは無駄だと思う。なぜ和葉を女王に選んだのか。単に能力だけを見て選んだならそれでいいがどのような条件を呑ませてくるかわかったもんじゃない。だからあいつに質問して納得してから選んだ方がいい。」


2日目にして大方の方針が決まった。あとは春斗くんが帰ってくるのを待つだけだ。それまでは狭いけれどいい待遇のこの牢屋で待っていよう。


********************

(sideナノハ)


「あれ?もう方針が決まった?」


5日6日くらいはかかると思ってたんだけどな。ああでも色々聞きたいことがあるとか言ってるようだからそれ聞いてから決めるんだろうな。それはそれとして逃げないようで安心したよ。もし逃げたらこの森探すのなんて時間がかかりすぎて大変だからね。あ、もうすぐ着きそう。最近ずっと翼を使ってるからかどんどん早くなって言ってる気がするな。いや、慣れたのかな?まあいいや。あ、デーテルいた。


「おーいデーテル。今の戦況はどうだ?」


「今は我々の戦力が1割程の損失、向こうの戦力は5割程削っています。」


「あの人数差でよくここまで被害を抑えているな。」


「相手が弱い者ばかりもありますね。能力者の中で一番多い能力は魔法に関係する能力ですからね。大体が後方にいるんですよ。ですのでこれからさらに辛くなると思っていいでしょう。それとコクレン国の国王が戦場に姿を表したとの情報も入っています。相手はあれでも七皇の1人です。注意しておきましょう。」


国王、ついに現れたか。ここが正念場だ。絶対にコクレン国の国王を倒す。まずはあいつを倒す舞台をつくらなければな。


お読み下さりありがとうございます!

是非、評価等をしてください!喜びます。

拙い文章ですが精一杯頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

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