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モフモフの魔導師  作者: 鶴源
727/729

727 出入り禁止

 麗しい猫獣人キャロルは、ウォルトが調合した薬を花街に持参した。


 お茶を飲みながらリタと1対1で話す。


「キャロル、すまない」

「気にすんじゃないよ。アタイは飛脚代わりさ。夜鷹はどうなんだい?」

「具合が悪そうだ。直ぐに飲ませるよ」

「調合したのは薬師じゃない。いいのかい?」

「皆に説明するから大丈夫だ」


 まぁ、訊くまでもなかったかねぇ。


「キャロル。今回の礼は?」

「いらないに決まってるだろ。アタイは持ってきただけだ。さっさと飲ませて楽にしてやりな」

「そうか…。ウォルトと会ったか?」

「あぁ」

「なにか言ってたか?」

「もう花街には行かないとさ。アンタも聞いたろ?」

「あぁ…。でも、勢いで言ったのかもしれないと思ってさ…」

「ウォルトに限ってそれはない。アンタはやりたいようにやった。夜鷹にも柵や都合がある。それだけのことさ」

「そうだとしても…ね」


 顔にも声にいまいち覇気がないねぇ。


「普通にしてりゃいいさ。気に病んでんのかい?」

「調子に乗ったよ。ウォルトは何度も助けてくれたから、また頼めるだろって」

「甘いね。弟分と付き合うのは、簡単なようでちょいと難しいのさ。慣れるとどうってことないけどねぇ」

「昔から知っているからこそだな」

「人ってのは、損得で付き合っていくのがほとんどだ。けど、そんなのウォルトには通用しない。やりたいようにやるだけだからねぇ。物事を頼むにも忍耐が求められるんだよ」

「耐えなきゃいけないのか?」

「礼はしないのが基本。するならよく考えて程々に。こっちの都合なんてお構いなし。礼をするのに我慢しなくちゃならない。普通ならおかしいだろ?」

「確かに。無理やりお礼したらどうなるんだ?」

「できない。そして手伝ってくれなくなる。コイツは面倒くさい奴だ、ってね」

「理不尽すぎるだろ…。我が儘で人の好意を無視するのか」


 リタの考え方は当たり前で、大半はそう思うだろうねぇ。ウォルトの性格は理解されにくいのは確かだ。


「本人は認めないけど基本的にはお人好しさ。ウォルトの言うお人好しってのは、自分の意志に反してでも嫌なことを受け入れる奴のことだ。アタイらは、誰彼構わず助けたりする奴のことを言ってる」

「意味が違うってことだな。ウォルトは、人助けはしても気分次第では見殺しにする」

「そうさ。気分屋な奴がお人好しかい?」

「それはない。人間の言う謙遜ってヤツだと勘違いしてた。こっちの都合を汲んでくれってのがそもそもの間違いだ」

「ウォルトにも情はある。でも、それ以上に自分勝手なんだよ。今回は前もって話しておけば違ったかもしれない。いきなりってのは乱暴すぎたねぇ」

「男ってのはこんなもんだ…って思い込んでしまったよ。枠にはまらない奴もいるのに」

「アンタらはしょっちゅう仕事で見てるからしょうがない。外見と中身が全然違う男もいるだろ。ウォルトもその1人さ」


 いやに丁寧で、人間のようだと錯覚する。けど、ウォルトは紛れもなく獣人だ。


「ウォルトをお人好しだと思ってる奴は、大抵勘違いしてる」

「耳が痛いな」

「コレだけは言っとく。ウォルトは昔から優しくて、ちょいと捻くれてるけど紳士ってヤツだ。ヘソ曲げるようなことさえしなきゃ頼れる弟分だよ」

「曲げさせたらどうすればいい?」

「繋がるきっかけを待ちな。それか縁を切ればいい。アタイが思いついても、アンタがやるのは無理だ。頑固なんでね」

「誰だってこんな終わりは嫌だろ。恩を返してない」

「ウォルトは恩なんて売ってないんだよ」

「こっちにはあるんだよ!姉貴分から強く言ってくれ!」

「それこそ無駄さ。ウォルトは『薬を作らせてもらった』と思って、むしろ感謝されてんだ」

「はぁ~…。キャロルもおかしいと思ってるんだろ?言ってくれって」

「嫌だね」

「体よく使ったみたいで嫌なんだ。使われる方だってそうだろ」

「アンタの罪悪感なんて関係ない。ウォルトは自分が納得したら終いさ」

「簡単に割り切れないって」


 ハッキリ言ってやらなきゃわからないのかねぇ。付き合いが浅いのにわかれってのは酷か。


「アンタは線を引かれたんだよ。付き合っていけないってね」

「なんでだ…?」

「当たり前だからさ。アンタは悪くない」

「意味がわからない」

「ウォルトが王子とやらを殴ったとき、がなったんだろ」

「アレはウォルトが悪いっ!外でやれば文句は言わなかったよ!ケンカするにしても、時と場合がある!」

「言ってることは間違っちゃいない。けど、殴ったのには理由があるのさ」

「無意味に殴る奴なんているか!誰だってそうだろ!叱られて「ウザったい」って開き直るなら、子供よりタチが悪いぞっ!!騒ぎを治めるのも結構な手間だったんだっ!」

「店でケンカなんてよくあることだろ。ウォルトの事情を訊こうとせず、自分の都合だけ押しつけた」

「いきなり人の店に来て、暴れるのは我が儘じゃないってのかっ!?勝手すぎる理屈だっ!」


 はぁ。疲れるねぇ。


「同じことを何度も言わせるんじゃないよ。ウォルトはそういう獣人だから、気に入らないなら縁を切れってんだ」

「極端すぎる!なんでそうなるんだ!?」

「アンタらは困った客に出入り禁止って言い放つだろ?やりゃいいじゃないか。なにを目くじら立ててんだい」

「ぐっ…!」

「厄介だと思うなら放っとけばいい。客が来なくなったとか、店を壊されたとかなら償わせな。ウォルトは喜んでやるよ」

「客も減ってないし、壊されてない」

「怒りに身を任せてたら、店が潰れて王子は死んでるだろ。アンタの店で、子供もいたから気を使ったんだ。迷惑かけられたって騒ぐのは当たり前で、だから付き合うのが面倒くさいんだよ」


 全然納得してない顔だねぇ。


「アンタは滅多にウォルトに会わない。なにも変わりゃしないさ。いざってときだけ頼るつもりならやめな。同じことを繰り返して余計に関係が悪くなる」

「縁ってのは簡単に切ったりするものじゃない。繋がりがあってよかったと思うことは必ずある…。身を以て知ってるんだ」


 リタはサマラと縁があってウォルトと知り合った。だから病も治って今も元気に夜鷹をやれてる。まぁ、他にもあるんだろ。


「だったらそうしな。止めやしない」

「考え方が違いすぎる奴と、どうすれば上手く付き合えるんだろうな…」

「知らないよ。アタイは単にウォルトが好ましいだけさ」


 昔は魔法なんて使えなかった。器用さも料理ができた程度。今さら色眼鏡で見たりしない。ただ、後から知り合ったのに、4姉妹みたいに性格を理解してくれる奴がいると嬉しくなる。


「ウォルトの周りに人が増えても、一面しか見てない奴が多すぎて、隠してもない性格に気付いてから騒ぐ」

「気付かないって」

「ウォルトの魔法や器用なとこ以外に目を向けようとしないからだ」 

「しょうがないっての!見たことも聞いたこともないことを軽々こなすんだ!驚いて魔法や器用さが気になるのが普通だろ?!しかも、控え目な反応ばかりだから勘違いもするさ!」


 うるさいねぇ。病人が起きちまう。


「とにかく薬は渡した。後は好きにしな」

「最後に教えてくれ。なんでウォルトは薬を作ってくれたんだ?」

「なんのことだい」

「アンタが頼んでくれたんだろ…。ありがとう」


 言わないでくれって約束は守る。アタイの我が儘に無条件で応えてくれた礼だ。しらばっくれさせてもらう。


「世に出れば活躍できる獣人が偏屈になったのは、アンタやサマラのせいじゃないか?我が儘を認めすぎて」

「本人は世に出たがってないし、アタイは人を正せるような立派な獣人じゃない」

「世界に名を売れるくらい凄い獣人なのにな」

「さてね。褒めてるつもりなら本人に言いな」


 リタはなにもわかっちゃいない。言うだけ時間の無駄だった。なんで他人の人生に華を求めるのか。華やかに生きるのは、自分がやらなきゃ楽しくないだろうに。


 ベラベラとウォルトの気持ちを代弁したけど、全部アタイの予想だ。まぁ、合ってるからいいか。自信しかない。

 

 

 ★



 すっかり回復したオーレンは、お礼の言葉を伝えるタメにウォルトの住み家を訪ねた。


 やかましくなりそうだから、ウイカとアニカには黙ってミーリャと一緒に来た。バレたときはバレたとき。


「ウォルトさん。ありがとうございました。おかげさまで全快です」

「気を使わなくていいのに」

「使ってません。俺の気が済むんで。元気すぎて腹が減って、ご飯をご馳走になりに来ました」

「それは嬉しいな」


 ウォルトさんへのお礼は言葉程度に留める。さらに、好きなことを催促すると喜んでもらえる。もう慣れたモノだ。ミーリャと一緒にご相伴に与る。


「美味い!」

「美味しいです」

「口に合ってよかった」


 お世辞じゃなく美味すぎる。


「ウォルトさん。ナムプールの王子を殴ったらしいですけど、衛兵とか大丈夫だったんですか?」

「今回はボクから仕掛けたから、捕まっても仕方ない。久しぶりに拘束されたけど、一時的だったし、結局お咎めなしだったよ。相手が口を割らなかったらしい。ボクにやられたって意地でも言いたくなかったみたいだ。自首したのに衛兵が困ってたね」


 平然とお茶をすすってるけど、結構なことをやらかしてる。外交問題とかになりかねない…って思うのは平民の感覚なのか?

 詰所で知り合いの衛兵に事情を伝えて、取り調べが始まるまでウォルトさんは自ら牢に入ったらしい。


「ウォルトさん。もしかして、裁判にかけられたいとか思ってます?」

「よくわかるね。一度は体験してみたいと思ってる。場の雰囲気を味わって、『被告』って呼ばれてみたい」


 やっぱりな…。らしいというか。その内、詰所に出禁を食らいそうだ。


「とにかく今回は解毒できてよかったよ」

「ナムプール人はわざと粗悪品を売ってたワケじゃなかったんですよね?」

「広めて売りたかったみたいだ。ただ、カネルラ国民と体質が違うことをわかってない。生き血は精力剤に使われることが多いけど、他にもっといい素材がある」

「私は精力剤っていうのが安直な気がしてます」

「薬は必要な人が限られるけど、精力剤はどの国でも売れるって衛兵が言ってた。儲ける狙いとしては間違ってないのかな」


 いつまでも元気でありたい気持ちはわかる。ミーリャには言えないけど。


「オーレンさん…?」

「どうした?」

「…なんでもないです」


 最近のミーリャは俺の心を読もうとしてくるけど、ウォルトさんみたいにわかりやすくないみたいで助かってる。


「カネルラだけじゃなく、ナムプールの王女とも知り合いだったんですね。どういう知り合いですか?」

「たまたま知り合って、少しだけカネルラ刺繍を教えたんだ。今頃ナムプールで独自に発展させてるかなぁ」

「どんな人でした?」

「闊達で華やかな人だったね。婚約者を殴るような豪快さもあったり」

「えぇっ?!」

「ナムプール人は力が強い。舐めてかかった獣人が一撃で吹き飛ばされた。オーレン達も知っておくだけで違うよ」

「ケンカする機会がないと思いますけど…」

「ふふっ。知らずにナンパしたらぶっ飛ばされてましたね」

「しない!」


 まったく。


「ウォルトさん。後で私の盾の調整をお願いできますか?」

「曲がったの?」

「いえ。硬すぎて、私レベルの冒険では変形する気配がないです。ただ、使っててもう少しだけ小さい方が扱いやすいことに気付いたんです」

「なるほど。調整しよう。オーレンはいいの?」

「俺の盾はバッチリです」


 ウォルトさんが作ってくれた盾は「いい盾だなぁ…」と冒険者仲間からも羨ましがられる。誰が作ったのか教えられないのがちょっとだけ心苦しい。


 食器の片付けを終えてから離れに移動して、ミーリャの盾を調整してもらうことに。ウォルトさんは嬉々として準備を始めた。

 見たこともない魔法と工具を使って調整していく。ミーリャの意見を細かく確認しながら納得の仕上がりに。


「完璧でイメージ通りです。ありがとうございます」

「よかった。表面の細かい傷も研磨できるよ」

「冒険の思い出なんで残したいです」

「気持ちはわかるよ」

「そういえば、ロックが魔装備の杖を欲しがってるんです。私は魔法を使えないんでわからないんですけど、利点がありますか?」

「魔法使いの特性に合っている杖は強力な武器になるよ。試作した杖があるんだけど……」


 ウォルトさんは細い杖を取ってきた。俺の剣と同じくらいの長さか。前に見た魔力を流すと雷魔法に変換される杖とは違う形。

 

 ミーリャが受け取った。


「…見た目よりかなり軽いですね」

「外見は硬いっぽいけど、白銀やミスリルを使ってて中は空洞なんだ。軽い方が素早く構えられる。威力が必要な剣と違って質量は問題じゃない」

「どんな効果があるんですか?」

「この杖はボクが使うことを前提に作ってるんだけど、ちょっと表で見せようか」


 更地に移動する。


「『炎』を詠唱して杖を通して発動するから、よく見てて」


 ウォルトさんは上向きの掌に小さな炎を灯す。そこに杖の先を重ねると…。


「どわあぁっ…!!」


 巨岩のような炎が前方に放たれた。ミーリャも驚いて固まってる。


「ボクの魔力限定だけど、杖を通すことで増幅に増幅を重ねる仕様なんだ」

「私の予想を超えてました…。魔法を無限に撃てるじゃないですか」

「遊び半分で作った習作だし、使うことはまずないけどね。こんな具合で、杖はその人に合ったモノなら強力な武器になる」

「今度ロックを連れてくるので、話を聞いてもらえませんか?」

「いいよ」

「ありがとうございます。ウォルトさんは、魔法を磨きたいから杖を使わないんですよね?」

「そうだね。ボクは怠けてしまう。ただ、魔導師っぽくて格好いいし、使うことは否定できない」

「ロックがどうするか楽しみです」


 ミーリャとしては、「杖なんて必要ない」って鍛えてほしいんだろうな。でも、俺はロックの気持ちがわかる。男ってのは武器が好きだ。色々と使ってみたいのは理屈じゃない。


「調整した盾を使ってみたいので、ウォルトさんと手合わせしたいです」

「いいよ」

「俺もやります。3人でやりましょう」

「わかった」


 その後、俺とミーリャが疲れきって動けなくなるまで手合わせしてもらった。


 そろそろBランクに昇級…って思ってたんだけど、いつもと同じ結果か…。まだまだ鍛えないとな。

 駆け出しの頃から俺達の知識と強さを1番知ってるのがウォルトさんで、手合わせすると自信をもらえたりなくしたりする。

 昔から凄い魔導師だったけど、魔法の他に剣術や体術も磨いてさらに凄い猫人になった。強者なのは間違いないのに、能力が異質すぎて誰とも比べようがない。まさに唯一無二って言葉が似合う。


 ちょっと前にスザクさんが言ってた。


「ウォルトは自分が強いことを自覚したら成長が止まりそうな気がするんだ。どこまで行くか見たいから、頼むよオーレン」

「頼むって言われても…」

「ボクはまだまだだ、って常に思わせてくれ」

「俺だけじゃ無理です。スザクさんも協力してください」

「俺はできないなぁ」

「なんでですか?」

「ウォルトと手合わせするとムキになってしまう。なんとか抑えてるけど、止まらなくなりそうでなぁ。本気でヤルのは、もうちょっと先にしたいんだよ」


 ハルトさんも同じらしい。スザクさんは飄々として笑ってたけど、本音だと思った。

 


「ウォルトさん」

「ん?」

「お願いがあります。今から俺と……真剣勝負をしてもらえませんか?」

「手合わせじゃなくて?」

「はい」


 ウォルトさんは綺麗な碧い目で俺をジッと見つめてくる。俺も目を逸らさない。


「…わかった。やろうか」

「ありがとうございます」

「オーレンさん…」

「大丈夫だ」


 いつまでも師匠に甘えてられない。尊敬しているからこそ真剣に挑むんだ。


 再び対峙すると…気配が今までと明らかに違う。表情は変わらないのに、未知の化け物と向き合っている感覚。

 歯を鳴らさないよう食いしばって…ウォルトさんからもらった愛剣を構えた。


 1つ大きく息を吸う。


「いきます…」

「いいよ」


 俺の現在地はどこなのか…。近付くには…まず己を知ること。


「うぉぉぉっ!!」


 ウォルトさんに向かって駆け出した。





「ホントに一瞬でしたよ」


 フクーベへの帰り道でミーリャが結果を教えてくれた。俺は駆け出した後の記憶が一切ない。無詠唱の魔法か技能で吹っ飛ばされて、木に激突して気絶したらしい。

 ウォルトさんは直ぐに治癒魔法を使ってくれて、住み家に運ぼうとしたミーリャに「ボクにやらせてほしい」と頼んだと。

 目を覚ましてからはまたご飯をご馳走になって、いつもと変わらず笑って別れた。お互いちょっとだけぎこちなかったかな。


「師匠に真剣勝負を挑んでどうでしたか?」

「どうもこうもない。ただ、大きな差があることだけわかったよ」

「手合わせの直後だったし、回復もなしで無茶ですよ」

「わかってたけど、思い立ったときにしか頼めない。時間を置くとビビってた。まさか…一撃とは思わなかったな」

「ウォルトさんは指一本動かさなかったです。オーレンさんが勝手に吹っ飛んだように見えました」

「…そうかぁ~!やっぱり凄い人だぁ~!!」


 声を張り上げると気分が晴れた。


「負けたのにいい顔してますね」

「ウォルトさんは人の心が読めないって言ってるのに、きっと俺の気持ちを理解して受けてくれたんだ。すげぇ嬉しいよ」

「次は勝ちたいですね」

「あぁ。もっと鍛えて勝つぞ」

「ホッとしました。なにもできなかったから、かなり落ち込むかもって思ってて」

「負けるのは仕方ない。いつもより倒れるのが早かっただけだからな」

「前向きでいいと思います」


 憧れてばかりじゃダメだ。追いついて追い越さないと、教えてもらってはかりから脱却できない。


 まずBランクになる。冒険して、腕を上げてまた挑戦だ。

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