722 監獄に潜入しよう
マサイトロックの入口付近で、アムランはサバトと作戦会議。
「上手く発見されずに近くまで来れました。でも、どうしても侵入する時は目立ってしまいますね。サバトさんはどうお考えですか?」
「ボクが思う侵入ルートは幾つかあります。門を破壊する、壁を乗り越える、堀から地面を削りながら地下を進む。他にもありますが、最も発見されにくそうな手段は…」
聞いて納得できた。
「賛成です」
「ただ、ちょっと時間がかかるかもしれません。門を破壊するのが手っ取り早いです。それでもいいですか?」
「慎重に行きたいです。ステファニア様の関係者だとバレて、より悪い状況に陥らないタメにも」
こうして実際に監獄を目の前にすると、私の案は無謀でしかないと思い知らされる。建物に辿り着く前に捕らえられていただろう。
サバトさんの意見に賛成して、森に身を潜める。すると、30分ほど経って警戒員らしき者が姿を現した。
「監視櫓の監視員が倒れていたと聞いたが、巡回も誰もいない」
「なにか起こっている。直ぐに上に報告しよう」
会話からして、サバトさんの狙い通り。
『後を追いましょう』
サバトさんは魔法で意識を繋げてくれている。魔法を使えない私は答えることができないけど、言葉を発する必要がなくて楽。
姿と足音は魔法で消していて、少し離れて急ぐ男達を追跡する。サバトさんの姿も見えないけど、「すぐ傍にいるので安心して下さい」と言われてる。信じるだけ。
『アムランさん。止まりましょう』
男達は、門からずっと西側に移動して、ある地点で足を止めた。周囲を警戒するように見渡す。
急に堀に小さな橋が架かり、橋を渡った男達が外壁に触れると姿が消えた。橋も消滅する。
『やはり魔法で出入りしていましたね。少し急ぎます』
コレもサバトさんの予想通り。巡回の交代か、異常に気付いて確認に来る者がいるはずで、おそらく監獄の敷地から出てくるはず。
出入口を特定できたなら、後は手段を看破する。そうすれば、最も安全に潜入できそうだと提案された。
また橋が現れ、見えない手に優しく手を引かれる。魔法を解析できたんだなぁ…と感心している暇もなく、一瞬で景色が塀の内側に。
『おっと…』
急にサバトさんに脇を抱えられて、思わず声が出そうになる。
私達……浮いてる?
『敷地内には魔法結界が展開されていますね。地面のみなので、感知されないよう魔法で浮いています』
抱えられたままコクリと頷いた。わかってくれるかな?
「周囲に人はいないので、小声なら話してよさそうです」
「わかりました」
「複雑な術式の結界ではありませんが、動くモノを感知することに特化した結界です。このまま建物の入口まで移動しましょう。風を操作するので、しばらく動かないで下さい」
風に乗るように空中を移動し始めた。私には理屈なんてわかりようもなくて、ただ凄い。
「慎重に移動しながら建物に入る方法を考えましょう」
「はい。さっきの人達、どこに行ったんでしょうか?全力で走ったとしても監獄に入るには早すぎませんか?」
私達が敷地に入った瞬間から姿が見えなかった。塀から建物まではかなり距離がある。どうやって消えたのか。
「彼等は魔道具を使用して移動しました。塀の内側ではなく、おそらく建物の中へ。空間魔法ですね」
「でも、私達は塀の内側に移動しましたよね?」
「短い距離しか移動しないよう魔力を調整しました。奴らと同じ場所に出たら、いきなり囲まれたりして危険かもしれません」
サバトさんって…本当に冷静だ。急がないし焦りもしない。
「サバトさん。今後の行動について、お任せしてもよろしいですか」
「ボクの案に乗るということですか?」
「はい。私よりサバトさんの方が状況を読んでいて、救出できる可能性が高まると判断しました。勝手過ぎるお願いで申し訳ありません」
「無茶なお願いをするかもしれませんよ」
「承知のうえです」
「わかりました。では、少し調べます」
建物を1周するように移動しながら、サバトさんはなにか呟いてる。建物に付与されている魔法を解析してるっぽい。情報を集めてるんだ。
「詳しくわかりましたか?」
「建物には素晴らしい魔法が付与されています。全て解析するには時間が必要ですが、外側だけはほぼ掴みました。始めたいと思います」
「なにを?」
突然、外壁の外で大きな爆発音が響く。
「きゃあっ…!」
「静かに」
慌てて口を塞ぐと、建物の鉄扉が開いて中から人が飛び出してきた。剣や槍を持った戦闘員らしき者から、魔導師のような格好をした者までいる。
「戦闘員は外へ向かえ!」
「半分は残って敷地内も捜索しろ!」
「異常を発見したら直ぐに報告!」
想像してたより行動が早い。私の作戦だったら、直ぐに捕まっていた未来しかなかった…。
『混乱に乗じて中に入ります』
陽動作戦なのはわかった。どうするつもりだろう。
私達は地に降り立つことなく、出てくる者達の頭上から中に入る。大扉だからできることで、気付かれてない。
ゆっくりと通路を移動して、天井が高くなっている場所の天井すれすれで静止した。
『建物内の構造を魔法で調べます。今のところ中には結界が展開されていませんが、念のためこのままで』
サバトさんの姿は見えない。でも、近くにいてくれるだけで安心感がある。
この人……やっぱり凄すぎない?
私達がどうやって浮いてるとか、建物の構造をどうやって調べているかとか、わからないことばかり。
唯一わかるのは、噂に違わぬ凄い魔導師ということだけ。ハーグランドには絶対いない。大魔導師といえば、偉そうでいつも仏頂面したような堅物。しかも、口ばかりというイメージ。この人は、もの凄いことを笑いながらこなすような魔導師だ。
『建物内の構造もおおよそ掴めました。発見されないよう地下に向かいましょう』
歩いても大丈夫ということで、久しぶりに地に足を着けた。建物の中も巡回が始まっていて、人とすれ違う時は気が気じゃない。
そんな状況でも、サバトさんが私の手を引いてくれて安心する。手袋を着けているのは、やっぱり噂に聞く大火傷の痕を隠すタメだろうか。
『監獄側は、まだ建物内に侵入されていると思っていないようです。外に比べて人数も警戒も緩いので、今の内に進みましょう』
了解の意味を込めて手をキュッと握ると、サバトさんも優しく握り返してくれた。
やがて、厳重そうな扉の前に到着した。
『この先に地下への階段があるのは魔法で確認済みです。扉に魔法による強化が施されていますね。解析してみます』
しばらくすると、扉を覆うように魔法陣のような複雑な模様が現れる。そして、直ぐに消滅した。
『一旦解除しました。次に鍵を壊します』
……なんでもできるなぁ。この人は、世に出るべきだと思えて仕方ない。
扉の隙間に黒い蛇のような塊が吸い込まれていく。初めてサバトさんの魔法が視認できた。
『特別な仕掛けはなさそうです。ボクが先に入るので、後ろを付いてきて下さい』
開けた瞬間に罠が作動…とか心配してそう。本当に用心深い。
扉を開けて先に進み、そっと扉を閉める。
『少し待って下さい。気付かれても時間が稼げるよう扉を閉じておきます』
扉の端が溶け出して、隙間が綺麗に埋まってしまった。私達も出られなくなるんじゃ?…なんて疑問はきっと取り越し苦労だ。
この人といると、先を見越した行動しかしないってわかるから。なんとかするんだろう。
『この先には牢と囚人らしき反応しかありません。看守がいると思いましたが、今のところ反応はないです』
噂に聞いたのは、地下には危険度の高い凶悪犯や政治犯が収容されているということ。
慎重に先へ進むと、左右に牢が並ぶ広い場所に出た。
空気が重く……はない?囚人達は皆寝てる…?………いたっ!ステファニア様だっ!
サバトさんの手を離し、急いで牢に駆け寄ると、質素なベッドに横たわってすやすや寝息を立てている。
よかった…!よかったぁ……!
「おい…。誰だコラ…」
顔を向けると私を見つめる厳つい大男の囚人が…。
見えないはずなのに…バレている…?
「見えないが…いるな。気配を感じる」
「何者だぁ?」
続々と囚人が起き出した。騒がれてしまう…?
「すみません。姿を現します」
サバトさんの姿が現れた。でも…猫面ローブじゃなくて、若い人間の男性の姿。魔法で変装してるの…?
「ボクと彼女は、ステファニアさんを連れ出すタメに来ました。それ以外に用はありません」
「あん?」
「迷惑をかけず静かに帰ります。なので見逃してくれませんか?」
「お前ら、その姉ちゃんをどうするつもりだ…?」
「連れ出して……どうするんですかね?」
「ふざけんなコラァ!!殺すぞクソがぁっ!!」
響き渡る大きな声に思わず気圧されてしまう。
「ふざけてません。なぜ殺されないといけないんですか?」
サバトさんは冷静に聞き返す。本当に物怖じしない人…。私は連れ出した後の想定を一切話してないから当然の反応なのに…。
「テメェら、おかしなことする気なら殺してやる!」
「牢に入っているから手が出せないと思ったら大間違いだぞ」
「堂々とした物言いには感心するぅ。若いのに大したもんだぁ。タダの阿呆かもしれんがぁ」
病的に瘦せた男と、外見はタダのさえない中年男から肌を刺すような重圧を受ける。逃げ出したい衝動に駆られながら、どうにか私は立っている。
「なにを言っているのかわかりかねます。貴方達に用はない。ただ静かにしてほしいと言っているだけです」
「生意気な野郎だ…。外にいるからって調子に乗ってんじゃねぇぞ。テメェ、教会とやらの回しモンだろ」
「違います」
「じゃあ、その姉ちゃんになんの用だ?」
「彼女の妹が心配しています。処刑されてしまうんじゃないかと」
「…そこの女か」
「…そうよ。血は繋がってないけど……私は姉だと思っている」
嘘じゃない。恩人で…ずっと近くにいた姉を助けたくてココまで来た。
「……けっ!コラァ!起きろっ!小娘っ!」
「う~ん…。うるさいですわ…」
「客だっ!テメェの妹って奴が来たぞっ!」
「私は天涯孤独の身…。妹はいませんわよ……」
いつものごとく寝起きが悪い。しっかり寝癖が付いて寝ぼけてる。
「ステファニア様!アムランですっ!助けに来ましたっ!」
「アムラン…?……アムラン!どうやってココに来たんですの?!マサイトロックですよ?!」
「それは……あの…」
サバトさんのことを言っていいものか。
「………理解しました!嬉しいですわ!」
私の苦悩を察したのか笑顔を見せてくれる。
「ステファニア様…。心配していました…。お元気そうでなによりです…」
「なぜ心配していたのです?」
「なぜって…ハーグランドで有数の監獄に幽閉されたと聞いたら、誰でも無事を祈ります」
「心配性ですわね!この場にいる囚人の皆さんは優しいのです!」
いつもと変わらぬ満面の笑み。
「だはははっ!そんなこと言うのはお前ぐらいだっての!」
「確かにな。噂の悪女は頭のおかしな奴だ」
「はっは。確かにまともじゃないなぁ」
「酷い言い草ですわ!」
凶悪と云われる囚人達が愉快そうに笑ってる。どういうことなの…?私はもっと殺伐とした空気を想像していた。
「アムランっつったか?お前、小娘を連れ出してどうすんだ?」
「脱獄が成功してもハーグランドには残れない。他国に亡命しようと思っているが…」
「教会ってヤツはしつけぇぞ。逃げ切れんだろうな?」
「捕まるつもりはない。そもそも、教会に連れ戻す権限はない。この方を見捨てたのだから」
「そうかよ。どうやったか知らねぇが、ココまで来たのは間違いねぇか。脱獄してみろよ」
「娘。まずこの牢を破るのが容易ではないぞ。策があるのだろうな?」
「監獄は入るより出る方が大変だぁ。入るときは勢いでイケても、出るときに相手は万全で待ってるぅ」
「確かに…」
「考え足りてねぇぞ」
…なぜ、囚人達はこんなにも友好的なんだろう…?
「俺らがなんか企んでると思ってんのか?」
「…不思議に思ってはいる」
「こうなったのはお前の姉貴のせいだぜ。コイツが牢に入れられて、最初になにしたと思う?」
「わからない」
「俺らの傷の治療だ。「見ていて痛々しいですわ!」ってな。痛くもねぇってのに、オッサンの身体を綺麗にしてどうすんだっての!がははっ!ずっと痛ぇ古傷ってのも治っちまった」
確かに…よく見るとどの囚人も傷1つない。
「娘に毒気を抜かれた。どこの世界に囚人を治療するバカがいる?『輪廻の悪女』ならぬ『お節介な聖女』。目を付けられて当然だ」
「ひたすら明るくてなぁ。悲壮感って言葉が似合わないバカ娘だぁ。こんな暗い穴蔵にいちゃいけない」
「バカという方がバカですわよ!私だからいいものの、普通ならケンカになりますわっ!」
囚人達が笑い、ステファニア様が怒る。おかしな構図だ。
「こんな薄暗ぇ場所で寝てばっかだと、治療の腕が腐っちまうぞ。さっさと出ていけ」
「もしかして…私達がステファニア様を連れ出し、危害を加えると誤解して威嚇してきたのか…?」
「その小娘は珍しい奴だ。そんな奴がいねぇと世の中面白くねぇ」
「型に嵌まらない奴はとことん排除する。下らん風潮だ。理解に苦しむ」
「悪いことした奴は捕まるぅ。けどなぁ、その子は利用されただけだぁ。外に悪い奴は沢山いる。気を付けろぉ」
「ご忠告感謝致しますわ!」
凶悪犯の心すら掴むなんて、さすがとしか言えない。
「ステファニアさん。お久しぶりです」
「お久しぶりですわ!テムズさん!」
え…?テムズ…?
……わかった。魔法で意識を繋げて、そう呼ぶように伝えたんだ。正体はサバトだということも説明して。そうに違いない。
「ボクはアムランさんの手伝いで来ました。牢を開けてもいいですか?」
「できるのですか?こちらの剛力な皆さんでも打ち破れないと言っていますわ」
「この牢は、強固な素材で作られ魔法で防護されていますが、鍵が付いてます。だったら堂々と開けてみようかと」
サバトさんはステファニア様の牢にかかっている鍵を手に取って集中を始めた。
「開けます」
どこから取り出したのか、小さな鉄片を持って左手に持って…右手を翳すと削れていく。やがて1本の鍵が出来上がった。ソレを鍵穴に差し込んで…。
「監獄は様々な魔法を駆使していてとても面白いです。この鍵も、形が合うだけでは開かずに…」
鍵を回すとカチッと音を立てて開いた。
「内部に付与された術式に、定められた魔力を通すことで初めて解錠できます。こんな風に。魔道具の鍵を使っているんでしょう」
「さすがですわ!」
「ステファニア様っ…!」
牢に入って抱きつく。
「よかった…。よかったです…」
「アムラン…。心配させて申し訳ありません…」
「ご無事でなによりです…。うぅっ…」
「ふふっ。泣かないでほしいですわ。私まで泣けてしまいます…」
本当に…また会えてよかった…!
「優男。やるじゃねぇか」
「簡単に鍵を開けるとは、おみそれした」
「普通、なんとか牢を破壊しようとするだろうにぃ」
「誰でもできますよ」
「んなワケあるか!」
囚人の言う通りで、なんでも軽々こなしてしまう凄い人。
「今から脱獄しますが、人が集まってきましたね」
「そうなんですか?」
「魔法で接着した扉の前に集まって、こじ開けようとしているみたいです。そろそろ壊されるかと」
「そうなると…雪崩れ込んで来ますね」
地下牢へ続く通路は1つ。逃げ場はない袋小路。
「来るときはボクの主導でずっと隠れてきました。なので、脱出はアムランさんの案で行きたいと思います」
「私の案…というと?」
「正面突破です」
扉が壊れる音が響き、人が雪崩れ込んできた。軽く50人はいる。
「侵入者発見っ!!動くなっ!抵抗しなければ命まではとらない!」
じわじわと私達を囲み始めた。
「ステファニアさん。お願いします」
「なにがですの?」
サバトさんが左右に両手を翳すと同時に看守達が切り刻まれて吹き飛ぶ。
「ぐあぁっ…!」
「『聖女の慈悲』ですわっ!」
すかさずステファニア様が治療して綺麗に回復する。
「お見事です」
「治療ならお任せ下さいですわ!」
「まさか…この調子で進むつもりですか?」
「はい。後は魔法で眠らせておけば、服が破れるくらいで済みます。閉じ込められたステファニアさんの鬱憤も晴らせるかと」
「ははっ!テメェ、やるじゃねぇか!」
「見事な魔法だ…。見たこともない」
「ココまで来れたのも納得だぁ。俺とやり合ってみないかぁ?お前となら楽しい殺し合いができそうだぞぉ。へへっ」
「面倒くさいのでお断りします」
「そうなっても私が治しますわよ!」
…私はつくづく凡人だ。この人達と思考が違いすぎる。なぜ笑って話せるのだろう…。
「おい、優男。俺らも出してくれたら、逃げんの手伝うぜ」
「脱獄するなら御自由に」
「ははっ。騙されねぇか。小娘!元気でやれよっ!で、優男。テメェとは縁があったら殴ってやる!」
「お断りです」
「テムズだな。覚えたぞ」
「忘れて下さい」
「ココで待ってりゃその内入って来るんだろぉ?」
「来るつもりはありません。ステファニアさんに確認なんですが、脱獄は気が進まなかったりしますか?」
「いえ!有無を言わさず閉じ込められたので、外には出たいですわ!危険を冒してアムランが来てくれた気持ちにも応えたいです!そして、とにかく治したい欲に駆られています!」
「今から沢山治療できると思います。ステファニアさんは博愛主義ですか?」
「善悪の区別はあるつもりですわ。私は変人のように言われていますが、治せる者を誰でも治すというだけです!」
「だははっ!やっぱイカレてるじゃねぇかよ!またな、小娘!」
「もう来ませんわ!ごめんあそばせ!」
サバトさんの後に続いて私達も進む。
眼前に現れる者達を、堂々たる態度で切り刻み、吹き飛ばしていく。多彩な魔法にも今さら驚かない。ステファニア様は嬉々として治療しながら笑顔を見せる。
この人達……おかしいでしょ。
「アムラン。その容姿も似合ってますわよ」
「え?」
「変装しているのでしょう?サバトさんの魔法で」
「私も…でしたか」
自分の顔は見えない。サバトさんは、顔を視認されても大丈夫なように対処してくれたのか…。
「ステファニアさん。また治療の腕を上げたのでは?」
「実はそうなのです!サバトさんに負けてから、さらに治癒の腕を磨きました!」
「勝ってないですけど」
「私の気持ち的に負けたのです!」
普通に会話しながら看守達を吹き飛ばして治療していく。
………私の出番はどこにあるのか。




