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モフモフの魔導師  作者: 鶴源
649/715

649 最高の相談役

「気を付けて」

「ニャ」


 ウォルトはシャノと子猫達を見送る。家族で森を散策するらしい。


 心配だけど、アイヤばあちゃんやハピーに言われたように、干渉しすぎるのがよくないのはわかってる。もしかすると…戻ってこないかもしれない。そうだとしても門出を祝ってあげなきゃな…。


 …よし!今日は結界で居場所を探ったりせず、シャノ達には自由に行動してもらおう。いつ帰ってきてもいいように、とびきり美味しいご飯を準備しておくだけ。


 ボクがやるべきことをやろう。まずは…花や野菜に水やりからだ。



「少しずつ成長してるなぁ」


 作物に水をやり終えて、育てている神木の前に立つ。ユグさんが憑依して移植した木は、ほんの少しずつだけど背が伸びて逞しく育っている。

 やがて神木になると言っていたから、『念話』だったり直に話しかけたり、喜ばれるような配合の水をあげたりと心を込めて毎日世話している。

 いつか語りかけてくれるだろうか。別に偏屈でも素直でも元気に育ってくれたらそれでいい。そもそもボクの世話なんて必要ないかもしれないけど。

 

「ウォルトさぁぁ~ん!」


 遠くからアニカの声がした。目を向けると、ウイカとアニカ、オーレンの3人が駆けてくる。駆けるの速くなってるなぁ。


「「ただいまっ!」」


 勢いよく飛び込んできたウイカとアニカをふわりと受け止める。


「おかえり。今日は3人で来たの?」

「えっ!?お姉ちゃん以外に誰か見えてますか…?怖い…」

「俺は幽霊扱いかっ?!ふざけんなよ!」


 一足遅れてオーレンが到着した。


「私達が宮廷魔導師の魔法披露で見てきた内容を話したくて来ました」

「待ち遠しかったんじゃないですか!」

「楽しみにしてたよ」

「俺達がどのくらい正確に伝えられるかわからないんですけど、聞いてほしいです」

「ありがとう。教えてもらえるだけで嬉しいよ。食事しながらにするかい?」


 直ぐに食べたいみたいだから、手早く料理を作ることにした。いつものように姉妹が手伝ってくれる。


「王都は大都会でした」

「ちょっと落ち着かなかったです!お姉ちゃんが山ほどナンパされちゃって大変だったんですよ!」

「アニカもでしょ」

「私は全然だよ!フクーベも王都も大して変わらないと思った!規模が大きいだけで!」


 調理中は王都観光の様子を教えてくれる。泊まりで行ったらしく、楽しく過ごせたみたいだ。


「そういえば、会場の近くでテラさんに会ったんです!警備中だったみたいで!」

「すごい偶然だね。元気だった?」

「相変わらずでした!お姉ちゃんとも仲良くなっちゃって!」

「テラは、同い年なのにアニカみたいで親近感しか感じなかったです」

「だよね」


 2人は姉妹のように性格が似てる気がする。ウイカにとっては友人より妹が増えた感覚だろうな。出来上がった料理を運んで、皆でテーブルを囲む。


「宮廷魔導師の魔法は凄かったです」

「さすがエリート魔導師集団でした!」

「確かになぁ。冒険者の魔導師とは雰囲気からして違ったよな」

「どんな雰囲気だったの?」

「遠目からでも纏う空気がピリピリしてました。衣装も揃いのローブだし、俺は冒険者の魔導師の方が個性的だと思います」

「喋りかけづらい雰囲気っていうか、魔法も粛々と披露しただけで、無駄なことは一切喋らなかったね」

「何十人もいたんですけど、魔法を見せたのは半分くらいの人数でした!残りの人達は離れて静かに見守ってる感じで!」

「時間も決められてるだろうし、全ての魔法を見せるワケにもいかないだろうね」


 有事の際はカネルラの戦力になる存在。少なからず他国からも観覧に来ていたはず。手の内を全てさらけ出すとは到底思えない。


「初めて見る魔法もありました」

「ウォルトさんは、『紅蓮(クリムゾン)』とか『塵旋風(ダストデビル)』を知ってますか?!」

「どっちも格好いい魔法だね」

「そうなんです!威力も凄くて驚きました!魔法を見せる前に、名称だけ進行役の人が言ってたんで覚えてきました!」

「もしかして、『氷霧(ダイダス)』とか『槍放電(スパーク)』なんかも見せたりとか?」

「正解です!さすがウォルトさん!」

「なんでわかったんですか?私達は1つも予想できなかったです」


 話の流れから予想するのは難しくない。


「『紅蓮』や『塵旋風』は、見た目は派手だけど、実用性に欠けるんだ。威力や操作性を重要視するなら、同系統でも他の魔法の方が扱いやすい。ただ、魅せる魔法という意味では正しいと思う」


 クウジさんが披露する魔法を選定したのなら、サービス精神が旺盛な人だ。派手な魔法は人目を引くから多くの国民を唸らせただろう。


「沢山の魔法を見れると思ったんですけど、意外に少なかったです」

「あっという間だったよね!1時間くらいかな?」

「ちょっと拍子抜けだったよな」

「でも、魔法戦は凄かったね」

「凄く興奮した!私も魔法戦で勝負してみたかったぁ~!」

「勢いだけじゃ勝てねぇって。俺でも一目で凄いのがわかるくらいだったぞ」

「魔法戦は力量だけで決まらないんだよ!ですよね、ウォルトさん!」

「圧倒的な技量の差があっても、勝負に絶対はないから面白いし、負けん気がアニカの実力を高めてくれるよ」


 宮廷魔導師が相手でも魔法戦をやってみたい気持ちはわかる。手合わせして、いろんな魔法を見たい。


「頂点って呼ばれてる人の魔法は、本当に凄かったです。洗練されてました」

「ラウトールさんだっけ?まだ若かったけど、もの凄い魔導師だよね!」

「魔導師なのにガタイがよかった。かなり身体も鍛えてるな、アレは」

「模擬魔法戦も圧勝だったもんね。相手も凄かったのに、攻撃は強力で防御も隙がなかった。詠唱とかも他の宮廷魔導師とはランクが違う感じがした」

「独特な印を使ってたりして!知らないことばかりで新鮮だったなぁ~!」


 ラウトールさんか。名前を覚えておこう。


「理解できない魔力操作の技法があって、ウォルトさんに聞きたかったんです」

「教えて下さい!」

「説明されても、ボクにわかるかなぁ?」


 食後のお茶を飲みながらウイカとアニカの質問に答える。3人の説明はわかりやすい。見てきた魔法を多角的に捉えて、それでいて疑問になったポイントをしっかり押さえているし、どうにか教えられる内容。


「魔力を増幅するんじゃなくて、あえて減らして発動する発想はなかったです。凄くタメになります」

「実際見てないのに、細かい動作まで見抜くなんてさすがです!」

「マジで凄いです」

「いつも修練していることの応用で、難しくないんだ。皆の説明が上手いし、聞きながら多分こういうことだなって気付いただけで」


 内心、『なるほど』と新たな気付きを得てる。魔法の発動や詠唱には、魔導師の数だけ違いがあるってことを再認識した。


「観衆も大盛り上がりで、「宮廷魔導師は凄い」って声が上がってました!」

「そうだろうね」

「一部の人は違いましたけど!」

「一部の人って?」

「それはさておき、私達にもさっきの技法を教えて下さい!」

「やってみたいです」

「俺も魔法剣の参考にしたいです」

「そっか。じゃあ、更地でやろう」


 なにはともあれやる気が出たみたいでよかった。ボクも話を聞きながら試してみたかったし皆と高め合いたい。



 ★



 カネルラ王都。


 宮廷魔導師の最高指導者クウジは、執務室にいた。魔法で沸かしたお湯で、お茶を淹れて差し出す。


「どうぞ」

「最高指導者にお茶を淹れてもらって申し訳ない」

「やめてください。2人の時は砕けて話す約束ですよ」

「ははっ。そうだな。有り難く頂こう」

「どうにか今回の魔法披露にこぎつけたのも、先輩のおかげです。無事に終えられたことに感謝しかありません」

「大してなにもしてないさ。お前こそ砕けてないぞ。態度が固いな」


 共にお茶を飲むのは、俺の兄弟子にあたるロベルトさん。ライアン師匠とは犬猿の仲だった長男的兄弟子。

 国王様に許可を頂き、王都の冒険者ギルドから宮廷魔導師の指導者に引き抜いた。冒険者魔導師を統括していた経験を生かして、執務に指導にと助力してもらって本当に助かっている。


「俺1人では魔導師達を納得させられませんでした。先輩の働きあってこそですから」

「殊勝だな。まぁ、昔から宮廷魔導師は異常にプライドが高い。特に今代の魔導師は失敗を恐れている。そこをフォローできさえすれば、注目を浴びたいのは冒険者も宮廷魔導師も変わりない。重要なのは持っていき方だ」

「そうですね。先輩に来てもらってから学ぶことばかりです」

「よせって」


 宮廷魔導師の現状を説明し、何度か断られながら根気よく説得した。結果、あまりのしつこさに根負けしたのか、それとも心意気を感じたのか就任を引き受けてくれた。本当に感謝しかない。

 国内最大の冒険者ギルドに所属する魔導師達を統括してきた経験から、魔導師の扱い方が抜群に上手く、指導してみて「取り扱いなら冒険者の方が大変だぞ」と笑われて苦笑しかできなかった。

 面倒見もよくて情に厚い。確かな実力と指導力を兼ね備え、懐も深い頼れる相談役。ライアン師匠とは真逆の人格者であり、誰からも慕われる魔導師は俺より最高指導者に向いている。俺が上回っているのは最近欠かさず修練している魔法の技量だけだろう。


「ところで、クウジ」

「なんでしょう?」

「今回の魔法披露は、成功か?」

「成功したと言っていいと思います。彼らは、宮廷魔導師の実力を存分に国民に示した。本人達からも、やってよかったという意見が上がっています」

「確かに盛り上がった……が、ラウトールは少々不満だったんだろ?」

「そのようですね」

「アイツの魔法は国民を驚かせた。見事な魔法戦だったが、今年の武闘会を観戦した者達は口を揃えて「フレイとサバトの魔法戦の方が凄かった」と言ったらしいな」

「えぇ。どういった経路か不明ですが、ラウトールの耳に入り不機嫌で荒れていました。「対戦相手が不甲斐ない」と自分を正当化していましたね」

「お前も若い頃はそうだったよなぁ。魔法戦で負けて、ふてくされていたのが昨日のことみたいだ」

「先輩…。言いっこなしですよ…。それに、俺は他人のせいにしたことはありません」

「はははっ!そうか」


 今となっては若気の至り。それも自分とは言え、口にされると少々恥ずかしい過去。


「負けず嫌いなのは別にいい。魔導師には必須だ。国民は魔法を知らないのだから気にするな…と言ってやりたいが、素人であるからこそ正直でもある」

「とにかくもっと鍛錬すべきです。アイツにはまだまだ伸び代が残されている」


 才能豊かなのに自意識過剰すぎるのが玉に瑕。素直に意見を受け入れることができればさらに飛躍するが、性格的に難しい。ロベルトさんは少し眉をひそめる。


「お前は、ラウトールよりサバトの方が上だと思っているな」

「なぜです?」

「もっと鍛錬すべきだと言い切るということは、暗に認めてる。サバトの実力を高く評価しているってことだ」

「たとえ世界最高の魔導師であっても、継続した修練は必要です。アイツが宮廷魔導師のトップで居続けるつもりなら、怠けていては簡単に足を掬われます」


 ロベルトさんは軽く苦笑いする。


「まぁいい。ここだけの話をしたいんだが」

「なんです?」


 この人は口が固くて信用できる。ペラペラと情報を喋る者に人望などない。


「俺は忙しくて今年の武闘会を見てない。お前もだろ?」

「えぇ」

「開催直後は、王都の冒険者の間でもサバトの話題で持ちきりだった。観戦した高位の魔導師が簡単に白旗を上げてしまったもんでな」

「そうでしたか」

「アーリカに出向き、フレイに挑んだ者もいるが、全員返り討ちにあってる。中にはAランクもいた。打ちひしがれしばらく立ち直れなかった奴もいて頭が痛かったぞ」

「フレイもかなりの魔導師だと聞きます。しかも、魔法戦の手合わせは基本的に受けると公言しているようですね」

「あぁ。タイミングさえ合えばどんな魔導師の挑戦も受けると。再戦も歓迎するという太っ腹なエルフに、弟子入りを考えた奴すらいる。エルフ魔法を操れるワケもないから断られてるんだが」

「当然です。エルフへの弟子入りは現実的じゃない。人間らしく魔法を磨けばいい」


 魅力的な魔法を操る男なのだろう。容易に想像できる。


「そんなフレイを退けた魔導師サバトは……お前の知り合いだろ」

「なぜそう思われるんです?」

「やっぱりそうか」

「…なにを言ってるんですか?」

「前々から反応を見て感じてた。否定しないなら確定だな。即座に否定するお前の性格を知ってるよ。昔から、誤魔化すことはあっても、とぼけた冗談や嘘を言わない。生真面目というか」

「…先輩には敵いませんね」


 他人をよく観察している。ロベルトさんこそ昔から変わらない。


「まさか、サバトと友人関係か?」

「友人ではないですが、一度だけ会ったことがあります。ライアン師匠が繋いでくれた縁で」

「そうか…。師匠が…」


 ロベルトさんは少し悲しげな表情を浮かべた。反目しあっていたとはいえ、内心では師匠を慕っていたのは知っている。


「生前、俺には魔法を見せるなとサバトに言っていたんです。自分はたっぷり交流したのに、酷いと思いませんか?」

「ははっ!師匠らしい!慕ってくれる弟子に対して最高の嫌がらせだ…。…で、魔法戦やったのか?」

「いえ。俺はサバトに嫌われているので。ですが、魔法は見ました」

「やはり凄いのか?」

「詠唱技術、魔法操作、魔法の多彩さ。俺が勝てる要素は1つもありません。多重発動や複合魔法も軽々操ります」

「なにっ?!本当かっ?!」

「冗談は好きじゃないんですよ。他の魔導師を手放しで褒めることも」

「…そうだな。お前はそういう奴だ」

「フレイを知りませんが、サバトが化け物なのは確かです。カネルラでは最高の魔導師だと言い切れます。なぜ先輩は急にサバトのことを言い出したんです?」

「もし知り合いなら頼みたい」

「頼みとは?」

「サバトに会わせてくれないか」


 予想外…と驚くほどでもない。魔導師なら誰しもが思うこと。


「なぜサバトに会おうと?」

「クウジ風に言えば、宮廷魔導師の未来を憂いているから」

「ははっ。ラウトールのタメですか」

「あぁ。指導者なら弟子の憂いを晴らす手助けもしないとな。そして、宮廷魔導師はカネルラ魔導師の頂点でなければならない。違うか?」


 懐かしい師匠の言葉で、俺も魔導師達に伝えてはいるが…。


「冒険者出身の俺にはわかりかねます。ジグルさんならそう答えるでしょうか」

「そうか。サバトは会ってくれると思うか?」

「先輩なら歓迎されるでしょう。一応確認しますが、目的はなんですか?」

「サバトの魔法を知りたい。現時点でサバトがカネルラ最高の魔導師だとしても、5年後、10年後はわからない。だが、最高を知らなければ背中を追うことは困難だ。低い山しか登ったことのない師匠が、高い山を越えろなんて弟子に言えない」


 ロベルトさんは、俺以上に宮廷魔導師の未来を憂いているのかもしれない。


「会うにはいくつか条件がありますが、守って頂けるのなら確認してみます」

「どんな条件でも飲む」

「俺は初対面で大きな失敗を犯してしまいました。完全な自業自得ですが、先輩なら問題ないでしょう」

「理不尽で激昂させるようなことを言ってしまったか?熱くなると、周りが見えなくなって自分の理屈を押し通そうとするのがお前の悪い癖だ」


 苦笑いと嘲笑の間とでもいうか、なんともいえない顔をされる。見事に当たっていてぐうの音も出ない。


「偉そうにラウトールのことを言えませんね」

「俺に言わせると、お前達は似ているよ。同族嫌悪もあるかもな。けど、だからこそ通じる部分も大きい。共通点を生かした指導をすべきだ」

「先輩は…よくライアン師匠の弟子になろうと思いましたね。全然性格が違います」

「魔法に一目惚れだった。俺にとっては、全盛期のライアン師匠が最高の魔導師で、心底憧れたし今も変わりない。あと、俺と師匠は似ていたと思うぞ。だからこそ離れた」

「尊敬していたのに…?それこそ同族嫌悪ですか?」

「違う。いつか自分を脅かす存在が、常に傍にいることを嫌ったんだ」

「師匠と肩を並べる魔導師になっていたと言うんですか…?」

「師匠を超えるつもりだった。結局証明できなかったけどな」

「師匠の元を離れても、変わらず高みを目指していたんですね」

「俺は魔導師だ。忘れてもらっちゃ困る。誰にも負けるつもりはなかった。師匠にもお前にもな。って、こんなことまで話すのはお前が初めてかな?」


 幾つになっても変わらず、尊敬すべき先輩魔導師だ。ウォルトと邂逅したならば、多くの魔導師に影響を与えるのは間違いない。どうにか会わせたい。…が。


「サバトに会わせる最大の弊害が俺自身だということを、本当に申し訳なく思っています。アイツは信用できる者の紹介でしか会おうとしないので」

「はははっ!相手はエルフの大魔導師だ。人間同士のように簡単にはいかない。だが、師匠の言葉を信じる。誠意を持って臨めば交流は可能なんだろ?」

「少なくとも、話も聞かず追い返すような男ではありません」

「姑息なことは考えず、真っ直ぐにぶち当たってみるさ。それで門前払いなら仕方ない。だから、お前もあまり気負うな」

「はい。それと、少し時間を下さい」

「焦る必要はないんだ。なんの前触れもなく、いきなりで悪いと思ってる。話は以上だ。忙しいところすまなかった」

「いえ。進展があれば伝えます」


 ロベルトさんは静かに部屋を出て行く。リスティア様を通じて相談させて頂くとしよう。


 ロベルトさんはウォルトを刺激するような魔導師じゃない。引き続き交流できる人だと思うが、紹介者が俺だというのが1番の問題。首を縦に振ってくれるといいが。

 

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