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モフモフの魔導師  作者: 鶴源
645/715

645 動物学者…ねぇ

「ちょっと休憩しよう」


 ウォルトは住み家の畑で野菜の収穫中。一区切りついたところで一休みすることに。


「とりゃ~!シャノに比べるとまだまだだね!」

「ニャ~!」

「ニャッ!」


 楽しそうな声に目をやると、ハピーに子猫達が跳び付いて遊んでいる。まだ小さい子猫達を相手に、届くか届かないかの低空飛行で翻弄するハピー。いい運動になってるらしいけど、蟲人としての仕事をサボっているともいう。毎度イハさん達に怒られているのに懲りてない。そういえば、今日は宮廷魔導師の魔法披露の日。皆は楽しんでるかな。


「ウォルト!」


 ハピーが軽やかに肩に止まる。


「あの子達は元気いいね!獲物を狙う目がいい!」

「蟲人の意見とは思えないこと言うなぁ。成長すると危ないかもしれないよ。あの子達はシャノと違って捕まえても離さないかもしれない」

「私の機動力をなめるな!まだまだ捕まらない!」

「それならいいけど」

「こらっ!ハピー!水やりをサボるな!」

「やばっ!」


 イハさんに見つかったハピーは持ち場に戻った。


「まったく、困った奴だ…。ウォルトさん。ハピーが遊んでいたら直ぐ我々に教えて下さい。目を離すと直ぐに怠けようとするのです。せめて、自分のノルマはこなしてもらわねばなりません」

「わかりました」

「今後はサボる度に食い扶持を減らそうと思っています。皆に示しがつかず、気が緩みすぎているので」

「そうですか…。でも仕方ないですね」


 働かざる者食うべからず。


「動物と積極的に共存する姿勢は素晴らしいと思っています。一昔前なら考えられないことですが、我々にはそれぞれの領域があることも忘れてはならない」

「その通りですね」

「馴れ合いすぎると、互いに悪い影響があるかもしれないのが難しいところです」

「わかります」


 ボクと交流してるイハさん達は、動物にも理解がある。けれど、他の蟲人は違うだろう。油断していたら攻撃されるかもしれない。シャノはしっかり教えているみたいだけど、子猫達はどこまで理解しているのか未知数。


「む?誰か来たようですね」

「はい。では、また」


 住み家に人の集団が近付いているのは結界の反応で気付いていた。花を育てていた蟲人達は、一斉に巣に戻る。知らない匂いが近付いてくるも、1人も知っている匂いはない。気配を察知したのかシャノも子猫達を連れて猫小屋に入った。

 

 結界内の動きからすると、傭兵や冒険者の類ではなさそうだから放っておいた。戦闘を生業とする者は、森でも連携や警戒する動きを怠らない。

 歩き方や動きで大抵判別できるし、この集団は違う。そんな動きをしているのは2人だけ。護衛のような者だろうか。


 姿を現したのは、10人を超える男女の集団。服装からは何者か予想できない。ただ、布袋やリュックを背負っていて荷物が多い。

 

「こちらに住まれているのですか?」


 集団の中でも一際小さな女性が話しかけてきた。


「そうですが、貴女方は?」

「申し遅れました。私はユリアナと申します。プリシオンの動物学者です」


 動物学者には初めて会う。


「ボクはウォルトといいます」

「動物の森に生息する動物の調査に来たのですが、こちらで少し休憩させて頂けないかと思いまして」

「構いません。狭いですが、中で飲み物でもいかがですか?」

「お気持ちだけで充分です。水や食料に余裕はあるので、休憩は外で構いません。気を張ったまま森を歩くのに疲れてしまって」

「そうでしたか」


 各々が荷物を下ろしてリラックスし始めた。トイレを我慢していた者もいるみたいで感謝される。逞しい体型の者もいれば、研究者風の風貌の者もいて面白い。森の中で休憩すると緊張が解けない。拓けたこの場所なら、獣や魔物の対処も幾分か楽になると判断したんだろう。


 更地で話を聞くと、ユリアナさんを中心としたこの人達は、自国だけでなく外国でも積極的に調査を行っているらしい。この森が国の保護区であることも認識していて、申請後に許可を得て調査しているとのこと。

 プリシオンはカネルラの友好国。現在は、かつての仇国ブロカニルを吸収して、カネルラの南に位置する国家。動物の森を越えると国境があるらしいけど、ハッキリとした位置は知らない。


「プリシオンは、カネルラより面積が広いのですが、伐採により豊かな森が少なくなり、動物の生息地も狭まっているのが現状なのです。充分な研究ができません」

「近代化に力を入れているのですか?もしくは資源不足であるとか?」

「それも一因ですが、森は魔物の生息地だと思われていて、縮小又は消滅しても構わないという風潮が強く頭を悩ませています」

「事実ですが、資源の確保や動物の生息地を守ることより、人族の安全を優先するということですね」

「残念ながらその通りだと言わざるを得ません」


 勝手な都合だと思うけど、単なる意見の相違だとも思う。


「動物の森は、とても惹かれる場所です。コレほど広大で、昔から変わらぬ森はそうそうありません。初めて訪れたのですが、気分が高揚しています」

「よかったですね」

「ウォルトさんは、動物に遭遇したりなどは?」

「滅多にありませんが、過去にはありました」


 ボクが動物に遭遇したときの話をすると、子供のように目を輝かせてメモを取っている。質問されるので知ることは真面目に答える。


「凄いです!動物に詳しいのですね!」

「自分の経験も多少はありますが、ほぼ文献の知識です」

「素晴らしいことです。共存するには知識が必須ですので。獣人である貴方には申し上げにくいのですが、プリシオンでは動物は淘汰される生き物だと思われているのが現状です」

「そうですか」

「国民の知識不足が影響しているのです。愛玩や狩猟のパートナーとして、人族と上手く共存していた歴史もあるのに…」

「歴史は知らなければ意味がないので、保護する思考が生まれにくいのでは?」

「動物を保護する法律が必要だと長年訴えてはいるのですが、国民の同意を得るのは困難で…。正しい見聞を広めようと今後も活動していく所存です」


 ユリアナさんは真っ直ぐボクを見る。


「獣人も声を上げるべきです!祖先が数を減らすことはやはり悲しいことで、取り返しがつかなくなる前に!」

「声を上げるといっても、どうすればいいんでしょう?ボクには思い付きません」

「そうですね…。国政に打って出るとか!」

「現実的ではない気がしますが」

「それくらいの危機だと思っているのです!世界的に動物は減少の一途を辿っています!権力者が発言しなければ世界が変わらないのが現状で、リーダーが獣人であれば説得力も抜群かと!」

「ボクには難しいと思いますが、心に留めておきます」


 決しておかしなことを言ってるワケじゃない。ただ…。


「ユリアナさ~ん!そろそろ出発しましょう!」

「はぁい!」


 ユリアナさんはバッグから1冊の本を取り出した。


「ウォルトさんに差し上げます。私の著書で、読んで少しでも感じることがあれば幸いです」

「ありがとうございます」


 ユリアナさん達は森の中に消えた。動物の未来…か。ボクの力ではどうすることもできないと思っているけど、ただ静観するだけでは事態が好転しないのもわかる。できることがあるだろうか。

 とりあえず、もういい時間なのでシャノ達にご飯をあげよう。ユリアナさんに教えたら喜んだかもしれない。


 住み家から持ってきたご飯を片手に猫小屋に入ったところで目を見開く。


「子猫達が…いない?」


 シャノはぐっすり眠っている。しかも、小屋の中に魔力の残渣が…。魔法で眠らされたのか…?猫小屋を飛び出して、ユリアナさんの集団を追う。


 結界の反応を追って直ぐに追いついた。


「ちょっと待て!」

「え…?ウォルトさん?どうしたんですか?言い忘れたことでも?」

「ユリアナさん。子猫を知りませんか?」

「子猫?なんのことです?」


 知らないというのか?こっちが風上か…。住み家でもそうだった。会話もしていたし、人数が多くて全てを把握しきれなかった。完全にボクの油断だ。


「うわっ!」

「急に風がっ?!」

「なんだ?!」


 無詠唱の『風流』で風を起こし、逆流を生んで匂いが鼻に届いた。子猫達は…アソコだな。


「そちらの男性」

「なんだよ?」

「子猫を返して下さい」

「なに言ってるのかわかんねぇ」

「その肩にかけてるバッグに子猫が入っていますね?ボクの友達を連れ去られるワケにはいかない」

「はぁ?なんの根拠があって人を疑ってるんだ?頭おかしいのか?」


 …そうか。なるほどな。


「ウォルトさん。話が見えません。子猫とはなんですか?」

「ボクは今だけ猫と同居しています。親猫が1匹と子猫が4匹。子猫がいなくなりました。貴女達が訪れたあとに」

「だから私達を疑っている…ということですか?」

「疑ってはいません。確信しているので」

「……バカにしないでっ!」


 ユリアナさんは声を荒げる。


「一緒に動物の保護や研究をしてきた仲間です!そんなことするはずない!」

「貴方の意見は聞いてない。潔白だというのなら、バッグの中を見せてもらう」

「見せる必要はありませんっ!なんなんですかっ!失礼なっ!」


 1人の男が前に出て、ボクの胸倉を掴んだ。護衛のような動きをしていた男。


「おい、獣人。勝手に人を盗人扱いしてどういうつもりだ?」

「扱いじゃない。盗人だ」

「お前よぉ…。頭の悪い獣人が、根拠もねぇのに偉そうに物言うんじゃね……ぐあぁぁっ!」


 掴まれた腕の手首を『筋力強化』で握りつぶすと、骨の砕ける音が響いた。


「どけ。お前に用はない」

「くそがっ…!痛ぇっ!テメェ~…!殺してやるっ!」


 残った手で腰の剣を抜き、斬りかかってきた。


「コーザ!やめて!」


 頭を狙った剣を『硬化』した腕で受け止める。


「なんだとっ…!?生身の腕でっ…?!」

「見事に殺す気で来たな」


 素早く爪で男の首を切り裂くと、血が噴き出してのたうち回る。指が刺さるほどに深く広範囲に切り裂いた。

 攻撃される度に思う。なぜ反撃されることを想定していないのか。スザクさん達から学んだ攻防に関する意識の高さ。戦闘では攻撃と防御どちらかに偏ってはいけない。

 弱者のボクに対して警戒は必要ないと思われているんだろう。簡単に一撃で仕留めきれると。腹立たしく身を以て味わわせなければ気が済まない。


「うぁぁっ…!くそぉっ…!」

「ルシア!早くコーザの治療をっ!」

「は、はいっ!」


 もう1人の護衛らしき女が魔法で治療を始めたが…この治癒師の腕では止血前に絶命する。だが、知ったことじゃない。

 

「なんて野蛮なことをっ…!」

「斬りかかられ、反撃して文句があるか?」

「やられたらやり返すのは獣と同じよっ!賢さを備える人の所業ではない!」

「黙って斬られろと言うんだな?知らない獣人なら斬られて死んでも構わないと」

「それはっ…」

「お前にも用はない。用があるのは…お前だけだ」


 男を見る。


「もしバッグに入ってなかったらどうするんだよっ?!犯罪者扱いして…ただじゃおかねぇぞ!」

「いいだろう」


 さっき斬りかかってきた男の剣を、足元に放り投げる。


「もし入っていなければ、斬るなり刺すなり好きにしろ」

「…上等だよ!ぶっ殺してやらぁ!」

「ダウト!やめなさい!」

「ただし、入っていたら即座に殺してやる」

「ダメよっ!そんなこと許されないわ!」


 キャンキャン吠える奴だ。ユリアナに向き直る。


「お前は勘違いしてる」

「なにを勘違いしてるっていうの!?言ってみなさいよっ!」

「別に中を見せなくても構わない。それ相応のやり方で返してもらうだけだ」

「…脅しには屈しないわっ!やり方が下劣よっ!」


 …と、急に男が声を荒げる。


「バッグの中を見てみろっ!どこに猫が入ってるってんだよ!このクソ野郎っ!!」


 これ見よがしにバッグの中を見せつけてくる。確かに子猫達の姿はない。


「いないじゃない!やっぱり貴方の勘違いじゃないの!ひどい言いがかりだわっ!正式にカネルラに抗議させてもらうっ!粗暴な獣人に襲われたって!」


 喚く女学者を無視して、男に接近する。


「な、なんだよっ!?近寄るなっ!この人殺しっ!」

「囀るな。カスが」

「うっ…!な、なんだっ…!?う、動けないっ…!」


『鈍化』で動きを止めてからゆっくり接近する。そして、バッグの中に両手を入れそっと引き出した。


「コレでも、まだ連れ去っていないとシラを切るか?」


 ボクの両手に抱えられた4匹はぐっすり眠っている。幸せそうな可愛い寝顔だ。


「バカなっ…!?なぜ姿が見えるっ…!?魔法でっ…隠したはずなのにっ…!」

「お前のようなクソ魔導師に会う度に……怒りがこみ上げてくる」


 子猫達の姿を『隠蔽』で隠そうが、匂いは隠せない。『感覚強化』した嗅覚で、風に乗った匂いを捉えるのは容易い。

 許せない行為だ。連れ去ろうとしたことも、姑息な魔法を操り隠蔽しようとしたことも。


「なぜ子猫を攫った?」

「お前には関係ねぇだろっ…!」

「あぁ。予想通りの答えだ」

「そんなっ…!本当にダウトが子猫を攫ったの…?!」


 コイツには約束を守ってもらう。ボクは剣まで渡してしかと命を賭けた。しかも、賭けを提案してきたのはコイツだ。対価は相応でなければギャンブルはつまらない。

 男が握ったままの剣を取り上げ、男の立つ位置から少し前の地面に剣先が天に向くよう突き立てる。


「お前…なにを……うっ!…うわぁっ!」

「ダウト!なぜ驚いているのっ!?」


 魔法を操り、上半身が前傾してくの字に折れるよう身体の部位毎に徐々に強力な『鈍化』を付与していく。


「身体がっ…?!いうことをきかな………はっ!獣人っ!お前っ……まさかっ!?だ、誰かぁっ!俺の身体を支えてくれっ…うわぁぁっ…!」


『無効化』を操れないのか、重圧に耐えきれなくなった男はつんのめって倒れ、突き立てた剣が胸に突き刺って絶命した。剣を支えに身体はだらりと宙に浮いている。


「なん…てこと…」


 震えながら死体を凝視する女学者を無視して歩き出す。代償は払ってもらった。もう用はない。


「ちょ、ちょっと待ちなさい!」

「…なんだ?」

「まだ混乱しているけれど……貴方を疑ったことは謝るわ…」

「意味がわからない」


 子猫達を片腕で抱き、懐からさっきもらったばかりの本を取り出して差し出す。


「え…?どういう…?」

「お前のような奴が書いた本は読む価値もない。希少な動物を集団で攫って、保護したいなどとよく言えたな。面の皮の厚さに虫唾が走る」

「違うわっ!私は断じて誘拐には関与してないのよ!神に誓って!」

「神など知らない。お前がリーダーで、仲間とやらを信じた結果だ」

「…間違いを謝罪してはいけないの…?なぜ…そんなこと風に言われなきゃならないのっ!」


 甲高い声が耳障り。この女学者がなにを言いたいのかさっぱりわからない。


「人は間違えて当たり前だ。そんなことも知らないのか?」

「なんですって…?」

「間違えたからなんだ?謝れば気が済むのかもしれないが、懺悔したければ教会にでも行け」

「なんて言い草なのっ…!」

「許すと言われたら満足か?だったら謝る相手が違うだろう。そんなことすらわからないなら黙って失せろ」

「貴方には言うだけ無駄ね!」

「同意見だ」


 自己満足の謝罪をする輩より、意見を違えても頑固に主張するボリスさんのような人の方が信用できる。


 子猫を腕に抱いて、振り返ることなく帰路についた。


 




「ニャ~!!ニャッ!!シャ~!!」

「シャノ。落ち着いて」


 住み家に帰って直ぐにシャノを『覚醒』させた。子猫達が攫われてしまったことに関して謝ったら、『ソイツらは許さない』と息巻いて大暴れ。

 犯人はもうこの世にいないことも伝えてどうにか宥めようとしても、興奮は最高潮に達していて一向に治まらない。子猫達を住み家で寝せておいて正解だった。


「ボクの油断が原因なんだ。会話に集中して、奴らの動きに気付かなかった。ゴメン」

「ニャ~!」


『ウォルトは悪くない!』と言ってくれてる。でも怒りは治まらない。シャノはなにかに気付いたように鼻と耳を動かして、猫用の出入口から小屋の外に飛び出した。


 ボクも急いで外に出ると…。


「シャ~!」

「ごめんなさい!いたたっ…!ごめんなさい!知らなかったの!痛い~っ!」


 倒れたユリアナさんにシャノが覆い被さって、引っ掻いたり噛みついてる。なぜ戻ってきたんだ?


「シャ~!ニャッ!」

「貴女、親猫よね!?本当にごめんなさい!私は知らなかった!でも、私の部下がやったの!気が済むようにしていいから!いったぁ~!」


 どんどん傷が増えて服が血塗れになっていく。シャノは容赦なく牙や爪で肌を切り裂く。  


「うぅう~っ…。ごめんなさい…」

「シャ~ッ!」


 何分続いたろうか。ボクは、ひたすら謝りながらなされるがままのユリアナさんを見つめていた。


「ごめ…なさい…。本当…に…ごめんなさい…」


 攻撃をやめ、徐々に呼吸が治まってきたシャノは、不機嫌そうにボクの元へ来た。


「…ニャッ!」

「わかった」

 

『あの女を治療しろ』と言ってる。とりあえず、さっきの集団の姿はない。別行動で戻ってきたのか?


 腹が立っていたけど、シャノの気が済んだのなら追い打ちをかける必要はない。気を失っているユリアナさんを離れに運んで、治癒魔法で治療した。

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