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モフモフの魔導師  作者: 鶴源
633/715

633 飛花落葉

 アラガネと別れたウォルトは、フクーベを訪れたついでにある場所に顔を出してみることに。


 以前から一度は行ってみようと思っていた。初めて訪れるから少し緊張する。記憶にある住所に向かうと、街外れの静かな場所に立つ小さな家。玄関のドアを控え目にノックしてみる。


「はぁい~」


 伸びた声とともに顔を出したのは、元気のよさそうな女性。


「どちらさま?」

「ウォルトといいます。こちらはロムーさんのお宅で間違いないですか?」

「そうだけど…ロムーとどういう関係…?」

「友人なんですが」

「うっそぉ!?」

「本当です」


 目を丸くしてバタバタと奥に消える女性。バロウズさん達と一緒にいて、友人について考えたことでロムーさんに会いに行っていないことを思い出した。住所まで教えもらっていたのに、薄情な猫人だ。


「ロムー!友達が来たよ!いたんだね!?」


 ラット以来…。友人あるある。


 奥から顔だけ出したロムーさん。


「お久しぶりです。フクーベに来たので寄らせてもらいました」

「ウォルト…。来てくれたのか」


 また女性が駆けてくる。


「さぁさぁ入って頂戴なっ!お茶くらい出すから!」

「お邪魔します」

「ワタシはトナミ!ロムーの姉ちゃんだよ!」

「トナミさんですね。初めまして」

「むっちゃ礼儀正しい!で、獣人なのにロムーと同じ匂いする!」

「そうですか?」


 ボクとロムーさんの匂いは似てないと思うけど。通された先は居間。ロムーさんと向かい合ってテーブルに座る。トナミさんはおそらく台所へ向かった。


「トナミの勢いに驚いてない?」

「元気のある方ですね。どこかでお会いしたことがあるような…」


 どこだろう?


「ウォルト!ゆっくりしてってね!ロムー!仕事行ってくる!」

「気をつけて」

「ありがとうございます」


 淹れてくれたお茶を置いてトナミさんは出掛けた。


「トナミは飲み屋で働いてるんだ」

「…あっ。もしかして、バンカーって店ですか?」

「そうだよ。知ってるのか?」

「一度だけ行ったことがあって」


 武闘会の慰労会でマードックが選んだ店だ。その時に見たのか。


「俺は、彼女に養われてるんだよ」


 なにをやっても不器用だと言ってた。仕事もまともにできないと。ボクも仕事をしてないし似たようなモノ。


「歌で稼げたりは?」

「人前で歌うことは滅多にないんだ」

「それでも音楽祭に呼ばれるから凄いです」

「主催者が俺のことを知っててね。店で歌わせてくれる人なんだけど」

「次の演奏はいつですか?」

「不定期なんだ。でも、お客さんが入ってくれて有り難い。その稼ぎで少しの間は生活できる」

「今度ボクも行きたいです」


 この人の歌に惹かれてボクはギターを覚えた。また聴いてみたい。


「新曲ができたんだ。約束通り聴いてくれるかい?」

「是非」


 ロムーさんはギターを抱えシャランと鳴らす。


「曲名は…『薄明』」



 ★



「どうかな?」


 歌唱を終えたロムーさんは少し不安げな声。


「素晴らしい曲でした…」


 涙が自然に溢れて、止めたいのに止まらない。人前で涙なんて見せたくないのに。凄い歌い手だ。他の人はどう感じるか知らないけど、歌と声が痛いくらい心に響く。こんな歌を他に知らない。ボクにとっては唯一無二の歌い手。


「ありがとう。結局、俺にヨーキーのような曲は書けなかったよ」

「違ってもいいと思います…。鋭さと優しさを併せ持つような曲でした…。上手く言えませんが…」

「結構「いい曲だ」と言ってもらえる。完成したのは君のおかげなんだよ」

「ボクがなにかしましたか…?」

「魔石をくれたろう。立ち昇る夜の魔法のおかげで新しい発想と感情が生まれた。俺の世界は…限りなく狭小なんだけど、微かに飛び出せたような」


 ボクの魔法に結びつきそうな歌詞はなかったけど、感性もそれぞれ。曲作りに助力できたのなら嬉しい。時間が経って少しずつ気持ちが落ち着いてきた。


「『閃き』で曲を書いたのは初めてだった。今まで絞り出すように曲を書いてたから」

「苦悩されてるんですね」

「苦しくても…歌が好きなんだよ、多分。ウォルトにもそんなモノがある?」

「あります」

「そうか。たった1つでも好きなモノがあるといいよね」

「はい」


 互いにお茶を口にする。ロムーさんといると落ち着く。住み家の居間で本でも読んでるかのよう。無理して話さなくてもいい。2人なのに1人でいるような不思議な感覚。


「ウォルトはフクーベにも住んでたんだろう?昔と変わってる?」

「街並みは変わりました。住んでいたのは数ヶ月なので偉そうに言えないんですが。ロムーさんはフクーベ育ちですか?」

「この街以外に住んだことがないし、街を出たこともない。行ったことがあるのは動物の森だけ」

「ボクが言うことじゃないですけど、頻繁に行く場所ではないですね」

「ギターは弾いてる?」

「弾いてます」

「ウォルトは一度聴いたら曲を覚えられるんだよね。今の曲も覚えた?」

「はい。帰ったら直ぐに練習します。いいでしょうか?」

「ははっ。凄いな。もちろんだよ」

「単に好きな曲を弾きたいという欲求だけで、作曲したロムーさんが凄いんです。実は、与えてもらったのはボクも同じで」

「なにか閃いた?」

「見てもらいたいので、もう一度同じ曲を弾いてもらえないでしょうか?」

「言ってることがわからないけど、別に構わないよ」


 ロムーさんは再びギターを抱えた。ボクは精神集中して静かに魔力を高める。


『薄明』は、太陽が沈んだのち短時間だけ空が明るく昼に近い状態になる珍しい現象で、カネルラでもごく稀に発生する。心揺さぶられ、情景が鮮明に浮かんだけど言葉では言い表せない。だから、魔法で感情を表現する。


 波紋が広がるように部屋の光景が変化していく。ロムーさんは手を止めて驚いた表情。笑いかけると、ふっと微笑んで直ぐに演奏を再開した。

『幻視』と『仮想空間』の複合魔法で、仮にトナミさんが帰ってきたとしても、ボクらの姿は普通に視認できる。この魔法が見えているのは、仮想空間の中にいるボクらだけ。アヴェステノウルの情報屋を街で追跡したとき隠蔽に使った魔法でもある。


 茜さす光景を映し出し、ロムーさんの声に寄り添う。こんな風景が見えたんだ、と感じたままに魔法で伝えたい。



 歌い終えたロムーさんは、微かに涙を溜めていた。


「君は……魔法使いだったんだね…」

「ボクは表現者ではないんですけど、心の内を表現できる1番の手段が魔法です」

「とても美しくて…幻のような風景だった…」

「ボクに見せてくれたのは貴方です」


 互いに笑い合う。そこから、ボクの事情…というほど大層でもないけど、過去の話も少しだけ交えながら魔法について簡単に伝えた。世界でも珍しい獣人だから、信頼している人以外には魔法を見せないことも。


「ウォルトの心の内を知ったかぶりできないけど、同じ立場なら想像しただけで息が詰まりそうだ」

「以前は正直に言っていて、誰も信じてくれないから言いたくなくなって、今では友人と呼べる人達にだけ伝えるところに落ち着きました。それでも、しばらく様子を見てしまうんですけど」

「わかる。俺は絶対に言わない。街で顔とか指差されて、コソコソ話されたりしただけで逃げたくなる俺の比じゃない。考えただけで恐怖だ」

「ただの通行人とかでも、知らない他人に興味を示す人がいますよね。不思議に思ってます」

「人を観察するのが好きって人がいる。面白いらしいけど、どう生かすんだろう?素晴らしいモノに出会うときって、ほぼ突然だと思うんだ」

「意図的にその時を待つんじゃないでしょうか。理にかなってる気もします。驚きに出会うタメに自ら動くことを選択しているんだと」

「積極的に遭遇する機会を作り出そうとしているのか。その発想はなかった」


 ボクが淹れ直したお茶を飲みながらただ会話する。なんというか、時間を忘れてまったりと。



「たっだいまぁ!」


 トナミさんが帰宅した声で長居してしまったことに気付いて腰を上げる。


「かなり長居してしまいました。また伺います」

「凄く充実した時間だったよ。ありがとう」

「こちらこそ」

「ウォルト、まだいる?!」


 素早く居間に移動してきたトナミさん。


「今から帰ります。お邪魔しました」


 出て行こうとして、トナミさんに前から両肩を掴まれた。

 

「まぁ待ちなさい!ちょっとだけ話そうよ!」

「構いませんが、仕事でお疲れでは?」

「そんなのいいって!気を使うとこもロムーに似てる!お腹空いたから、ちょっとご飯だけ食べるけど待ってて!」

「実は、トナミさんに料理を作ってます」

「なんですとっ?!」

「ロムーさんの要望で、帰ってきたら一緒に食べたいからと」

「気が利くぅ~。ロムー、ウォルト、ありがと!」

「口に合うといいんですが」


 嗜好を知らないからちょっと怖いけど、とりあえず食卓に作った料理を並べる。


「美味しそうっ!すっごい!」

「ウォルトの料理は絶品なんだ」

「…ホントだ!むっちゃ美味しい!しかも火傷しそうなくらい熱々だ!」


『保存』していたから…とは言い辛い…。


「本当に美味いよ。ウォルトは食べなくていいのか?」

「ボクは作る方が好きなんです。それに、味見だけでお腹いっぱいになってて」

「私もね、給仕で運んでるだけなのに「うぇ~っ!」ってなるときがある。油モノとか特に。帰るとお腹空くけど」


 美味しそうに食べる姿を見るだけで満足だ。お代わりもしてもらってとりあえずホッとする。


「食ったぁ!ごちそうさま!」

「ごちそうさまでした」


 後片付けも任せてもらう。綺麗に片付けるまでがボクにとっての料理。食後にお茶も淹れさせてもらう。

 

「お茶も美味しい!ウォルトは何者なの?」

「只の獣人です」

「またまた。有名な料理人でしょ」

「料理は趣味なんです」

「噓だぁ~。ウチの店の何倍も美味しかったよ」

「褒めすぎですよ」

「ふ~ん。ロムーと仲良いのわかるね。最初は驚いたけど」

「俺達は知り合って間もないんだよ」

「会うのは今日で二度目です」

「マジ?!そんなに仲良さそうなの信じられない…。ロムーじゃなければあると思うけど…」

「ウォルトは間違いなく数少ない友人の1人だ」

「ボクも少ない方だと思います」

「言われなくてもわかるなぁ」

 

 初対面でバレるとは。


「2人とも社交的な感じしない。同じ匂いしまくってる」

「俺はそうだけど、ウォルトは違うかもしれないよ」

「いえ。その通りです」

「おもしろっ!」


 面白いのはトナミさんの方だと思う。

 

「トナミに言いたいことがあるんだ」

「急に改まって、なに…?」

「俺と……結婚してほしい」

「えぇっ?!」


 突然の告白に目を見開いて驚いてる。ロムーさんは真剣な表情。予想もしなかった流れだ。


「歌うことしかできない死にたがりで…苦労ばかりかけると思うけど…」

「きゅ、急すぎない?!どしたの一体?!」

「今しか勇気が出ない」

「そ、そうなの…?ふ、う~ん…」


 頭を捻って悩むトナミさん。空気を読めないボクでもこの場にいるのは場違いな気がしてる…。


「あの……ボクはおいとましようかと…」

「もうちょっといてくれないか」

「2人っきりにしないで!お願い!」

「はい」


 いてもいいのなら、静かに顛末を見守ることに決める。ドキドキするな…。


「小さな頃から面倒をみてくれて、引っ張ってくれて…ずっと頼りにしてきた。でも、隣に並びたい。トナミなら…他に相応しい男がいると思う。でも…」

「まどろっこしいなぁ!ハッキリ言って!」

「……トナミ。俺は…ずっと前から君が好きで……これからも……一緒に生きてほしい」


 沈黙の時間が流れる。緊張した空気に落ち着かなくて、耳と尻尾が自然に動いてしまう。


「…いいよ。結婚しよう!」

「いいの?」

「言い出したのはそっちなんだからね!ちゃんと責任とってよ!」

「うん。ありがとう…」

 

 トナミさんは満面の笑み。慕情の匂いに溢れる空間。


「ウォルト、驚かせてごめん」

「いえ。おめでとうございます」

「あっ!私とロムーは本当の姉弟じゃないからね!幼馴染みなの!」

「わかってました」

「そうなの?なんで?」

「匂いが似てないので」


 血の繋がりはないと思ってた。でも、世の中にはいろんな形の家族がいて気にすることでもない。


「トナミ。あの…。ちょっと待ってて…」


 ロムーさんは足早に居間から出て行く。


「ウォルト。ロムーになにしたの?」

「なんのことですか?」

「急にプロポーズするなんておかしい。ずっと一緒に住んでるのに手を出してこなかったんだから。今まで姉弟同然の同居人だったのに、諸々飛び越えていきなり求婚するなんてあり得ない。ロムーだからなおさら。恋愛のアドバイスとかしたんじゃないの?」

「なにもしてません。普通に話してただけです。恋愛経験もありませんし」

 

 なにも言ってない。ボクも急な展開に驚いてるんだ。


「まぁいいか!見届人になってくれてありがと!」

「トナミさんがお断りしていたら、見なかったことにしてました」

「あはっ!断る理由がないよ!おばあちゃんになる前でよかった!ロムーには内緒ね」


 言ってもらえるまで、ずっと待つつもりだったのかな。とても嬉しそうな匂いをさせてる。そうこうしてるとロムーさんが戻ってきた。


「あの……受け取ってほしい…」


 パカッと開いた小箱には銀の指輪が。


「準備してたんだ…。着けてくれる?」

「うん」


 頬を染めるトナミさんの手を取ったロムーさんは、指輪を左手の薬指に……。


「あれ…?」


 指輪は関節で止まってしまった。


「おかしいな」

「いてててっ!それ以上、無理だってぇ~!」


 無理やり押し込もうとしても嵌まらない。


「このサイズで合ってるはずなのに…」

「指輪のサイズはどうやって知ったの?!」

「前にトナミが言ってたサイズだけど」

「いつ?!」

「5年くらい前…」

「いつの話よ!あの頃より成長してるって~!決して太ったワケではない~!」


 2人の年齢は知らないけど、多分ボクより上っぽい。まだ成長する年齢だった…のかな?

 

「ごめん…」

「コレ、いつ買ったの?」

「3年くらい前…」

「そんなに前なの?!だったら早く言ってよぉ~!」

「ごめん…」

「しょうがないなぁ。サイズは仕立て直してもらえるからさ!そんなに落ち込まないの!」


 このままでは中途半端になってしまう。ちょっとだけ我が儘を言わせてもらおう。


「もしよければ、指輪を貸してもらえませんか?」

「どうするんだ…?」

「おかしなことはしません。少しだけ時間をもらいます」


 指輪を預かり、ふんわり重ねた掌で包み込むと静かに待ってくれる。精密な作業だ。集中してやろう。

  


「お返しします。もう一度着けてみてください」


 再びトナミさんの左手薬指に指輪を通すと綺麗に嵌まった。


「ピッタリだ…。見た目に変化はないのに…」

「なんで…?手品…?」

「似たようなモノです。ご結婚おめでとうございます」


 見えないよう隠して、魔法で『融解』『形成』『同化接着』して一回り大きなサイズに仕上げた。ほんの少しだけ細く薄くなったけどほぼ変形してない自信あり。


 最後まで見届けられて満足だ。



 ★



 ウォルトが住み家に帰って、ロムーは部屋にトナミと2人きり。


 初めて肩を寄せ合う。子供の頃から長年の付き合いなのに緊張が止まらない…。


「あはっ。固くなりすぎでしょ」

「そんなことないけど…」

「ねぇ、ロムー。なんで急にプロポーズする気になったの?」

「…ずっとしたいと思ってた。でも、断られたら…とか、俺なんかじゃを幸せにできないって悪い考えに毎回掻き消されて」

「言えなかったのに、なんで?」

「知ってると思うけど、俺は自分勝手なんだ」

「よ~く知ってる」


 子供の頃から面倒くさい性格だった。そんな俺とずっと一緒にいてくれたトナミは、誰より知ってる。彼女がいてくれたから、今もこの世界で生きてるんだ。


「誰のことも認められず、知らないことを受け入れない。そんな術を知らない。それなのに…感情が大きく動いたんだ」

「で、勢いが出ちゃったと」

「勢い…なのかなぁ?よくわからない。でも、俺の中でなにかが終わった」

「終わった…ねぇ。わからんけど、とにかくウォルトのおかげってことね」

「うん。人は人を変えられない。変わるのは自分が変わりたいと願うからって思ってたのに…突然やってきた」

「変革の時ってヤツだ!けど、性格はそう簡単に変わらないから無理しちゃダメだよ!」

「ありがとう」


 微笑むトナミの頭がコテンと肩に載る。勇気を出して…肩を抱き寄せた。



 俺自身が1番驚いてる。今も感動の余韻が残ってるんだ。


 ウォルトが見せてくれた魔法は、心に深く刻まれた。俺が見せた風景だと言ったけど、胸の内にあった情景の何倍も素晴らしくて。

 当たり前だけど、俺とウォルトの感性は違う。近しいモノは感じるけど容姿や性格だって似てるワケじゃない。トナミが言う「似てる」は言動に共通点を感じてるだけ。

 千差万別は世の理でも、さっき歌と魔法で共演して感動や感情を他人でも分かち合えることを教わった。俺は……この先トナミと分け合いたいと確かに思ったんだ。


「きっとできる」と背中を押してもらったような気がして。

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