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モフモフの魔導師  作者: 鶴源
553/715

553 ボクに力を分けてくれ

「チャチャ!久しぶりだなっ!」

「遊びに来たぞ!」

「元気そうで安心したよ」


 ウォルトが魔伝送器でチャチャに連絡したら、狩りを終えて直ぐに来てくれた。ペニーとシーダが跳びつくこともなく、落ち着いた平和な再会。互いにモフりモフられてる。

 サマラも誘ったけど、バッハさんの体調が悪いらしく付き添ってるらしい。今や2人は姉妹になって、これまで以上に親密な関係。「心配しなくていい」と言ってたけど、大丈夫かな?薬や魔法の治療は必要なくても、「手助けが必要なら遠慮なく言ってほしい」とだけ伝えた。「今度、キャミィやペニー達に会わせてほしい!」と言われたので、折を見て皆に会ってもらおう。


「チャチャ!キャミィもいるんだよ!」

「…ホントだ!チャチャです。よろしくお願いします」

「貴女がチャチャね。キャミィよ。ウイカ達にも言ったけど堅苦しい話し方は好きじゃないわ」

「だったらそうする。…ふふっ」

「なにがおかしいの?」

「いや…。キャミィはモフモフが好きなんだと思って」


 前に出たキャミィは、ペニーとシーダの間に立ってずっと毛皮を撫でてる。

 

「控え目に言って、今日は素晴らしい日よ」

「キャミィは最高なのか!」

「俺達も友達が増えて最高だぞ!」

「よかったわ」

「そろそろご飯にしようか。お腹も空いただろうし、食べながら話そう」


 今日は外で焼いて食べることにしよう。住み家でタレだけ作って、外に持ち出したテーブルにチャチャが狩ってきてくれた肉と採れたての野菜を並べる。焼き器と金網を準備して、手伝ってもらいながら串に刺してどんどん焼く。

 キャミィには野菜焼きだけど、美味しく焼き上げる自信はあって、焼き野菜には生や煮物と違った美味しさがある。ペニー達に串は危ないから、いつもの骨付き肉にしよう。


「「「美味しい!」」」

「「美味いぞ!」」

「美味しいわ」

「どんどん焼くから沢山食べて」


 料理とは呼べないけど、美味しいなら問題ないかな。


「キャミィはお酒は飲まないのか?」

「飲めなくはないけれど」

「よかったら少し飲んでみないか」


 アニカ達は楽しそうにお酒を飲んでる。皆とお近づきになった記念に軽くすすめてみよう。


「少しだけ頂こうかしら」

「なにが飲める?」

「果実酒なら飲める」

「美味しいのがあるよ」


 ペニーとシーダが一心不乱に肉を食べる姿を見ながらゆっくりお酒を飲むキャミィは、とても優しい表情でいつもより大人に見える。


「キャミィは相当動物好きなんだね。ペニー達を見てると癒やされるよね」

「キャミィは好きすぎだね!ペニーとシーダから目が離せてない!」

「可愛いんです。ウチの弟達みたいで」

「お酒と動物が至高の組み合わせだと初めて知った。生まれて初めて肉を美味しそうだと思う」


 ペニーとシーダは肉に夢中で聞いてない。


「ウォルト!肉のおかわりくれ!」

「俺も頼むぞ!」

「ちょっと待ってて」


 休むことなく焼き続け、途中からは細かく挽いた肉を固めてドワーフ工房で作った鉄板で焼く。肉汁がたっぷりで美味しい食べ方。西の方ではハンバーグと呼ばれるらしい。


「ん~!美味しいです♪」

「美味いぞ~!」


 美味しいモノを食べる時は種族なんて関係ない。肉の力は偉大だ。


「コレは…私でも食べられるし美味しい。肉はこんな味なのね」


 キャミィには豆で作った肉の代用料理を焼いた。肉と遜色ない味付けに仕上げたつもり。素材は植物由来のモノばかりだから、エルフでも食べられる。気分だけでも味わってもらえたら。


「キャミィが食べてるのを俺も食べてみたいぞ!」

「分けてあげる。はい」

「……肉みたいな匂いだけど肉じゃない!不味いぞ!」

「ふふふっ。シーダには物足りないかしら」

「やっぱり肉が最高だぞ!」

 

 それぞれ楽しんでいて嬉しくなってくる。作り甲斐があるなぁ。


「キャミィもフクーベに住まない?」

「街に住んでるエルフもいるよ!知り合いに頼んで家を探すよ!」

「お断りするわ。私は街に住む気はないの」

「こ、このモチモチは…離れがたい…」


 女性陣に囲まれ、チャチャには頬擦りされているキャミィ…。やりたくなるんだろうか。


「キャミィはどこに住んでるんだ?」

「ペニーやシーダと同じで、この森で暮らしているの」

「そうか!森の仲間だな!」

「嬉しいぞ!」

「私もよ」


 ペニーとシーダは嬉しそう。


「だったら、チャチャとアニカとウイカが森に住めばいいぞ!それなら一緒だ!」

「それはとてもいい案ね」

「まぁ…」

「いずれはね~!」

「そうなるといいけど」


 揃ってボクを見る。含みがある言い方だな。……そうか。空間拡張の魔法を覚えたら、離れに住むと言ってくれてた。早く覚えろという無言のプレッシャーか。

 任せてくれとは言えないけど、コツコツ修練してる。その時は皆が泊まるのも楽になるだろう。



 周囲がすっかり暗くなって、皆のお腹も満たされたみたいだ。そろそろ後片付けを始めようとして…。


「皆に見せたい魔法があるのだけれど、いいかしら?」


 キャミィから突然の提案。珍しいことだけど断る理由はない。


「見せてほしい」


 全員キャミィに注目する。目を閉じたキャミィの魔力が高まっていく。見たことのない色の魔力と凄まじい魔力量。艶のある髪がふわりと浮き上がった。


大樹の海(ロウル・ウルギノ)


 詠唱と同時に、水が湧き出すように凄まじい成長速度で周囲に木が生える。地面を突き破り、天に向かって伸びる様は圧巻。


「すごい魔法!」

「コレって本物の木だよね?!」

「信じられない!」


 やがて住み家の周囲一帯が森へと変貌を遂げ、まさに森の隠れ家状態で労せずしていい雰囲気になってしまった。


「いきなり森が広がったな!」

「驚きすぎて尻尾が膨らんだぞ!やるな、キャミィ!」


 ペニーとシーダも跳びはねて大興奮。


「褒めてくれてありがとう。嬉しいわ」


 2人と戯れるキャミィは、可憐な少女に見えるけど紛う事なき大魔導師。ボクも予想だにしない凄い魔法を見せてもらった。


「自然と共に生きるエルフらしくて、もの凄い魔法だね」

「今日は楽しすぎて…ちょっと張り切り過ぎてしまった…わ…」


 急に倒れ込んだキャミィの身体を支える。


「キャミィ!大丈夫か?!」

「大丈夫よ…。魔力切れと…酒で気分よく酔っていたのが重なっただけ…」

「よかった…。そろそろ住み家に入ろう。シーダ、キャミィを背中に乗せてくれるかい?」

「いいぞ!」

「さすがね…。わかってる…」


 その方が回復も早いだろう。魔力も渡しておこうか。住み家に入ると直ぐに3姉妹が揉めだした。


「私が入るよ」

「い~や!今日は私に任せて!」

「いえ!私が入りますから!」


 誰がキャミィと一緒にお風呂に入るかで言い争っている。なぜそんなに入りたいのか知らないけど、いつも仲がいいから口論するのは珍しい。

 そもそもキャミィは入浴するなんて言ってない。相変わらず無表情だけど困っている雰囲気。


「キャミィ!俺達と一緒に風呂に行こう!」

「温かくて気持ちいいぞ!」

「私はお風呂というモノに入ったことがないのだけれど」

「俺達が教えるから心配いらない!チャチャと入ったから知ってるんだ!」

「俺達の身体を洗ってほしいぞ!」

「任せてもらえるかしら」


 結局キャミィはペニー達とお風呂に向かった。浴巾と貫頭衣を準備して置いておこう。


「先越されちゃった」

「キャミィだけじゃなくて、ペニー達とも入ってみたかったね~!」

「大人げなく揉めちゃダメですね」

「皆はお茶でもどう?」


 居間に移動して、要望に応えた飲み物をそれぞれ淹れる。


「それにしても、凄い魔法でした。窓の外の風景がまるっきり変わっちゃいましたね」

「キャミィは可愛いのに大魔導師なんて反則だよ!魔法で地形を変えるなんて普通じゃない!」

「兄ちゃん並みに凄い魔法だと思った」

「彼女が本気を出したらボクとは比べものにならないよ」


 いつも見せてくれる魔法は、やはりほんの一部なのだと再認識した。貴重な魔法を見せてもらえたことに感謝だ。


「更地がなくなっちゃいましたけど、これから修練はどうするんですか?」

「う~ん…。そうだね…」


 ウイカの言う通りで更地が森になってしまった。どうしたものか。魔法で伐採するのは簡単なんだけど、『動物の森の樹木を許可なく切ってはいけない』という法がある。

 あまり遵守するつもりがないボクでも、自然保護は大切だと考えてる。新しく生えた木も例に漏れないだろう。緑が増えるのはいいことだし雰囲気もボク好みになったけど、陽当たりが悪くなるのと魔法の修練をできる場が減るのは困る。


「どうにかするよ。毎回修練場に行くのもいいけど、ココでしかできない修練もあるからね」

「なんとかなりますか?」

「通すべきところに話を通してからね。ところで、皆はキャミィが可愛くて仕方ないみたいだけど、実際は年上のお姉さんだよ?」


 勘違いしてるんじゃなかろうか。


「わかってるんですけど、とても100歳を超えてるようには見えなくて」

「美形だし妹感が凄くないですか?着せ替えとかしたくなります!」

「兄ちゃんも可愛いって思うでしょ?」

「それはそうだね」


 外見やモフっている姿は子供。でも、頭脳や魔法は立派な大人。それがキャミィ。


「いい風呂だったな!」

「気持ちよかったぞ!水浴びとは違う!」

「また一緒に入りたいわ」


 入浴を終えたキャミィ達の声がする。会話しながら居間に向かってきてる3人にも飲み物を淹れよう。


「なにか飲みたいモノはな……いぃっ!?」


 訊きながら向けた目を素早く背ける。


「ウォルト。どうしたの?」

「キャミィ!なんで『淑女の誕生』を?!その身体じゃ貫頭衣が短いだろう!?」


 完全に油断してた。大人に変化してるキャミィの胸の谷間と、太腿まで露わになった生足をがっつり見てしまった。丈が全く足りてないのがわかりそうなモノだけど!


「ペニー達に「見たい!」と言われたからよ」

「キャミィの魔法は凄い!」

「いきなり見た目が変わって驚いたぞ!」

「よく考えると、ウォルトさんにあの魔法を教えたのはキャミィなんだね」

「エルフの美女、レベル高すぎっ!怖っ!」

「でも妹感が完璧になくなって悲しいです…」


 急いでサマラ用の貫頭衣を取りにいこう。顔を背けながら部屋に向かう。


不朽の防壁(ミュールペレテ)

「痛っ…!」


 廊下に出る直前に障壁が現れて、顔をぶつけた。エルフの物理防御魔法。


「どこへ行くの?」

「キャミィの服を取りに行くんだよ」

「このままで構わないわ」

「ダメだよ。寒いだろう」


『無効化』で消滅させても、瞬時に張り直される。…揶揄ってるのか。取りに行かせないつもりだな。成長した姿のキャミィは、比例して魔力も技量も上がるのは知ってる。ただ、性格も悪戯好きのお姉さんになるのは知らなかった。酔ってるからかもしれないけど。


 しばらく防壁を消して出してのイタチごっこが続く。


「キャミィ、凄い!」

「ウォルトさんに負けてないね!」

「速すぎて兄ちゃんに勝ってるまであるよ!凄いね!」

「うふふっ。この状態の私ならウォルトも突破できない?」


 かなり展開が速いし、さすがの技量だけど揶揄われてばかりじゃいられない。今のボクは…キャミィに服を着せるという使命感に突き動かされてるんだ。他の誰もツッコまないからボクがやるしかない。


「防壁を突破できたら大人しく服を着てくれないか?」

「ふふっ。いいけれど全力で阻止するわ」


 優雅に笑うキャミィ。いつもと別人に見える。この手ならどうかな。


「……なっ!?」


 キャミィが展開した障壁をゆっくり歩いてすり抜ける。


「くっ…!」


 何枚続けて展開されても同様にすり抜ける。歩みは止めない。


「『無効化』…じゃないわね…」

「想像の通りだよ」


『無効化』を身体に纏っているワケじゃない。『魔喰』も使ってない。ボクはアニェーゼさんから教わった魔力の同化を利用してすり抜けてるだけ。キャミィの魔力と防壁の術式は知ってる。自分の纏う魔力を魔法と同化させながら通過した。試されてると思ったけど、反応からすると絶対できないと思ってたんだな。大魔導師の予想を上回れたのは地味に嬉しい。


 取ってきた大きめの貫頭衣をキャミィを見ずに手渡す。


「はい。どうぞ」

「着たくないのだけど」

「キャミィ!約束は守らないとダメだ!」

「俺達も守ってるぞ!」

「…そうね。ごめんなさい。一番年上なのに大人げなかったわ」


 ペニー達の援護もあって、キャミィは『淑女の誕生』を解除した。


 ボクの努力は…?…まぁ、いっか。





 皆で楽しく過ごした1日も、いよいよ就寝する時間。今日は離れで全員で寝ることに決まった。住み家の部屋ではちょっと狭すぎるし、離れには仮眠用に作っておいた大きめのベッドが置いてあるから住み家から1台運び出せばいけそう。


「広いな!」

「柔らかい藁もあるぞ!」

「ペニーとシーダ用に準備してたんだ。いつもの寝床が落ち着くだろうから」

「「やった!」」

「私も床で寝るわ。藁には慣れてる」


 確かにエルフは慣れてそうだ。


「じゃあ、私達も床で寝ようか」

「賛成!」

「野宿みたいで楽しいかもしれないです」


 それならば、と大物を『圧縮』して離れのスペースを確保する。


「どういう順番で寝ようか?」

「私にいい案があります!」


 皆でアニカの説明に耳を傾ける。


「キャミィの両脇にペニーとシーダ。その外側に私とお姉ちゃん。チャチャとウォルトさんはそれぞれ端っこでどうですか!」


 ボクとチャチャはペニー達と寝たことがあるし、キャミィはモフりながら眠れる。ウイカとアニカもモフれるし、いい案だと思う。


「本当は私達もキャミィと添い寝したいけどね」

「残念だけどしょうがないよ!」

「キャミィの幸せを第一に考えましょう」

「ありがとう。貴女達とは次の機会で一緒に寝ると約束する」

「やったね!」

「約束だよ!」

「嬉しい!」


 皆の笑顔にとてもほっこりする。種族関係なく、楽しい時間が過ごせて幸せだ。……そうだ。今ならあの魔法を見せてあげられるな。


「寝る前に、ボクの魔法を見せたいんだけどいいかな?キャミィの魔法に比べると大したことないんだけど」

「「「見たい!」」」

「「見たいぞ!」」

「私も見たいわ」

「あと、皆の力を分けてほしいんだけどいい?」


 頷いてくれる。


「どこでもいいから、ボクの身体に触れてくれないか?」

「こうですか?」

「はい!」

「これでいい?」

「触れたわ」

「任せろ!」

「触ったぞ!」


 円になって床に座り、全員がどこかしらに触れてくれる。シーダは足に顎を載せてるのが可愛い。


「ありがとう。じゃあ、少しだけそのままで。皆の力をちょっとずつもらうよ」


 吸収しながら集中して魔力を練り上げる。


「コレは……。魔力が言語化されているの…?」


 身体から立ち昇る魔力が文字を象りながら帯状に広がって見えるから、キャミィはそう感じるのかもしれない。けど違う。ボクが見せたい魔法は文字じゃない。


協奏曲(ボレロ)


「どうなってるんだ!?」

「いろんな音が聞こえてきたぞ!?」


 魔力を言語化しているのではなく、脳内で奏でる音を魔力化しているのが正解。鳴らしているのは、幼かったボクが母さんと街に行ったときに一度だけ聞いたことがある音楽。様々な楽器で演奏される音が見事に融合した協奏曲と呼ばれるモノを再現してみた。


「魔法でこんなに複雑な音を鳴らせるなんて凄いです」

「本当に凄いです!すぐ傍で演奏してるみたいな!」

「何十人もいるみたい。どうなってるの?」


 音楽に合わせて幻想的な光景と生物も投影する。『幻視』の暗闇に、光を放つ花を咲かせたり鳥や蝶を飛ばしたり、濃淡を活かした不思議な風景を映しだす。リズムに合わせて変化させるのは難しいけど、やり甲斐がある。


「どんな魔力操作なのか私には見当もつかない…。しかも、よく見ると幾つもの魔力が混ざっているのね…」


 正確には、人間の魔力とエルフの魔力、獣人の力と狼吼を混ぜてある。混合させる力が多ければ多いほど多彩な映像と音を表現できるからだ。

 皆から少しずつ力を吸収して、上手く混合させられてると思う。ココにいる全員の力で映しだして音を奏でている。だからこそ協奏曲と名付けた。普段は1人寂しく修練してるけど。


「貴方は………言うだけ無駄なのよね」

「ふふっ。キャミィ、大正解」

「さっすがわかってる~!」

「兄ちゃんはちょっとおかしいただの魔法使いだから」

「ウォルトは凄い!」

「こんなの見たことないぞ!」


 曲を終えると同時に分けてもらった魔力も消費しきった。少しでも楽しんでもらえたかな。


「貴方の魔力操作は尋常じゃないわ。魔法を創造する力も」

「ありふれた魔法だよ。誰でもできるさ」

「……やりたくてもできないのよっ!ペニー!シーダ!寝ましょうっ!おやすみっ!」

「そうだな!寝るか!」

「よく寝れそうだぞ!」


 キャミィは怒って寝てしまった。怒った姿を久しぶりに見たな。


「今のはウォルトさんが悪いです」

「ウォルトさんの悪いところがモロに出ちゃいましたね!」

「全面的に兄ちゃんが悪い。起きたら謝ったほうがいいよ」

「えぇっ!?」


 なぜなんだ…?わからないから謝りようもない…。とりあえず、今日は魔法を使いすぎたからよく寝れそうだ。今度はサマラも呼んで、また同じように楽しく過ごせたらいいな。もっと楽しませる魔法を修練しておかないと。

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