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個人的に微妙箱

突拍子もないお話~転移?の神さま?~

作者: カタタン

よくわからないよ。よろしくね。




ねえねえ、なんで君はここにいるの。



「うるさいな、ほっとけよ」



ねえねえ、なんで君はここに来たの。



「うるさいって、ガキのくせに」



ねえねえ、なんで君は泣いていたの。



「このやろ、どっか行けよ」



なら、君がどっかにいくといいよ。



「はあ?ガキが、生意気いってんじゃねえ」



じゃ、送ってあげる。帰りたくなったら言ってね。



「何よく分からねぇこといってんだよ、おウチに帰れ」



大丈夫、お家にちゃんと送ってあげる。



「おい、頭おかしくなったのか。言ってる意味わか…」



はい。




ヒュン…




ハハハ、まったねー!







そこから、少し経って。



ここは人間たちを眺める為の場所。

そこに、一人の少年のような見た目をしている存在がいた。



「それって僕のこと?」



人間の言葉で言うと、紙、と言うべき存在だ。



「神の間違えだよ、ぷんぷん」



ははは、何のことだろう。さっぱりわからないです。



「しらを切るつもり?なら君、帰しちゃうからね!」



止めてください。役割を奪わないでください。これが私の天職なんです。



「ならよし。じゃ、テイクツーね」







ここは人間達を眺める為の場所。

そこに、一人の少年のような見た目をしている存在がいた。



「僕だね」



彼は、一度見れば熊も逃げ出し、虎やライオン達もたちまちひれ伏す、神々しく美の象徴のような風貌を…



「ねえ?形容の仕方おかしくない?なんで動物達が逃げ出すのさ。美しさってそういうのじゃないよね?ねえ?」



いや、美しいですよ。逃げ出したくなるほど美しいってことです。



「逃げ出す程って、まず醜いってことだと思うんだけど。美しさって言わないよ」



いやいや、持っていなかったって繋げようとしたんです。はい。



「それって神々しくないし、美の象徴じゃないってこと?」



・・・。



「やっぱり、解雇かな?」



ごめんなさい今度はちゃんとやりますからごめんなさい許して…(早口)



「仕方ないなあ。テイクスリーね!これがラストチャンス!」







ここは人間達を眺める為の場所。

そこに、一人の少年のような見た目をしている神がいた。



「神って直接的に言ったね。まあ、いいか。そう、僕だよ、僕」



この神は複数の世界の管理をしている。先程のように、面白そうな人間を見つけては、違う世界に連れ去ったりしている。もちろん私もその連れ去られた一人だ。



「もちろん簡単にはやらないけどね」



その為、ほかの神からはお調子者、と言われているそうだ。



「人間の言葉ではそれが一番適切だね」



さて、そんな神の一日を、早速見ていこう。




「まあ、一日もう過ぎたけど」



え。



「君達のいう一日は君のせいで過ぎちゃったよ」



まじですか?



「マジマジ」



え、これ私どうなるの?



「テレレレレレレ!残念!かいこー!」



ぎゃあ~~~~~~!やだ~~~~~~!



ヒュン…



「じゃあね、ぐっばい!」



「てことで、語り手の新人さん、募集中です!」



「どんなひとでも大歓迎!僕がいいと思ったらすぐに君の所に行っちゃうよ!」



「じゃ、また会えた時よろしく~!」






最後まで読んでくれたんですか。ありがとうございます。

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