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取り調べの果てに

作者: 月野ヨル


おい…おい!聞いてんのか!お前がやったんだろ? 黙ってんじゃねぇよ!


………

すみません…


あ?聞こえねーんだよ!もっとハッキリいえよ!


すみません!


すみません? お前…すみませんの一言で済むと思ってんのか?警察なめんなよ!

お前みたいなのがいるから犯罪がどんどんどんどん増えていくんだよ!そこんとこ分かるよな?(威圧)


でも、それはあなたの考えじゃないですか?

僕はそんなことどうでもいいんですよ。

帰りたいんではやくしてくれませんかぁ?

僕の時間返してくださいよ〜


あ?テメェの時間?ふざけるな!

時間返してほしいならテメェの罪を

認めろよ!認めたらすぐ帰してやる!

もう一度聞くぞ? これが最後だからな?

お前がやったんだよなぁ?


はい…僕がやりました…あの時は気が動転してて…でも殺すつもりなんかなかったんです!信じてください!


信じたいところだが現に刺しているじゃないか!しかも殺しだからな!


そんな…


まぁ良いや、話し聞かせてもらったよ〜

てことでお前は牢獄行きだから頑張れよ!


え?解放はウソだったんですか?


あ?お前殺しやったんだから解放なんてするわけないだろ?じゃあ牢獄で苦しめよ?

じゃあな!


牢獄にて…


僕このまま牢獄で死ぬのかなぁ…

でも当然だよね…殺したんだから…

報いなのかな…なんだか哀しい気分…

あれ?なんで?なんで…涙なんか

今まで出なかったのに…牢獄って

こんなに涙がこぼれるものなんだ…


僕ここにいても意味ないな…

いっそのこと…




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