アイテムを確認・・・する前に襲われた
続いてアイテムの確認をと思いますが、なにやら後ろの茂みから気配が感じられる様な?
『グロォォォォォォォォォォ!』
現れた者は熊?角?デカイ?
---敵性鑑定、固有種レベル50、状態 空腹---
へ?見た目通りのガチな装甲でモフモフには程遠いと思っていたら毛皮で無く甲羅に近い物だったのね、状態 空腹 って俺=糧と言う事?ああそう言えば美味しい御飯の匂いが漂ってますね!
自業自得かい!
そんな後悔に似た事を考えていたが、相手が待っててくれる筈もなく、既に両手を振りかぶりその一本一本が山刀の様な爪で引き裂こうと攻撃を更に噛み千切ろうと襲いかかってきた
ふと、走馬灯が流れるが如くゆっくり時間が進む、スポーツ選手が言うゾーンに入ったのだろうか?このまま死を受け入れる?イヤ!まだ生きていたい、左右への回避?相手を飛び越える?此方の獲物は・・・ヘビーアンカー
一瞬、正に気がついた時にはそれを振り上げ熊?の下顎から頭蓋骨を破壊していた。
-ざざっずん-
流石に頭が破壊されれば死ぬらしく爪は地面を削りおびただしい体液を撒き散らし沈んだ
「ははっ、ヤったんだよな?ちょっと腰が抜けた、ヤバかった、気を引き締めておかないとな、と言うかコイツ食えるのか?つーか俺よくこんな見た目重装備で機敏に動けたな?まあ重く無いけど、しかも甲冑が静かだと違和感あるよな?謎技術?アンカーもとっさに使ったけど・・・そんなに重く無いよな?」
とりあえず、落ち着いて動けるように為ってから熊?を引きずり土を掘って血抜きをし熊?の爪で解体をしたら、日が暮れはじめた為急いで薪を集め原始的な方法で火を起こし熊肉を焼き晩御飯にして寝た