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こんな私でも愛してくれますか?  作者: Melon
プロローグ
1/4

第1話 

お久しぶりです!

前回は【俺の彼女が妹であることをみんなは知らない】という普通の恋愛ものを書いていたのですが、今回は少し方向性を変えた作品となっております。


まず、前回は主人公とメインヒロインの恋愛をずっと書いていました。

今回は、

共通シナリオ→キャラごとに分岐

というゲームのような構成になっております。

キャラごとのシナリオですが、おそらく1キャラずつ順番に書いていくと思います。


更に、今回は内容の一部が全年齢に相応しくないと判断したため、R15指定とさせていただきました。

ちなみに、R15相当の性的な表現はありません。


主人公は女の子達とどういう生活を送るのか、どう付き合っていくのか、隠された狂気に触れた時、主人公はどうなってしまうのか。

ぜひ、最後までお楽しみください。

 恋は盲目、人を好きになってしまったら最後、その人のことしか考えられなくなってしまう。

 そして、相手の真実を知ったとしても、尽くしてしまうだろう。

 そんなことない、本当にそんなこと言えるのだろうか。

 好きな人がものを盗んでしまった、暴力をふるってしまった。

 人を殺してしまった。

 それを隠蔽する人はいないとは言い切れない。

 相手の心に潜む悪意、凶暴性、狂気。

 それらは愛の前では無力なのだ。


 2020年、春


「はぁぁ、彼女が欲しい......。」


 俺、坂月翔(さかづき しょう)は、朝からどん底の気分だった。

 今日から高校三年生。

 男子三割女七割という比較的彼女が作りやすい環境で、未だに彼女がいないのだ。

 異性の友人はいないというわけではないが、恋愛に発展することはない。

 まあ、告白なんてする勇気もないのだから発展しないのは仕方がない。

 だから、向こうから告白してくれないかな、なんて思っている。

 非モテの俺が告白なんてされてしまったら、俺はおそらく相手に夢中になってしまうだろう。

 毎日一緒に登校して、デートして、家に連れ込んじゃったり。

 これが、俺の理想。

 しかし、現実は全くと言っていいほどモテない。


「こんなに内気じゃ一生付き合うことなんてできないよな......。よし! 今年は積極的になろう!」


 突然やる気を出した俺は、今年中に彼女を作ることに決めた。

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