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13話 ロリコン

当然の如く降りたり登ったりしているが、わかってるやつならあの時点で、Cはあると言う。そしてコイツらは、分かっているようだが。


「悪りいけど、俺たちも同じような事は出来るんだよ。だからッ!」



目の前の男は膝を曲げ初め、膝を止め、息を吸いながら膝を伸ばし始め、足が地面から離れ、足が伸び切った。


俺にとっては、こんなに細かく説明できるほど、こいつの動きは遅い。一連の動作に0.1秒は掛かっている。精々Cが良いところか。



俺はその男の上へジャンプし、そいつを地面に叩きつけた。


「あれー、いい感じに手加減したんだけど、気絶してなかったかぁ。次はもっと、強めにしねえとなぁ?」


だが俺の戯れ言を、誰も聞こうとする様子はなく、残り9人が一斉に逃げ出した。



別に戦闘狂って訳じゃないけど、せめてBとAの間ぐらいは欲しいな。戦い甲斐が無いんだよ。C下位の奴らがこうして逃げたって、一瞬で全員ふっとばして一箇所に纏めることが出来る。


だが手加減を失敗したのもあり、9人ほぼ全員が骨折した。しかも流血までして。



まあほっといても死にはしないだろうし、衛兵呼ぶか。そう思って上を見ると、フレイアが下を笑顔で見ていた。その視線の先は俺では無く、まとめられ、流血しているならず者を見ている。


「やめなさい!」


すぐにフレイアをおんぶし、ここから離れた。


そして都合のいい事に、近くに衛兵がいた。事情聴取も、Sの肩書きがあれば必要ない。見た目もアレだったし、あいつらは間違いなく悪人さ。




そうして高級ホテルのディナーを楽しみ、俺が自主的にとった2人部屋で、風呂に入らせた。


先にフレイアを入らせたんだが、やっぱり一緒に入ろうとか言ってきたからな。どうにか説得したよ。


歯磨き、着替えも終わり、あとは寝るだけだ。


ちなみにベッドはでかいのが一つある部屋にした。これも自主的に。俺には未来が見えている。恐らく誰でも見えるんだろうけどさ。



俺がベットに入れば、勝手にフレイアも入って来て、ギュっと抱き着いてくる。そしてその慎重に見合わぬ、バケモノじみた胸が押し付けられる。


おんぶしてた時も、それが押し付けられてんのは分かっていた。だがさっきは外でパパって呼ばれてたからな。興奮なんてしてる場合じゃ無かった。



しかし今は何をしようが問題ない。ここは防音防振とかが相当高い。


王様とか貴族とかが止まるような場所だ。襲撃者が襲って来る可能性もある。だから国王とかが出資して、相当頑丈な作りになってるらしい。


だから夜通し騒ごうが、ヤろうが。問題ないってわけだ。



フレイアはロリじゃない、16歳だ。胸以外は幼く見えるし、精神面に何か問題があるようだが、それでも俺の一個下だ。


17と16の性行為。本の世界によっては未成年との行為に制限があったりするが、ここには15歳以下はダメって言う暗黙の了解があるだけで、そんな法律はこの国には無い。だから何の問題も無い。


フレイアは眠そうな割に、なかなか寝ない。目は粒っているんだが、どうやら寝れないようだ。いつもなら睡眠魔法でもかけてやる。



フレイアは顔がいいし胸も大きい。初めてが獣人ってのは普通じゃないんだろうが、本によれば人と大して変わらない、女だ。


「S○X……」


「セッ○ス?」


俺は未成年、規制をゆるめても12歳以下なら絶対調べるべきでは無い、禁断の言葉を呟いた。いや、禁断って言うほどかっこいい言葉でも無い。汚い言葉だ。


そしてフレイアの反応を見て、確実にこの言葉を知らない事を確信し、あの行為を行うことが出来ると確信した。



「なあ、俺と〇〇〇しないか?」


そう言えば協力者が言ってたが、本とかには未成年に不適切な表現に対して、規制があるらしい。だから本の作者はその表現を○で分かりにくくし、そもそも書かないらしい。


もしここが本の世界なら、俺が今言った言葉は○で隠されている。間違いない。


「〇〇〇? ……交尾のこと?」


「ハア!?」



獣人は交尾なのか!? 確かにらしいっちゃらしいけど。


そう言えば獣人は、それぞれの本能が強く残っていると聞いたことはある。そして動物のメスと言えば、種の繁栄とかで強い個体を選ぶんだったか。


「しよ? パパならいいよ?」


「する」


俺は最低か? でも誘ってきたのはフレイアからだ。


「そう言えば、やった事あるのか?」


「無いよ?」


おれは○○厨では無い。風俗に行こうとしてたくらいだ。ただ初めてなら、なんとなく初めて同士が良いってのはある。


けど、もうそんなこと気にすることは無い。



俺は最初に、上を脱ぐ。そして下を脱ごうとすると、フレイアに腕を掴まれた。そして頬ずりされる。


別に急いでない。それに夜はまだまだ長い。だから抵抗せず、気のすむまで自由にさせようと思った。



そして数十秒ほど頬ずりし、フレイアは満足したのかそれをやめた。だがまだ腕は持ったままだ。


フレイアは再び顔を、俺の腕に近づける。口を開けながら、ゆっくりと。



まるで俺の腕を食べようとしているようだが、それは違う。恐らくこれは甘噛みだ。キスマークみたいなあれなんだろう。

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