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プロローグ

まだ、仮に作っている状態ですので、後々すごい改稿する予定です。

ですので、それを承知の上で呼んでいただければなと思います。

また、縦書きで書いておりますので、縦書きのほうが読みやすいと思われます。

 目の前を一筋の雲が通り過ぎる。

 目晦ましだと気付く頃には、すでに背後を取られていた。

「ちくしょう」

 私は、そう言葉を吐き捨てる。

 後ろを飛んでいる『F-15 イーグル』は、私を煽るようにヨーイング(機体を水平に横移動させること)をして尻尾を見え隠れさせた。

 私は何を考えたのだろうか。とっさに自分の機体の高度を下げてエンジンを切った。

 イーグルは、私を追い抜かす。

 エンジンを再び起動させて機体を起こし、イーグルの後を追う。

 自分でもなぜそんなことをしたのか、出来たのかわからない。

 私は操縦桿をしっかりと握り、イーグルに狙いを定める。

 モニターに赤色のロックオンカーソルが現れると同時にトリガーを引いた。

 イーグルは、穴ぼこだらけになる。

 私は機関銃の限界までトリガーを引き続けた。

 イーグルのエンジンに穴が開いて墜落していくのと機関銃が情けない音を奏で始めるのは同時だった。

 キャノピー(モニター)に『一機撃墜 WINNER』と表示される。

 これが私の始めての撃墜だった。


 。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+。


 私の名前は、藤谷愛紗ふじたに あいしゃ

 ごく一般的なゲーム好きな高校生だ。

 成績はあまり良くなくて、時々居残りをさせられてしまうことがある。

 他には、戦闘機が好きだ。

 特に好きな機体は『F-22 ラプター』だ。

 理由? 可愛いから。

 他のものと比べて、コクピットの部分が気に入っている。

 私はこの戦闘機でフライトするのが好きだった。

 もちろんゲームの中での話だ。

 『Real Dog fight Simulator』

 私は、リアルの『Re』ドッグファイトの『D』から『Red』と呼んでいた。

「さて、今日も敵機撃墜しちゃうぞ」

 そう宣言して、近所のゲームセンターに向かう。

 むさくるしいおじさんが殆ど来ない少しマイナーなゲームセンター。

 私は、そこでバイトをしていたりもする。

 そこでのバイト内容は、主に巡回警備やクレーンの景品補充をやっている。

 これでも結構人気があったりしている。

 そして、最も人気があるのが、仕事終わりに必ず一ゲームやる『Red』だった。

「誰か、一戦お願いできますか?」

 私は『Red』の周りに群がっているプレイヤーさん達に声を掛けた。

 待っていてくれたのであろう人たちが一人二人と手を挙げていく。

「じゃあ、君。お願いできる?」

 同い年くらいで眼鏡をかけた男の子を選んだ。

「はい! ありがとうございます」

 彼はコクピット(大型筐体)に乗り込むと搭乗ランプが光った。

 私も急いで乗り込んでエントリーする。

 彼のハンドルネームは『ミッチェル』というらしい。

 使う機体は『F-14 トムキャット』だ。

 私はいつも通り、愛機のラプターに搭乗する。

 進めていくと貰えるデザインパーツで、青空をイメージした鮮やかな青色に塗り替え、パーソナルマークとしてハートを槍で貫いたマークを左翼に貼り付けている。

 それと比べると、彼はパーソナルマーク以外は弄っていないようである。

 彼の機体をみて、どんなことをしてくるのか少しわくわくしながら、出撃まで目を瞑った。

 BGMが変わる。激しいロック調の音楽だった。

 名前を忘れてしまったが、お気に入りの曲の一つだ。

「それじゃあ、いくよ」

 インカムを通して、外にいる人たちに合図を送った。

 外から「頑張れ」と私と彼に送られる。

 お互いの戦闘機が隣りあわせで滑走路のスタートラインに並ぶ。

 管制室からアナウンスが入り、スタートの合図がある。

『離陸まで、五秒前、四、三、二、一。GO!』

 私はGO!の合図でフルスロットル。ラプターはみるみる加速し、電脳世界の大空へまいあがった

 彼のほうも同じように離陸する。

 プレイヤー戦のときは必ず一回すれ違ってからが本当のスタートというルールがある。

 私は離陸して少ししたところで左に、彼は右に向かって飛んだ。

「いっくよ~」

 私は、彼に合図を送った。

 彼のほうから了解の返事が入る。

 私は、ループ(宙返り)からのロール(機体を横に回転させる)をする。

 インメルマンターンというものだ。

 私はこうした曲芸飛行などで、相手を打ち負かしてきた。

 彼の戦闘機が目の前に迫ってきた。

 やっぱり、出撃前のブリーフィングデータと違い、ものすごく大きい。

 これはいつも思うことだ。

 すれ違ってすぐに、彼は私の背後を追っかけてきた。

 私の動きを真似たのかインメルマンターンに似たようなものをしていたが、バランスを崩していたりと、やっぱり私と比べると所詮猿真似だった。

「どうせ、その程度ね」

 彼は私の後ろをとって、ミサイルと機関銃を放つ。

 私は、いつも通りフレアをばら撒きながら急降下。

 ロールをしながら、地面ぎりぎりまで曳きつける。

 傍目から見れば、も~だめだ~ってくらい追い詰められている。

「よっと」

 私は、地面ぎりぎりで無理やり機体を持ち上げ、地表と平行にまで持っていってミサイルの雨から抜け出す。

 さっき急降下していた場所にミサイルが全部落ちて、爆発した。

 某戦闘機アニメからこの動きを学んだが、これによってフレアをばら撒き続ける必要がなくなったことと、魅せられる技なので私はミサイルをメインに使う相手にはこれを使っていたりする。

 今度は私の番だ。

 真下から相手を捉え、機関銃で正確に狙う。

 本物の戦闘機ならこれで墜ちているが、残念ながらこれはゲーム。

 再び、私は彼の横に並ぶ。

 余裕があるので、私は彼を煽ってみた。

「ほれほれ~。頑張って私を墜としてみなさ~い」

 隣に並んで、至近距離でロールをして翼を振ってみた。

 彼のトムキャットは、少し乱暴にロールをして、また私の背後をとった。

 今度は容赦なく機関銃を放ってくる。

 流石に完全には避けられなかった。

 何発か、機体に当てられてしまう。

「むっかー。打ち墜としてやる!」

 さっきまで、煽ってた奴の言うことか。

 そんな声が聞こえてくるような気がした。

 まぁ、気のせいだろう。

 私は、ラプターをロールさせて腹を上にする。

 そこから、下方向にループさせる。

 スプリットSという技だ。

 彼の下を通り抜け、そこからインメルマンターンで彼の後ろに張り付く。

「いくぜ~おら~」

 機関銃をトムキャットに叩き込む。

 トムキャットに穴が開いていく。

 すでに、ある程度のダメージを与えていたため、墜ちるまでにそう時間はかからなかった。

「一機撃墜!」

 コクピットの外から歓喜の声が上がる。

 モニターにはおなじみの一機撃墜とWINNERの文字が浮かんでいた。

 私は、エントリー時に差し込んだデータカードを引き抜き、今回の出撃映像を確認する。

 我ながら、無駄の多い動きだなと思い、これからもっと観客を楽しませられるか考えた。

「ありがとうございました」

 相手をしてくれた男の子が出てくる。

 少し悔しそうな顔をしていたが、これからも練習して貴方を倒せるようになると言っていたので、逃げないだろう。

 店員が客をいじめて、二度と来なくなったなんて話になったら、クビは確定。最悪出入りすら禁止になる。

「それじゃあ、みんな。また明日この時間に!」

 私はそう言い残し、帰宅することにした。

 というか、十時を越えると店長に怒られてしまうのだ。

 九時に終わるので、せいぜい二戦が精一杯なのだ。


 帰宅すると、お母さんが夕飯を作っておいてくれた。

 若干、冷えてしまっていたので電子レンジで暖める。

 お母さんは、いつものことなので何も言わなくなったが、最初の頃はもっと早く帰ってきなさいとかうるさかったな。

 夕飯を終え、自分の部屋に戻り、パフォーマンスを研究する。

 今度は、連続でインメルマンターンを練習してみようか。

 操縦桿に模した物を握り締めイメージトレーニングを行う。

 これならいけそうだ。

 私は、そう確信するとベットに潜り込み深い眠りについた。

 夢はもちろん、ラプターに乗り込んで様々なエースパイロットを撃ち落としていく夢だった。

いかがでしたでしょうか。

何度も申し上げますように、仮の投稿ですのでまだまだ編集のし甲斐のある内容だったと思います。

ぜひ、お時間がございましたら、ご意見ご感想など教えていただけたら幸いです。

以上。染井吹雪でした。

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