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復讐鬼の転身録  作者: 被疑者っぽい容疑者
5/21

生か死、衣玖を待ち受けるのは

橋本と衣玖の激闘、及び新たなる敵の参入..

果たして衣玖は生存できるのか!


ハァアッ!!!

(衣玖の渾身の一撃が橋本の鳩尾に突き刺さる)


ガハァアッ!!

(ギリギリで腕を掴み、威力を殺す)


ダッ!

(橋本がバックステップを踏む)

いい拳を打ちますね....!

(橋本が右足の靴を飛ばし、不意を突く)


ガッ!?

(衣玖の鼻へ勢いよく叩きつけられる)


ポタ..ポタ..ポタ..

(衣玖の鼻から血が延々と垂れてくる)


出会う形がこんな形じゃなければ、

いい友人になれたかもしれませんね....!!

(橋本がさらに距離を詰め、正拳を突きつける)


クッ.....!

(衣玖が歯を食いしばる)


間に合ったっと...!!

(建物の屋根から城ヶ崎が飛び降りてくる)

バギィッ!!

(落ち際に橋本の右手を踵落としで破壊する)


グゥっ....!?

誰ですか...貴方は!!


俺か?

俺の名前は城ヶ崎 四郎、コイツの副担だ!!


クレイジー・ダイヤモンドッ!!

(叫んだ瞬間背後霊が召喚され、襲いかかる)


ドゴォオッ!!!


アグッ.....!?

(橋本の口元から血が溢れでる)

今の一撃...重すぎる


うちの生徒に手ぇ出すなら、容赦はしねぇ!!

(城ヶ崎が再び背後霊を操る)


チッ.....!

(橋本が刀を取り出し、頭上で拳を受け止める)


ベキィッ!!

(拳と刀が触れた瞬間、刀がへし折れる)


アガァアッ!!

(頭上へ拳が叩き込まれる)

はぁ..はぁ..

(頭頂部を押さえながら出口を探る)

そこか....!

(曲がり道を発見し、走り出す)


逃すかよ...!!

クレイジー・ダイヤモンドッ!!

(走り去ろうとしている橋本の背に一撃を加える)


甘いですよッ!

(背の傷がだんだんと塞がり、橋本が十字路から逃げ去る)


チッ...逃したか

(帽子を緩く被る)


貴方は...四郎先生..


衣玖、とりあえず医務室行くぞ!

(衣玖を抱えて走り出す)



*ハルヤのところでは*



四郎先生、果たして間に合ったんだろうか...

(途中で見失ってしまい、一旦部室へ帰ってきた)


で、ハルヤさん???

(怒り心頭の紫苑が拳を握りしめて部室へ帰ってくる)

よくも一人で置いて行ってくれましたねぇ!!!

(拳骨がハルヤの頭に落ちる)


ズビバゼンデジダ


次やったら兄さんに言いつけますからね

(プンスカしながら腕組みをする)



*医務室では*



はぁ、しばらく松葉杖生活ですか...

(二本の松葉杖でつきながら廊下を移動する)


お、衣玖じゃねぇか!

(包帯に巻かれている魔理沙を発見する)


魔理沙さんも運ばれてたんですか?


衣玖が言ってた秘密兵器取りに言ってたんだけどさ。

気付いたらぶっ倒れてて今ってわけさ!

(笑いながら喋る)


ところで恵さんは来ていないんですか?

(あたりを見回す)


あぁ、恵なら調べ物があるっつって出て行ったぞ。

(入口を見つめる)


えぇ..?確かあの人ナイフ三本くらい刺さってたんですよね?


いや、それが四郎先生が治療したらしいんだ


私たちのことも直してくれればいいんですけどねぇ〜...


忙しいんだろ、知らんけど



*ハルヤのところでは*


.....犯人は捕えたけど、桂奈先生殺害の動機はなんだ..?

紫苑の言っていたタバコや酒の販売は関係しているのか...?

(部室をぐるぐるまわりながら考える)


お〜いハルヤ〜!

(恵が部室へ飛び込んでくる)


ん?どうした


事件には関係ないんだけどさ!

明日この学校、**転校生**が来るらしいぞ!!!


......うぇ?

転校生..そういや自分も転校生だったな。


あと、ここからが大事なんだが、

その転校生がな、桂奈先生の娘らしいんだよ!


ヘぇ〜、そういや桂奈先生の苗字ってなんだっけ?


あぁ、確か....



*城ヶ崎のところでは*



君が、佐々木 千尋君かい?

(佐々木 千尋は、179cmある四郎より一回りは小さい169cmの

平均より高めの背丈で、黒髪のロングに

        紫メッシュの髪色のようだ)


はい、不束者ですが、よろしくお願いします!


それ結婚相手の親に言うやつな

(そうツッコミつつ、名簿に名前を付け足していく)


ところで四郎先生、一つ質問いいですか?

(周りを見渡す)


ん?どうかしたのか?


あの、母親から聞いたんですけど、

この学校って危ないって本当なんですか?


あぁ、確かに不良いっぱい居るし町自体が終わってるけどな、

この学校全寮制だからそんなに危なくないぞ?

(窓の向こうのある一室を指差す)

幻想町保護部っつってな、名前はダサいけど実績は

結構ある部活なんだよ。


実績って...?


まだ先生がこの町に来る前だったんだけどな、

今二人が三年一人が一年だったかな、

ハルヤと魔理沙と恵っていう奴らが町を破壊しようとする妖怪と

戦って撃退したっていう実績があるらしい、真意はわかんないが。


なるほど...かっこいいですね!

先生はその部活に入ってるんですか?


あぁ、前任の先生に色々あってな。


私..その部活気になります!

(目をキラキラさせながら)


うっ..眩しい

(仕方なしに部室へ案内する)



*一方、衣玖のところでは*



でさぁ、その時紫苑が言ったのが(笑)

(その時、衣玖の目にあるものが飛び込む)

.....あれは


え?どうした?


(病院へ入ってきたある人物、一見なんの

        変哲もないが、独特なオーラを放っている)


魔理沙さん、気をつけてくだs..


ズバァッ!!


........え?

(衣玖が魔理沙の方を向いた瞬間、

        魔理沙が斜めに両断されていた)


ドシャアッ....!

(魔理沙だったものが地面へ落ち、血飛沫が衣玖へ直撃する)


う..うああああぁぁぁぁあああッ!?

(院内へ衣玖の絶叫が木霊する)


ズシャアア!!

ドシャっ!

(次々と患者や来訪者たちが切り刻まれていく)


な、何が起こってるんですか!?

(状況を理解しようとあたりを見渡す)


シャッ...!

(その時、視線の片隅にさっきの不審な人物が映る)


そこかッ!!

(不審な人物に向かって手刀を叩きつける)


ズシャッ!

(瞬間、振り下ろした手の指が斬り落とされる)


ドドッ

(不審な人物が着地する)


だ..誰だ貴様はッ!

(出血している指を押さえながら)


私の名前は秋 穣子

瑞霊様より命を受けた死人(ゾンビ)です..!

(再び加速する)


クッ...!

「今さっき見えたが、やつの得物は

  ナイフ...ナイフだけで人を両断したというのですか....!?」

貴様ァ!よくも魔理沙さんをやってくれましたねぇ!!

(衣玖も拳を握りしめて待ち構える)


サリャアッ!!

(穣子がナイフを振り下ろす)


ハァッ!!

(左手の手の平でナイフを受け止める)

ナイフは引かなければ切れない!!


ドゴォオッ!!

(衣玖がカウンターの蹴りを穣子の腹部へ叩き込む)

っ....?


(しかし、穣子は空いている手を腹部に

       差し込んで威力を軽減させていた)

甘いですよッ!!

ザシュッ!

(ナイフを衣玖の右肩へ突き刺す)


グッ...!

(肩を抑えながら後ろへ飛ぶ)


(その時、魔理沙を踏み付けて穣子が走ってくる)

待てェ!


キサマァァア!!!



**ドギャァァアアンッ!!!**





part5 END



part5閲覧いただき恐縮のキワミ


次回は衣玖の新しい姿が見られるかも

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