表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
復讐鬼の転身録  作者: 被疑者っぽい容疑者
1/1

始動!幻想町保護部!!

高校最後の一年である3年生を生きるハルヤ

新年度という新章が開幕する。

彼はどのような人と出会い、どのような体験をするのか。


この作品は心の声は「」で

ナレーターが()で表されるよ。

*朝*


ふぅ...よく寝た

「自分の名前はハルヤ、純度100%の男子高校生だ」

さて、登校準備すっか...


*一階*


おはよう〜...お前ら。


おう!相変わらずその見た目慣れねぇな!


「こいつの名前は魔理沙、特徴的な金髪が

      トレードマークの自分と同じ高校生だ(JK)。」


やぁハルヤ、そのリボン随分と気に入っているみたいだね。


「この紫髪の女性は恵、28歳なのだが自分と同じ高校に通っているよく聞く

                 私情より友情を優先する奴の擬人化だ。」

まぁ、相馬先生からもらった数少ない物だからな。

「相馬先生というのは、過去に自分が入っている幻想町保護部の顧問だった先生。

    訳あって相馬先生と自分は幻想町にやってきた怪物と戦った、

                     そして先生は殉職してしまった。」

 

そういうお前だって髪染めてんじゃねぇか、そのヘアカラー相馬先生が好きな色なんだろ?


「そう、こいつら二人も相馬先生と共に怪物に立ち向かった自分の友人だ。」


まだまだ話してたいのは山々だが、これ以上話してたら遅刻してしまうな。


マジじゃん!?ヤベェって、私準備してねぇ!


自分もう行くからな〜

「くだらない会話をしている中で自分は既に準備を終えていた。」


まぁ、新年度早々遅刻するわけにはいかないからな、私ももう行くぞ。


おいお前らちょい待ってくれよ〜!!



*教室*


「驚いた...まさか魔理沙達がクラスに居ないとはな。」

やれやれ、高校生活最後の年がクラス内ボッチなんて勘弁だぞ。


ね..ねぇねぇ。


んえ?


あぁ、ごめんねハルヤ君。

この子ちょっと引っ込み思案なところがあるのよ。


で..誰?


あぁ、自己紹介が遅れたね。

私の名前は永江 衣玖。


わ...私は依神 紫苑っていいます...


なるほど、自分も見知らぬ人相手だと話すの苦手だからさ、

そっちから話しかけてきて嬉しいよ。

「中学は自分の種族について考えてたり、

襲ってくる妖怪を撃退したりと中学に通っている暇がなかった。」


いきなり話しかけてごめんね、たまたま目に止まったのが理由何だけどさ。


ご..ごめんね


気にしなくていいよ、話しておいて損はないんだからさ。

勇気要るだろ?知らない人に話しかけるのなんて。


そ..そうですね...私中学生の時期..色々あって通ってないんです...。


ヘぇ〜..奇遇だな、自分もそうなんだよ。

家柄の事情っていうのかな、本当は通いたかったんだけどな、

まぁけど、他クラスだけど、親友が居るんだ。

今度紹介してやるよ。


ヘェ〜、親友ねぇ...楽しみね。

私こう見えて紫苑しか友人居ないのよねぇ。


こう見えてって、お前自分のことどう見えてんだよ。


ま、まぁ...自己肯定感高いのはいいことだよ.....

衣玖は私なんかと違って美人でスタイルいいし.....


はぁ、紫苑はネガティブだな。

この世に綺麗じゃない女性なんて居ないんだぞ?


急に何言ってるんだい君は


ん?この声は


早くも友達ができた見てぇだなハルヤ!


やっぱりお前らか


だ..誰ですか?


まぁ、さっきいった親友だよ、恵と魔理沙って言うやつさ。


なかなかクセのある人たちみたいね。


こんなだけどいい奴らだよ。


こんなやつとは侵害じゃないか。

こう見えて君たちより10以上は年上何だからな!


それ自慢になってないぞ。

要はオバサンってことだろ?


おい


すんません。


フフフ、なかなか面白い人たちじゃない。


そ..そうだね。


(教室へ相馬先生と代わった桂奈先生がハルヤを呼ぶ)


ハルヤ君、部活動記録の更新にきてくれるかしら?


あ、はい。

お前ら、ちょっと行ってくるわ。


(ハルヤが職員室へ向かう)


*職員室*


ハルヤ君、部長である貴方だから直で言うけれど、

ずっと部員が三人っていうなら部として続けるのは厳しいわよ。


.....そうですか。

けど、部としての基準は満たしていますよね?


そうだけれど...はぁ。

何ですか幻想町保護部って、ふざけてるんですか?

こんな平和な町に危険なことが起こると思ってるんですか、

そんなふざけたこと考えてないで受験に集中しなさい。

この調子なら部としては認められないわ。


「こいつ...言わしておけば」


この部は相馬先生が作った思い出のある部です!

非現実的だからって無くすのはおかしくないですか!


バンっ!


自分はそんな横暴な真似許しませんからね!!

(ハルヤはデスクを叩き、職員室から出ていった)


*二階廊下*


あの部活だけは消すわけには....。

(ハルヤはブツブツと独り言を喋りながら廊下を歩いている)



ドガァァァアン



(突如、とてつもない衝撃音が耳を劈く)


....この音はまさか。

(ハルヤはこの衝撃音に聞き覚えがあるようだ)


*一階廊下*


ハルヤ!君も気付いたか!?


あぁ、この音のかんじ...あいつとしか思えない。

(恵とハルヤは合流し、作戦を立てるようだ。)


恵は魔理沙達に連絡して各クラスに地震って

説明するように送ってくれ。

自分は発信源に向かう。


わかった、あんまり無理しないようにな。

(そう言って二人は同時に走り出す。)



*下足付近*


音の向き的にこっち側のはずだ....!

(息を切らしつ冷静に靴を履き替えてグラウンドにでる。)



*グラウンド*


ひでぇ....

(あたり一面焼け野原、さらに血肉が焦げた錆臭い匂いが鼻を突く。)


あらあら、随分と遅い到着みたいですねぇ。

(桃色の髪で全身白い服を着た女性。)


そうかい、お前がなんでここにいるかとか

諸々聞きたいところだが、こんな事件レベルのことをされてはな。

「こいつの名前は橋本 楓夏

    朝に話した相馬先生とあいつらと一緒に倒した怪物だ。

       相馬先生という犠牲を払ってギリギリの勝利だった。

    なのに、何でコイツは生き返ってんだ.....」


フフフ...なぜ生き返ったのか不思議そうな顔をしていますね。

しかし、現に生き返った今、そんなことはどうでもいい!

貴方を殺すことをどれだけ待ち侘びたことか!!

ここで成婚朽ち果てるまで楽しもうじゃないですか.....!


「チッ....面倒くさいメンヘラかよ」

あんまり使いたくなかったが、あの姿を!!


..カツ..カツ..カツ..カツ..


(突然何者かがやってきた。

    背が高い、それでいて女性のような体重の足音)


セリャアッ!!

べギィイ!


ガッ!?


(既視感のある姿だ)

お前...衣玖じゃねぇか


何が起きているのかはよくわかりませんが、

(橋本を指さす)

貴女が確実にヴィランですね!


別に、隠していたわけじゃないのでバレたところでどうってことはないですが。

「何やら、ハルヤと同じ雰囲気を感じますね。」


衣玖、お前..戦えんのか?


私、こう見えて武道の達人なんですよ?

(そう言って衣玖は太極拳の構えを取る。)


「ここは...見守ってみるか。」


じゃあやってみてはどうですk..


バキッ!


うぉ....えぐ

「あの体勢から刀を蹴り上げやがった。」


中国4000年の歴史を御賞味あれ.....!!

(そう言って衣玖は再び橋本に向かって駆け出した。)


ベギィイ!!

(衣玖が途轍もない勢いで震脚を踏み抜く。)


ハァァアアッ!!!

(橋本の腹部へ衣玖の肘中が突き刺さる。)


グフ...カハっ....

(橋本の口からしと度に血が流れ落ちる。)

なかなかやるじゃ無いですか.....

小娘ッ!貴様の名を聞いておいてやろう!


貴女に名乗る名など持ち合わせていませんね。


シュゥウウ!

(衣玖は流れるような動きで前へ出る。)


シャッ!

(橋本が体育館の屋根に高速移動する。)

この傷を解析しなければならないのでね、

しばし暇を頂きますよ!

(そう言って橋本は姿を消した。)


.....やれやれ、相変わらずだなアイツは。


で、ハルヤさん。

一つ聞いてもよろしいかしら?


ナンダネ。


アイツ誰?


聞いてくると思ったぜ。

アイツの名前は橋本楓夏、

過去に恵達と戦った経験があってな。


なるほど、恵さん達と......


あぁ、過去に相馬先生っていう...恩師が居たんだが..

いや、ここで言うべきじゃないか、教室に戻るぞ。




part1 END

閲覧いただき恐縮の極み。

実は主人公が敵サイドの種族ってワクワクするよね。



※この小説は東方Projectの二次創作です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ