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⑼『私財を売り払う』
⑼『私財を売り払う』
㈠
私財を売り払うということは、とにもかくにも、行動せねばならないのである。その行動によって、取引はなされるのであり、俺は今、こういった、私財を売り払うことが、重要な局面を迎えているから、云わば、必死なのである。
㈡
また、すぐに使わなくとも、俺は、私財を売り払い、得た金を、貯金へとまわすことも、多々あるのだ。現に今の俺は、私財を売り払って出た金を使わずに、貯金にまわし、何れ来る、何れ来たる、新しい私財への使用金として、置いておくのだ。
㈢
貯金というものは、有ればあるほど、いくらあっても、有るだけ良いものであるから、であるからして、私財を売り払い、金銭にする。畢竟、A=B、の形式を取ることで、豊かな生活をするための、貯金へ、つまり、B=C、へと変換するのだ。