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(10)カタリベ

 どのようにして自分の客室に戻ったのかわからない。しかし、エアコンが肌寒く感じて目覚めた時には、寝台に備えられていた日本の浴衣を着て、まるで気をつけをしているかのように、まっすぐな姿勢で寝ていた。ゆっくりと縄をほどくように体を動かし、時計を見ると、午前五時を示していた。室内はカーテンで覆われていて、まだ優しい暁で包み込まれてはいない。だからといって手足はそれほど自由ではなかった。

 列車の振動は音となって聞こえてくる。しかし、耳障りではない。まるで奥深い森林の温泉宿に振り落ちる雨音のような心地よさがある。だからか、その後の記憶が少しずつではあるが蘇ってきた。

 ナナモが昨夜客車に戻り、ベッドの上を見ると、またあのみくじ箋のような、折りたたまれた大きめの和紙が置かれていた。何も書かれていないのだろうと思いながらも、説明会を受ける前と同じように、はやる気持ちを抑えることが出来ず、糊付けされているその端を、それでも出来るだけゆっくりとはがして拡げていった。やはり何も書かれていなかったが、今度は声だけではなく、最後尾の客車で初めて見た、真っ白な冠をかぶり、羽織袴を着た神主が浮かび上がってきた。

 ナナモは、アヤベは何を言い忘れたのだろうと、話しかけようとしたが、よく見ると、実像ではなくアニメーションのようで、表情が人工的でぎこちない。黒い瞳を持った、白髪で切れ長の老婆のようだが、なぜかマギーに思えて仕方がない。

「ジェームズ・ナナモよ。コトシロはもはや地上の国に戻った。いや、戻らなければならなくなった。だから、これからはわしが説明する。よく聞くのじゃぞ」

 アニメーションの老婆はそう語る。

「わかったよ」

 ナナモはそう言わざるを得なかった。

「ナナモよ、言葉づかいに気を付けないといけない。わしはナナモより年上じゃよ。年上にはもっと丁寧な言葉づかいで話すべきじゃろう」

「すみません。ではお尋ねします。失礼ですが、あなたはどなたですか?」

「カタリベじゃ。顔形は違うが、コトシロの意志で話しておる。つまり、コトシロの分身だと考えてくれたらよい」

 ナナモはそう考えられるわけがないだろうと本当は言い返したかったが、マギーのことがどうしても脳裏から離れないので、おもわずハイと、返事をした。

「それでは、カタリベさん、アヤベさん・・・、いや、コトシロさんは僕に何を伝えようとしておられたのですか?」

 回りくどい言い方だった。

「さあ」

「それじゃあ、聞いてみてくださいよ」

「なぜ、わしが聞かなきゃならんのじゃ」

「だってカタリベさんは、コトシロさんの意志で僕に話してくれているんでしょう」

「誰がそう言った」

 ナナモは、あなたですよ、という顔をするしかない。

「いいか、カタリベはコトシロの意志は尊重するが、だからと言ってわしの意志を無視することはないし、わしは常に自分の言葉で話をする」

「そうしたら、コトシロさんの言葉とは異なることもあるのですか?」

「そりゃあるさ。だからカタリベなのじゃ」

 少し面倒くささがナナモから漏れ出てくるが、どうすることもできない。

「夏期講習をなぜ受けなければならないか知っておるのか?」

 カタリベからはもはやアヤベの影は跡形もなく消えている。

「継承者になるためだと聞いています」

「継承者はヒラサカという中間の世界にある学校で勉強しないとならんのじゃよ」

「ヒラサカ?」

 たぶん地名なのだろうが、初めて聞く。だからと言って、ああ、あそこですねとは簡単に言えないが、コジキの世界だと推し量ることは出来る。

「夏期講習ってそのヒラサカにある学校に入るためなのですか?」

 ナナモはこの老婆をもはや恐れはしなかった。

「そうじゃ。けれど試験問題を解くという授業ではない。それに、我々は受験ではなく決意と言っている」

()()()・・・ですか」

「そうじゃ。アヤベが先ほどナナモに選択という言葉を使ったと思うが、それは未来を探すことを意味する。けれど決意はそうではない。未来を決めることじゃよ」

 確かに選択と決意は違うように思う。でもどう違うのだろう。

「僕は継承者の道を選ぶことを決めましたよ」

「いや、まだ、決めたわけではない。選択肢の一つを持ったということだけじゃろう」

「どうしてそう言われるのですか?確かアヤベさんは僕が選択すればいいって・・・」

「それはアヤベの意志じゃろ。それにナナモは選択さえすれば、授業なんてなんとかなるっと思っているじゃろ」

「どういうことですか?僕はついて行けないってことですか?」

 ナナモはつい声を荒げてしまった。

「さあ、どうだろうな?」

「僕は大丈夫ですよ」

「じゃあ、こういう聞き方をしてみよう。ナナモはどうして大学受験のために夏期講習を受けたのじゃ?」

「それは大学の入学試験に合格するためです」

「勉強しなくても、ナナモが選択して受験さえすればいいんじゃないのか?」

「僕は良くても大学が良くないんですよ。地上の世界でしたよね?僕達が生活している場所はそう簡単ではないんです」

 ナナモは問題集にかじりついて勉強していた日々を思い出していた。

「では、行きたい大学であっても、実力がなかったらあきらめるのか?」

「あきらめるもなにもないです。だって、試験に合格しなければ入学を許可してくれないんですから」

 当たり前ではないかとナナモは腹が立ってきた。

「ではどのようにしてその大学に入れるかどうか、自分の実力を知るのじゃ?」

「入試のための模擬試験があって、志望校に入れるかどうかのおおよそを教えてくれるんです」

 ナナモはまだ医学部に十分合格する圏内には入っていないことを、苦々しく思いだしていた。

「だったら、もし、志望校の合格圏内に入らなかったらどうするのじゃ?」

「志望校を変えるか?浪人するかになると思います」

「両方とも叶わなかったら?」

 ナナモは黙ってしまった。

「あきらめるのか?」

 ナナモは一呼吸おいてから、残る選択肢を言葉にするしかなかった。

「一か八かだけども受験してみます」

「不合格の可能性が高いのだぞ」

「そうですけど、何もしないよりはましですから。それにもうそういう機会は訪れないんでしょう。だったら、たとえ一か八だと言われても受験してみたいです」

 ほっほおーっという顔を見て、ナナモははっと気が付いた。夏期講習は継承者になるための学校に入れるかどうかを確かめるための所なのだ。

「課題はある。それを解かなくてはならぬ。けれど、ナナモが以前経験したああいう授業ではないのじゃ」

 ではなにをするのだろう?確かにナナモは選択したが、カタリベの言う通り不安はある。果たしてアヤベが言っていた中間の世界でどのようなものが待っているのか、そしてその先にまだどういう風なことがあって継承者となっていくのか、身震いする気持ちは隠せなかった。

「いいか、大学に入学したらすべて終わりではない。それからまた勉強が始まるのじゃぞ。継承者になるための学校も同じじゃ。けれど、どのような授業が行われるか想像できないじゃろう。だから、学校に入る前に模擬授業を受けるのじゃ」

 カタリベはアヤベと同じようにナナモの心を読んでいるようだった。

「授業について行けなかったらどうなるのですか?」

 ナナモは先ほどの選択が少し揺るぎ始めていた。

「授業について行くことがすべてではない。それに点数化するものではないから、心配せんでもよい」

 カタリベの口調は強かったが、その表情は初めてナナモを包むようなものだった。

「試験などないのじゃ。先ほども言ったように決意なのじゃ。決意が必要なのじゃ」

 カタリベは諭すように言いつつも急に弱弱しく、

「継承者になればわかるので今詳しくは言わぬが、皇家と同じように王家の仕事も激務じゃ。けれど、王家は皇家とは違う。皇家と比べてカミとのつながりが弱いのじゃよ。だから、自らが選択できるし、たとえ、本人が続けたくても辞めなければならないこともある。王家の継承者とはそういうものだし、だから多くの後継者の候補が今まで必要だったのじゃよ。そういう定めなのじゃ。じゃがな、それもいつかは続かなくなってしまうかもしれないのお」

 カタリベは少し悲しげにつぶやきながらも、すぐにぎゅっと眉間にしわを寄せてナナモに対峙した。

「よいか、継承者になるからと言って地上の世界での生活がなくなるわけではない。いわば二重の生活を送らなければならないのじゃ。そのためには欲を捨てなければならないし、自分を律しなくてはならないのじゃよ。喜びや悲しみが倍増することもあれば相殺してしまうこともある。肉体的にも精神的にもずいぶん追い込まれることになるのじゃからな」

「本当に辛くなったら、どうすれば・・・」

「その答えについてはナナモはもうすでに経験しているじゃろう。良いか、よく考えるのじゃ、この列車は目的地に着いたらまた東京に引き返す。だから選択しなければまた東京に帰れるのじゃよ。もちろんこれまでの記憶はなくなるが、さして変わることもないのじゃ」

 カタリベは確かにカタリベとしてナナモに何かを伝えようとしている。それはアヤベとは異なる意味合いだが、その意志は確かに伝わってきた。だからか、「変わることもない・・・か」と、ナナモはその言葉を強くかみしめるしかなかった。


 ナナモはずいぶん身軽になった身体を、それでも確かめるようにゆっくりと起こすと、最後にカタリベが、「継承者となる選択をするのなら、机の上に置かれている五色の大豆を口に入れるのじゃぞ」と、言ったことを思い出していた。

 ナナモはこの寝台列車に乗った時から、継承者になるべきもう一つの夏期講習を受けるのだと決めていた。しかし、コトシロであるアヤベやカタリベの言葉を反芻すると、やはりおじけづくものがあった。だから、そういう弱気のナナモが、大豆をカリッと音を立てて砕いたら、反対にナナモが選択されて、きっとこれまでのことは幻で、その記憶とともにきれいさっぱり持っていかれそうで怖かった。それでもナナモは、結局自分の意志で、五色に輝く大豆を口に入れたような気がする。なぜならナナモは、まだ継承者の候補ですらない。王家の継承者の定めなら、せめて候補者ぐらいにはなりたい。きっとカタリベの言う通り、その後も試練が待っているのかもしれないが、先のことは考えても仕方ないし、先のことを考えすぎて一度失敗したのだ。

 ナナモはカーテンを開けた。もはや陽は昇っていて、眩しすぎる陽射しが差し込んできて、外の世界をくっきりと映し出す。東京近郊では見られなくなった青田が、新緑の山々を背に拡がっている。おそらく日本の里山のありふれた景色なのだろう、ということはわかるのだが、反対にその普遍性は、この場所がどこなのかという推測を遮ってくる。

 ナナモはそれでもなにかヒントはないだろうかと、車窓から目を逸らさなかった。しかし、その期待は、目の前に富士のすそ野が広がっているのが目に入って裏切られた。そうかやっぱり選択されなかったのだ。だから東京に戻されたのだと、落胆は大きかった。

 ナナモの瞳からは自然と涙が零れ落ちていたが、あえて拭こうとはせずに、必死で目の前の風景を焼き付ける。もう二度と乗ることもないブルートレインから見る景色。ナナモは結局終着駅を知ることがなかったんだという落胆。しかし、アヤベやカタリベと話した記憶は残っている。  

 あれ?と、涙は止まり、ナナモはもう一度目の前の富士を見た。少し形が違うような気もする。いや、富士にしては低い。それに進行方向に向かって右側に山がある。東京に向かっているのなら左側に見えなければならない。

 ナナモはもう一度その山を見た。きれいに左右対称に緩やかに拡がる三角の形状は変わらない。目の錯覚かもしれないが、雪帽子の代わりに真っ白な衣服を身にまとった大男が、山頂に腰を据えて、ロープで必死に何かを引っ張っている。またアニメの世界なのかとも思ったが、その大男はその動作を止めない。ナナモは何を引っ張っているのだろうと、車窓に顔をへばりつけたが、むろん見えるわけもなく、いつしか目的を達せられたのか、額の汗をごつごつとした手で拭うと、一コマの幻影のように、そのうち視界から完全に消えてしまった。

「長らくのご乗車ありがとうございました。寝台特急ブルートレインは間もなく終着駅に着きます。乗客の皆さまは、忘れ物などなさらないように御準備ください」

 この列車に乗車した時と同じように、少し甲高い電子音のメロディーに続いて、車内放送が始まった。ナナモはやはり東京に引き返してはいなかったのだ。喜びよりも、安堵感に包まれながら、車窓から離れてそのアナウンスが聞こえてくる方向に、ナナモは自然と耳を傾けていた。

「A寝台にご乗車のお客様は誠に申し訳ありませんが、目的地に到着する午前六時までに、顔を洗い、歯を磨き、シャワーを浴びた後に、カバンから新しい下着と洋服を出して着てください。使用した下着類は置かれている巾着袋に入れてください」

 ナナモはもはやこのアナウンスが不思議だとは思わなかった。だから、丸裸になり、シャワー室に向かうと、気持ちよく冷水で身を清めるようにシャワーを浴びた。

 シャワー室から出てくると、客室の中はきれいに整理整頓されていた。再びカーテンで閉ざされていたが、ナナモは開けようとはしなかった。ベッドの上には真っ白な衣服類が用意されていて、ナナモは順にそれらを着ていった。

 ナナモが着終えると、列車は静かに止まった。

 持ってきたリュックとキャリーバックを探したが、無くなっていた。その代り、まっさらな巾着袋が置かれていた。着ていたものを入れていたものではない証拠に、その巾着袋の中央には金色の刺繍で帯が描かれている。身に着けていた財布や時計、それにスマホも無くなっていて、代わりに勾玉の首飾りと、手に丁度収まる程度の鏡が置かれていた。ナナモは疑うこともなく首飾りをかけ、鏡をズボンのポケットに入れた。

 巾着袋は案外重たかったが、ナナモは片肩に担ぎ、外に出ようとした。しかし、扉は開かない。何度か試みたが無駄だった。何かしたのか、それとも、し足りないのか、と考えたが、午前六時なのだということを思い出し、ナナモは巾着袋を降ろし、マギーと参拝した時と同じように、二礼二拍した後に、自分の意志をはっきりと伝えた。

 するとドアは開き、ナナモはゆっくりと列車から降りて行った。巾着袋を担ぎなおし、あたりを見渡す。たどり着いた駅には紗がかったように霧が立ち込めていて、視界は遮られている。しかし、水蒸気の粘り気は感じられず、乾いた透明感でナナモを優しく包み込んでいた。

 プラットホームには雲の絨毯が敷かれていたが、足元がふらつくということはない。いったいどこに進めばいいのだろう。誰か迎えは来てくれないのだろうか?ナナモはいつもの癖でポケットに手を入れ、中の物を取り出そうとするが、もちろんスマホはなかった。

 ナナモは落胆しなかった。なぜか自然なほどの落ち着きが体に充満している。目の前の雲がかすかに隆起しながら動いている。ナナモが追いつこうとすると、同じように先に行ってしまう。ナナモは止まり、そして身をかがめて、その隆起をじっと見ていた。すると、その雲の隆起から子犬ほどの大きさのウサギが顔を出した。ピンと耳を立てながらナナモをじっと見ている。ナナモは道案内なのだとすぐに理解した。だからそのウサギがまた雲の絨毯の中にもぐっても、もはや見逃すことはなかった。

 目の前の霧はまだ完全に晴れてはいなかったが、いつしか絨毯から、ぎっしりと小石が敷かれている、小さな川べりの坂道を歩いていた。靴底が奏でるリズムとせせらぎ音の二重奏は、やんわりとした心地よさを伝えてくる。

 しばらくその演奏に耳を傾けていたが、急に視界が開け、茅葺きの木造建築物が目に入った。ナナモはこの建物の外観に見覚えがある。しかし、何だったのかその記憶になかなかたどり着けない。

 ナナモを振り返るようにあの白ウサギがいた。ウサギは目が赤いはずなのに、片方だけはヘーゼルの色をしている。

 その目をじっと見ていると、少しずつ記憶が光景を映し出す。ナナモがまだロンドンになじめず、日本には帰れない、そういう不安定な時期におばから最初に日本史を習い始めた時だった。岩の洞穴から出てきた日本人が、初めて集落らしいものを構築していった最初の住まい、竪穴式住居よ、そうおばは優しくナナモに、いやジェームズに語りかけてくれた。

 白ウサギは、茅葺き屋根に開けられた、大人がひとり、やっと入れるくらいの入り口から入って行った。ナナモはここがもう一つの夏期講習の受講場所であるということをもはや疑わなかった。外観はさほど大きくはなかったが、その茅葺き屋根の中は、まるでドーム球場のような広がりを感じる。むろん何万人も生徒が入れるような空間ではないが、何十人かは優に入れる。東京の教室と違って見上げるのではなく、大学の講義室のように半円球のすり鉢状になっている。ナナモは誰もいないその最前列の席に座った。

 ぱっと暗点に陽光が降り注いできたかのように、教壇に明かりが灯ると、ふっくらとした体型に不釣り合いな真っ白なスーツを着た男が立っていた。

「こんにちは、みなさん。私が夏期講習を担当するオホノです」

 真黒な口髭を十分蓄え、大きな眼光と飛び出た頬骨。どこかで見たことのある印象は拭いきれなかったが、ナナモは具体的な人物にたどり着けなかった。

「私はカタリベです。先ほどあなたがたに会いましたね」

 オホノは目を細め、周囲を見渡すように言った。

 ナナモは、どうして誰もいないのに皆に話しているような言い方をするのだろうとは思わなかった。もはやそういうことはアヤベから伝え聞いている。きっとナナモには見えないが、この教室には継承者になるために自ら選択した受講生が他にもいるのだろう。彼らも同じ目標へ向かっている。ナナモは自分の容姿のこともあって、案外こういう授業の方が、他の人への気兼ねがなくてホッとする。

「ではまず自己紹介から始めましょう」

 オホノがそう言うと、ナナモが予期していない四十名ほどの生徒達が、現実の視覚として現れた。ナナモと同じように皆びっくりして周りをきょろきょろしていたが、厳かさと清らかさが教室に静かに漂っていたからか、誰一人として私語を発するものはいなかった。



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