1話 仲間?
急展開ですが気にせずに見てください。
⦅...⦆
⦅...ィ⦆
⦅...ォイ⦆
⦅オキロッ⦆
「わっ!」
俺は何者かの声に驚き目を覚ました。しかし、声をかけてきたであろう相手が見当たらない。
「夢...だったのかな?」
⦅オイニンゲンシタダ⦆
「えっ?」
俺はその声にしたがい下を向いてみるとそこには真っ赤なひよこがこちらを向いていた。
「まさかな...」
⦅ニンゲンヨワガハイヲミクダトハ、イイドキョウダナ⦆
「と、と、鳥が喋ったァァァァァ」
なんと謎の声の主はこの赤いひよこだった。しかし喋っているというよりは頭に響いてくる感覚だった。
⦅ニンゲンワガハイノシツモンニコタエヨ⦆
「は、はいなんでしょうか?」
⦅ナゼキサマハナナツノタイザイヲショジシテイルノダ?⦆
「えっと...神様から頂きました。」
⦅フフフ...ハーッハッハ。オモシロイコトヲイウナニンゲンキニイッタゾ⦆
「は、はぁ。」
⦅シカシ、キサマワリカイシテイナイトオモウガナナツノタイザイハキョウリョクナモノナノダ。ナノデキサマヲノバナシニスルワケニハイカナイ⦆
⦅ニンゲンヨ、ワガハイトケイヤクヲムスブノダ⦆
「勝手に話を進めないでくたざいまずあなたは何者なんですか?」
⦅オオ、ワスレテオッタワ。ワガハイワ四神ガヒトリ【炎鳥・朱雀】デアル⦆
「四神って朱雀・玄武・白虎・青龍のことですか?」
⦅イカニモ⦆
「冗談はよしてくださいこんな小さなひよこが四神の朱雀だなんてあなたは良くて焼き鳥ですよ。」
⦅...キサマァ、ワガハイヲ。ヨクモワガハイヲコケニシテクレタナ!シカモワガハイノコトヲヨリニヨッテヤキトリナドト...⦆
⦅シカタナイ、ワガハイノスガタヲミテオルノダ⦆
そう言うと赤いひよこは俺から離れていきしばらく歩いたところで立ち止まった。何が起こるのかとみていると赤いひよこを中心に炎が立ち上った。
「えぇっ!?」
その炎の柱は弱まる所か勢いをまし轟々と音を立てている。俺が呆然として見つめていると突如炎が消え中から深紅の巨大な鳥が現れた。パッと見でも7~8mはありそうだ。
⦅どうだ人間これが吾輩の真の姿だこれでも焼き鳥などと言うつもりか?⦆
「滅相もございません...」
⦅それでは話を戻そう。人間よ吾輩と契約を結ぶのだ。⦆
「は、はい...」
そうして俺は朱雀と契約を結ぶこととなった。
みにくい間違っているなどあればどんどん教えて頂けると幸いです。【露骨な米稼ぎ】




