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装甲しているうちに霜降国

神職達の生計


神職達の生計は基本寄進と副業(?)から成り立っている。

寄進だけで生計を立てられるのは極極一部でそれこそ高位神職や神官位である。

他の者達はどのように生計を立てているのかというと基本神殿付きの田畑を耕して日々の糧を得たり、療養神殿や細工神殿のように神職自体が別の職業を兼業しているのが普通である。他にも王侯貴族の家臣・顧問団として仕えてその俸給を生計に宛てている者や私塾を開いているものも多数いる。


ここまで来れば変り種など・・・・・・・・・・・性愛神殿の売春婦等も普通に思えてくるし・・・・・・・・・各地方神殿で神々の祝福をとかいって売春婦をおいていた事例もあるから代わり映えしないし・・・・・・・・・・・

厨房神殿や商業神殿が仲介業を行っていたりとか、恋愛神殿が縁結びと称して結婚相談を行っていたりなんていうのも・・・・・・・・・・・


意外と知られていないだけで神職はどこにでもいたりするのである。

神職だけに侵食・・・・・・・・・・・・ぐはっ!




勇者(笑)の同行者である極北の民や荒野の民が旧知の者を訪ねに行っている間、勇者(笑)は霧の都の散策をしているのである。

道行く店は色取り取りの灯りをぶら下げ、その灯りを看板代わりに・・・・・・・・・・・・・・


「なぁ、にーちゃんどうして【ゆれる鶏亭】なのに牛の看板が?」

「これ・・・・・・・・・・・・【ゆれる玉菜亭】なのに甘藍だし・・・・・・・」

「こっちは【ゆれる緋鯉亭】なのにどう見ても紅鱒・・・・・・・・・・」

「【勇者亭】なのに魔王の姿が・・・・・・・・・・・・」


なんか幾つかただ単に看板の題材と似通っているだけの気がしまいでもないが・・・・・・・・・・・


「まぁ、突っ込みを入れさせるために店に寄らせるのが目的だったりとか会話のきっかけにするんじゃないの?」

「そうなのかなぁ、皆色々作っていてツッコミが追いつかないとか当たり前に思われるんじゃないのかとか心配なんだけど・・・・・・・・・・・実際誰も突っ込みいれてないし。」

「これって気にしたら負けなんだと思うな。」

「そうだな・・・・・・・・・・・・で、歩き疲れたんだが何処で休む?」

「おにーちゃんあっちの【蕪亭】で休もうよ。あそこ葉っぱ付きの蕪っぽい看板で一致しているし。」

「良いんじゃないかな。」


そんな軽口を言い合いながらも一行は【蕪亭】に入るのである。


がららららっ!


「いらっしゃいませ。」

とで迎えた老婆に

「死霊含めて7人だが席あるか?」

「はいはい、小さな死霊さんですからこちらで宜しいですか?」

「ああ、でこの店のお勧めはなにかな?」

「そうですねぇ・・・・・・・・・・・・・おじいさんなにができる?ああ、団子がそろそろ茹で上がるって?おやくさん、団子が出来たてですよ。」

「じゃぁ、それを人数分と後、茶も・・・・・・・・・・」

「はいはい、焦がし麦の茶になるけど良いですかねぇ・・・・・・」

「いいよー」「冷たく出来る?」「甘く出来るなら甘味入れて・・・・・・・・・・」

「はいはい。ちょっとまっててくださいな。」


死霊っ子達の注文にも受け流すように応じて店の老婆は奥に向かうのであった。

暫したって


「はいよ、おまちどうさま。」

と茹でたての団子に大豆の粉と蜜をかけて供したものと焦がし麦の茶を置くと

「ここらで見ない顔だけど若いの達は何処から来たんかい?」

等と世間話を持ちかけてくる。

人見知りをするといわれる霜降の民の中では珍しい部類なんだろう。それに応じる一行、その中でふと疑問に思った事を・・・・・・・・・・


「そう言えば婆ちゃん、死霊連れというのは珍しいし怖がられると思うんだがどうして普通に?」

と小僧っ子が疑問を言えば

「ああ、神殿のほうからお触れが出てねぇ・・・・・『近々、黒髪の若い神官さんが死霊の子供達を引き連れてたちよるけど実害ないから普通に応対するように。』とあってねぇ・・・・・・・・・確かに害はないねぇ・・・・・」

「えっ!普通に応対してくれるの?」「死んでいるのに?」

「なんとも可愛い子らじゃないのさ、こんな小さいのに冥界神様の御許に送らねばならないというのは哀れなもんだねぇ・・・・」

と死霊っ子の一人を捕まえて撫でまくる。どう見ても親戚のおばばが嫌がろうと何しようと猫かわいがりする図にしか見えない。捕まった死霊っ子もくすぐったそうにしているがそれを受け入れるのである。

そんなほのぼのとした光景も他の客が来るまで続くのである。



他の客が寄り始め、店が込み始めた頃に勇者(笑)一行は席をたつ。

「婆さん、旨かったよ。」

と心付けも込みで会計を済ませ

「またおいでね」

という声に

「ああ、蕪の葉っぱの看板を目印にまた来るよ。」

と返事をして立去る。


「蕪の葉っぱじゃなくて水菜なのに・・・・・・・・・・・」

と項垂れる婆さんを見る事もなく一行は立去るのであった。

そこは突っ込まないか、何故水菜と突っ込みを入れるところだろう・・・・・・・・・酷い客もあったもんだ。


いやいやいやいや、普通の応対だから酷いとかというもんじゃないし(by霜降神)

見ようによっては蕪の菜っ葉に見えるな。(by細工神)

老婆の些細な楽しみを・・・・・・・・・・惨い(by厨房神)

どうでもよいやりとりよね。(by文芸神)

もう少し判りやすい看板にしないと(by芸術神)



神々五月蝿い。






神殿に寄ったり、王都近郊の名所などを見物したりしているうちに極北戦士たちが戻ってくる日時になるのだが戻ってくる気配がない。荒野の民の馬を預けている放牧所にも寄るのだが、馬の面倒を見る荒野の騎馬戦士達以外には戻っても着てもいない。

面倒を見ている騎馬戦士達も


「狭間に派遣されていた元大使と仲良く酒でも飲んでいるんだろ。元大使も酒をとめられているから飲んでいるのかどうかわからんが・・・・・・・・・・」

「そんなものかね?」

「ああ、極北戦士とも酒合戦で知り合った仲だし、普通に飲み友達だぞ。」

「もう何日か待っていればいいか」


時間に五月蝿いヤマト系諸世界の出身者らしくないのんきな返答をしている勇者(笑)であった。

「にーちゃんのんきだな。」

「小僧っ子のにーちゃん、どー考えても向こうのせいなんだし遊んでいればいいじゃない。」

「お前らはそれでもいいけどよー、おいらは色々せっつかれるんだぜ。」


こんな小さい子に何をせっついたりしているのやら・・・・・・・・・・

「地の文さんよぉ、もう少し物語の進行を早めてさっさと終わりにしてくれない・・・・・・・・・」


ぐはっ!(by作者)


小僧っ子、苛立ちはわかるが地の文に(中略)・・・・・・・作者はもっと執筆速度とかあげるように。





騎馬戦士達は馬の世話をしながら

「大分こいつらも肉付いてきたなぁ・・・・・・」

馬の首筋をいとおしげに撫でるのであった。





翌朝



あーさー!(by太陽神)




「そこの黒髪の若者!貴殿に外患誘致罪の疑いがかけられている。王城へと召喚されているので来られたし!」

と兵隊達が宿に訪れる。


何のことやら判らない勇者(笑)一行を問答無用で引っ立てようとするが

「何わけの判らない事を言っているんだ!説明しろ説明!」

とわめくが多勢に無勢・・・・・・・・・・・小僧っ子が捕まったのをきっかけに勇者(笑)も投降する羽目となるのであった。


王城・・・・・・・・・・・といっても物々しい雰囲気はなく宮殿といった建物であり、周りに堀と壁があるくらいで大きめの貴族の邸宅といった風情である。そこもやはり細工で名高い霜降国らしく色々な細工が施されている。

勇者(笑)一行にはそれを楽しむ余裕もないのだが・・・・・・・・・・・


王城に連れ込まれると質素な一室にて

「お前等は何を目的に霜降国に来たのだ!」だの

「同行の戦士達は・・・・・・」だの

状況を把握していない勇者(笑)一行が説明を求めると尋問者がめんどくさそうに

「お前等が状況を理解できるように説明してやろう。お前等の同行者に極北戦士と騎馬戦士がいただろう。あれが狭間の国に派遣されていた大使である菊枕卿の下に大挙しているだろう。他にも卿の部下が屋敷に集結している。戦士達がこんなにも集まっているのは何かやましい事をたくらんでいる証だ。もしやお前等知らないとは言わないだろうな!」

「うん、しらない。」

「にーちゃん、いくらなんでも・・・・・・・・・確かにおいらも知らないけどさ・・・・・・・・・」

「しらばくれるな!いくら聖徒からの者とはいっても・・・・・・・・・」

「だって、初めてあったのは白の都だし。狭間からの迎えというじゃない。第一俺霜降国欲しくないし」

「欲しくないって!わが国を愚弄するのか!!」

「住むにはいいところだけど物にするの興味ないし・・・・・・・・・」

「おにーちゃん、この国だと犯罪者?」「なにしたの?」

「うーん、記腐神様殴るくらいしかしてないしなぁ・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外患誘致以前の罪か!この犯罪者が!!」




いくら問い詰めても埒があかないと感じた尋問者は

「化けの皮をはがしてやる!首を洗って待っていろよ!」

と部屋を出る。


「なんだか面倒になったねぇ。」

「面倒じゃないだろう!普通死罪だよ!おいら達・・・・・・・・・・終わりだ・・・・・・・・」


暫くというにはちょっと時間がたって人日卿と霜降祭司を伴われて尋問者が青い顔をして入室してくる。

「かの高名な【菓子作る神官】様とは知らず申し訳ありませんでした!!何卒我が国には・・・・・・・・我が国には・・・・・・・・・」

「えっと、俺何している人?」

「神官様は高徳な死霊達の救い手で・・・・・・・・・・彼等の嘆きを知るや神殿だろうと貴族だろうと何だろうと撃沈させるとか・・・・・・・・・・・・しかも貴方様には罪科はないとそこの聖徒の騎士様と王族であられる霜降祭司様のお墨付きとは・・・・・・・・・・何卒国際問題には・・・・・・・・・」

「まぁ、良いけど。神殿とか貴族撃沈させた覚えはないけど・・・・・・・・」

「にーちゃん、聖徒の孤児院関係者を叩きのめしたし旅の途中でも現地の光明神殿は・・・・・・・・・・あれは光の神官様か・・・・・・・・・・ごっちゃになっているなぁ・・・・・それにしてもあの極北さん達がねぇ・・・・・・この国にはあまり興味なさそうだけど。」

「あんだけの大男の戦士が沢山いたら良からぬ事を企んでいると言われてもおかしくないか・・・・・・・謀反するには少なそうだけど。」

「勇者(笑)、極北戦士一人で一般兵3人分くらいの力量はあるからな。ああ見えても・・・・・・・・吾はあれを3人までなら相手できるが。」


相手を褒めている割には自分の力量を自慢している人日卿である。

「まぁ、そういうわけで話を摺り寄せさせてもらうか。尋問官、役目に熱心になることは良いことだが回りを見ような。」

「まぁまぁ、祭司さん。実害ないからここらで手打ちとしましょうよ。侘び代わりに茶と茶菓子をお願いね。」

「出来れば朝飯お願い・・・・・・・・食べる前につれてこられたから。」

「は、はいただいま!」



尋問官は慌てて駆け出していくのだった。

乾燥とか宜しくと言うとクレクレっぽくって見苦しく感じる私は

アクセス数やお気に入りの増減を眺めながら酒を飲むのであった。


そして感想と間違えている自分が悲しい。


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