その1
プロローグより、2日目。
地球の皆、元気かッ?俺は元気だ。急に消えてすまないが、
俺は少し………いや、一生帰れそうに無い。というより、帰りたいとも思わない。
理由は複雑そうで簡単なんだ。地球で色々あって異世界に飛ばされ、その時には既に七歳の美少女に転生していたんだ。だから今帰ってもどうせ分からないだろう?
それと、転生先は東京に行ったら絶対誘拐されそうなぐらい可愛いのだ。俺もさっきビビッた。
しかもたいした美少女で…女だけど、幼女だからしょうがないがまな板。『女』っていう部分は有る意味運が良かったかもしれない。
そして、俺がこの世界で興味深いのは「魔法」だ。この世界では‘魔法’が当たり前みたいだ。
もう一つはなんとッ‘美女’が多い……っていうより、美女しか見たことがない。昨日会った美人に動揺したが、ここに住む種族全体ががそんな顔立ちらしい。…忘れていた、無論男も居るがな。
もっと運の良いことに、この国一番の剣士の子供として転生したようだ。だから、元々力が備わっているっぽい。ラッキーだろ?マジ、うん。
親の七光りーー。でも普通、魔力とかは血のつながり関係が無いらしい。まー、そんなのどうでもいい。とりあえず俺最強ッ!
って…言いつつ、まだたいした魔法使えないけど。幼いからな…。一応7歳の幼女だから、体の無茶は出来ない。
今使えるのは、モノを動かしたり魔物を懐かせたり(←?)
懐かれる必要があるのかと思うが、コレが無いと魔物を仲間に付ける事が出来ないらしい。
そんなのでも、俺は「最強」っていうのでこの国に有名になりつつある。この国の奴らは魔力が見える…らしい。本来俺にも見えるらしいが見えん。人を見てたら、アイコン的なのが発動して
((3P))
みたいなノリで見えるみたいだ。(下僕談)何ソレ…凄ぇな。因みに………Pっていうのは魔力の数え方の事だ。勿論高い方が魔力が多いと言うこと。
おっと………段々話がずれてきたから一応俺の此所までの経路を話しておこうか。
前のおさらいだが、俺はどうやらこの異世界に選ばれたらしい。前あった少女にそう言われた。
この世界に必要とされているらしいのだ。そんなの決まってるかッ俺最強だからな、……多分。
俺の転生先の家族はもの凄く俺に甘い。だから、何が本当かさっぱり分からん。
ただし「俺の魔力が最強」っていうのは、本当であって欲しい。
家は一応親父が凄い剣士だったからか、豪邸だ。これもラッキーだな。
親父は凄い剣士だったらしいが、今はどっか行っている。そしてまだ会った事も無い。
お袋は25歳。……は?親父は40歳楽に超えてるらしい。
20で…40…親父が30歳で、お袋15歳…怖ッ。何その設定。15って中学生だぞ?日本だと。作者も怖いことさせるんじゃねぇよッ!どうなの?日本ではそういうの駄目だろ?オイオイ……
姉は13歳……って、上の聞いてからだと、やばく聞こえるが養子だから安心しろ。俺は血が繋がっているらしいが。お袋も姉も年が結構近い事からか、仲が良いのだ。女友達みたいなノリで。うん。
兄は14歳、此方も養子。俺にベタ惚れ……俺は7歳の幼美少女だからだよ?変な方向じゃねぇよ?オイ。そう言う系で語っている訳ではないからな?変なファンが付く前に言っておく。
みんな年が近い。……親父以外。(忘れてたから付け足し)
……そんなおかしいような、末恐ろしい一家に転生した。俺の人生…どうなってしまうのか?
陰ながら応援して欲しい。
次回もっと詳しく入っていく!