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原人の文明

作者: 原一文

ある島に原人達が住んでいました。

人類が一度も島に上陸したことないため、原人達は

この世界の支配者だと思っていました。

ある日、二人の人間が海難事故のために、この島に漂流されました。

原人達は二人を捕まえて、酋長の所に連れて行きました。

酋長は心優しい方なので、二人を見て、すごく憐みました。

「この二人はかわいそうですね、体に毛も少なく、ろくな着物もありません。色は病人のように白くで、きっと病気でしょう。しかも我々の言葉もできないから、きっと未開化の部族です。我々はこの二人に文明を教えましょう。この二人は自分の部族に帰る時、我々の先進な文化も伝えてくれるでしょう。」


まず、二人の薄っぺらな服を捨てて、鹿の皮を着せました。

白い肌があまりにも醜いため、墨で二人の全身を塗りました。

言葉も教えてやりました。二人はいつも「わかった」を「わかた」と発音したため、良く原人達に笑われました。


二人は本当に不器用で、なかなか狩猟さえできませんでした。三ヶ月経って、二人はやっと火を起こし、石の槍も作れるようになりました。


三年が経った。二人はやっと狩ができるようになりました。

でもどうしても、力が足りなくて、なかなか役に立ちませんでした。原人達は子供を教育する時、いつも二人を反面材料として、人間にならないように教えました。


二人は生涯もこの島に離れませんでした。


酋長は「残念ですね、我々の文明を他の未開化部族に伝えられなくて、他の部族に気の毒ですね。」と言いました。












##謙虚の気持ちで世界を見ないといけませんね。##

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