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科学と魔法の魂探究  作者: ryurenn
第2章 異界の迷い子と勇者たち
24/25

第23理論 神崎たちの理由

 神崎は剣で東野さんは刀で僕に襲い掛かり、攻撃だけに意識を集中させていて防御がおろそかになっている2人を狙って銃を撃つと屋原井君がいつの間にか2人の前にいてそれを防ぐ。さらに向こうは怪我を負ったとしても明智さんが回復の魔法で癒す。かなり完成した連携を崩す方法が見つからないまま僕の体力が削られていった。


「ちょっと東野さん!君は神崎が暴走しないように制御していたじゃないか。どうして今回は止めないんだ?」


「………」


「明智さん、君は人が傷つくのを嫌っていただろう?なのにどうして4人がかりで僕を襲うんだい?」


「屋原井君、君は4対1なんていう不平等な戦いを嫌っていただろう!どうしてこんな戦いをするんだ?」


「………」


 おかしい。神崎以外の3人に何を話しても返事が返ってこない。それに表情をよく見れば無表情だった。東野さんはともかく明智さんと屋原井君はその表情の豊かさで学年でも人気が出ていた人なのにこれはおかしい。

 つまり今の3人はまともな状態じゃないのかもしれない?そうなると神崎だけがまともであるとも思えない。催眠か何か人を操ることに特化したクラスを持つ人が敵にいるのならその可能性も十分にある。


 だとしたら彼らは本命なのか囮なのかという問題がある。普通に考えるのならこれだけ強い彼らを囮に使うことなんてなさそうだがもしかしたら元々の性質に反することはできないかもしれない。つまり神崎ならば女性を攻撃できないのだと仮定すれば彼らを囮にせざるを得ないだろう。

 そして僕がこうして彼らと戦っている間に、本命が近づいているのかもしれないので幾らかの隙をさらすことは覚悟してポケットに入れていた情報伝達モノクルを目につけ何か異常がないかを確認すると………1階のロボットたちが戦っていることが分かった。


 それが分かった時点で3階に配置したうちの1体を使いフィーナたちにこの状況を伝えに行かせた。

 そして《再現》を使い、あるモノを造ったところで僕は神崎と東野さんに斬られたのだった。






 Side ???




 彼らはうまくやってくれたようね。フィーナの連れてきた男だから油断できないとは思っていたけどここで消せてよかったわ。後は勇者が3人、どれも油断できないクラスを持っているけどもうどうとでもできるでしょう。


「姫様」


「何かしらアライン?」


「アリスト王女の殺害に向かった佐藤ですが抵抗にあってなかなか進めないようです。ここは彼1人ではなく他の駒も使うべきではないでしょうか?」


「そうね。あなたがそう思うのなら好きにしなさい」


 私の興味は1つだけなんだから。

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