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5話 <スキル>

今回はあまり追加はないですかね?

女王(?)様が追加されたのでちょいちょい描写がかわってますが。


「ぷっ、ブハハッ!all 5って...プハハッ!スライムかよ!」


 透が指をさして笑う。


 うざい、うざすぎる。



 ...でも本当にこれはやばい気がする、みんなにお守りされてる未来しか見えない。


 やめろぉ...その目でみるなぁ...うわあぁ。


「だっ、大丈夫だよっ!みんなで守るからさ!」


「うん、頼もしいよ青木さん...頼もしいんだけど...ね?こう、なんか尊厳的なものが......」


 クラスメイトの女の子(しかも小柄で童顔)の青木さんに守ってもらうなんて情けなさすぎる。


 一応勇者らしいのに...


 それにチロルを守るって言う使命があるんだ僕には。


 先に死んだらどうしよう...守護霊になるか...?




「こ...これは...」


 いつの間にか近くにいた王様が僕のステータスボード見て驚愕している。


 これは...弱くて死ぬ以前に役立たずとして処分されてしまうんじゃないだろうか...?


 強制召喚して申し訳ないとは言ってたしそれはないと思いたい。


 手伝いならするんで、ただ飯食らいとかいって追い出さないでください。


「だ、大丈夫です!まだ、"スキル"がありますから!」


 王様と一緒に近くに来ていた女性がフォローしてくれた。


 スキルって技ってことかな?


 そんなのもあるのか。


 希望がまだあった!女性ありがとう!




 ...そういえばこの女性何者だろう?王様に付いてるから女王様あたりなのかな?


「あ…魔力も低い…望み薄いような...」


「え?なんですか?」


 女性がボソリと何か言ったけどよく聞き取れなかった。


「い、いえ!では!」


 あ...はぐらかされた...


 ストレートに言われるよりよほど傷ついた。


 希望が秒速で手のひらから抜け出たよ。


 みんなの同情の目線がいたい。


「ゆ、勇者様達は皆頼もしいステータスでした!素晴らしいです! つ、次は"スキル"をみていただきます!」


 見なかったことにしたよねいま。

 ねえ、こっちみて。


「スキル?」

「技とか能力とか?」

「そんなのもあんの?!」


 ざわ...っ、とクラスメイトのボルテージが上がった。


 不安でもやっぱ夢のようなことだからワクワクしてるんだろうか?


「"スキル"とは、能力や技術のことです。スキル持ちでなくてもできることはありますが、スキルがあるのとないのとでは効率が全く違ってくるのです。」


 同じことでも違う?よくわからないな...


「例えば、鍛冶のスキル持ちと、スキル持ちでない者が同じ手順で同じ武器、そう...ですね、剣としましょう。剣を作ったとしても、スキルを用いて作ったほうの剣はそのまま質が向上し、スキル持ちでない者の打った剣よりも強度、切れ味共に上になるのです。原理はわからないのですが、このスキルは神の加護ともされていますので。」


 神の加護、か。


 地球なら信じてなかったけどもう不思議体験してしまったんだ。


 あちらの常識はあまり引きずってもよくないかもしれない。


「それでは...そこの、」


「星野 空です」


「あ、はい。勇者ホシノ様、『スキルチェック』と、さっきと同じ要領でお願いします」


 星野くんがスキルチェックを発動した。


 ステータスボードと同じようなものが現れた。


 んー見えないけど沢山書いてある。


 近くに寄ろう。


「ほう、これまた凄まじい…」


 王様が称賛の声をあげた。


 星野くんはやはり優秀なようだ。


 近くに寄るとスキル名 詳細まで記されてるのがわかった。







 天武の才覚:武器を扱う才能に長けた者。武器を使うスキルが覚えやすくなり、力に大きな補正がかかる。


 勇者:人に希望をもたらす者。全ステータスに補正。


 上位異世界人:上位の異世界から訪れた者。位の差に応じてステータスに補正。


 剣聖:剣を扱うことに類稀な才能がある者。剣術スキルを素早く体得し、力に大きな補正がかかる。



 とまあこんな感じ。

 チート過多すぎない?


 クラスメイトもチェックしだしたようだ。


 やはり黒川さんは魔法に長けたスキルらしい。


 あと特筆すべきは青木さん。



 戦姫:仲間を鼓舞し、ステータスを増加させる。



 等というスキルを見せてくれた。


 あとはみんな勇者と上位異世界人プラスαくらいだったらしい。


 星野くんチームがずば抜けすぎだ。



 僕もスキルを見ることにする。


 う...怖いな、


「お願いしますっ!『スキルチェック』!」








 超長寿:寿命がとても長い。とても。







 どうやら勇者や異世界人でさえないようです。


 ...どうしろと?

大学で慣れない環境に心が荒む(^0^;


最近は執筆とアクセスが心の癒しです(笑)



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