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FWO -外伝-  作者: 凱旋
1/1

FWO -外伝1-

-FWOに囚われた、別の男の子のβ版のころの話-


まだ、FWOにあの事件が起きる前


「はぁ、はぁ、 ふぅー、ここまでくれば安心だ」


僕は、本名は言えないが、フーガという、15歳の男だ

な~んて、アニメとかゲームとか小説とかによくある紹介かもしれないが、

実際、ここはゲームの中なのである、


ちなみに服装は見た目では、上に意味不なクエストクリアして手に入れた茶色い布地のコートとマントの融合体のようなもの

下は黒いジーパンのようなズボンに靴は白のスニーカー という私服のような感じ

だけど、私服と絶対に違うのは背中の大剣【ソニックロングソード】

構えるまでは大剣のため重くて遅いが、斬りかかるときは音速並みに早い


今、疲れているのだが、なぜかというと、大剣の重さも1つなのだが、後ろを見てほしい

いや、僕しか見れないがww


僕の後ろには、3匹の狼?犬?いや、しいて言うなら、ハイエナのような外見をしている

システム的に作られた、動物というか、魔物というか、なんと言えばいいかわからない、ものがいる

本当に僕はきたばかりなので、よくわからないが・・・


なんて、長い話は置いといて、ってか、川にでも流しておいたほうがいいかな はは

って、誰に話してるんだ・・・


とりあえず、この状況をどうにかしなくては、

って、「うわっ」ちょ、まてって、話終わってないって、あ、いや、終わったとこなんだが

って、「ちょ、やめ・・・あれ?」 HPが減ってない・・・


舐めてる・・・?

こいつら、システムだよな?AIか?AIなのか?

とりあえず・・・


「全力ダッシュだあああああああああああ」



-時計塔の町にて-


なんて叫んで走ってきたが、いつのまにかさっきのモンスター達、アイテム枠に入ってるし・・・

なんなんだ


「うっせぇー!お前が最後に攻撃したかもしんねーが、俺のほうが攻撃しただろ!」

「ふざけんなyo!俺のほうが敵は多く倒したし、最後に倒した人が報酬アイテムもらうのは当然だyo!」


こいつらうるさいな、なに喧嘩してるんだよ、穏やかに静かにすごせないのか?


外見は、うっせーとか言ってたほうが背は高く、腰にホルスターをを二つつけている双銃使いで

上は男性標準装備の白いTシャツより大き目のTシャツ下はボロイ茶色のカーボーイを思わせるズボン

もう一人は、前者より少し背が低く、腰と背中に柄があるので、双剣士だろう

上は紫のパーカーのようなもので、下はジーパンで、アクセサリーの類をいっぱい付けている

されに緑の帽子を被っている、現実世界でもチャラかったのであろう感じ


「おい!そこのお前!」

ひぃ!びくった!急に俺を呼んびやがって


呼んだのは、背の高いほうだった


「お前、第三者として意見を聞かせろ!どうなんだ?聞いてただろさっきの話」


俺にふられてもなぁ、適当に返してやるか、

「えっと、その、あー、あのですね、そ、ソロでやってるのでわからないっす」


「だよなw聞いた俺がバカだったw って、待てよ、お前ソロか、俺と組んでギルド作らないか?」


へ?ちょっとまて、こいつ急になに言い出してんだ?合って間もない人とギルド?

いいのか急にそんなこと、いや、まてよ、どうせさっきの人と離れたいから言ってるだけなんじゃ、


「あいつとは、別れて別れたいんだ、どうだ? あんたみためはあれだけど、強そうだし」


あたってた。んー、どうするか、ギルド作ってみたいとは思ってたけど、まさかこんなとこで作ることになるとは、


「黙ってないでなんとか言ってくれよ」


すると、相手にされなくなった双剣士?は、怒りのあまりか、話?に入ってきた


「おいおい、勝手になに話てんだyo 俺との話はどうなったんだyo」 


「こんなやつ相手にするな、あ、そうだ、ちょっと耳かせチャライゾン」

 この双剣士は、チャライゾンっていうのか、

「っと、いうわけだ、」

「おお、そういうことなら俺もギルドの戦力として、戦うyo」


なにを話したんだ、


「ギルド発足してくれるなら、さっきの話きかせてやる、それと、作るなら、お前がリーダーだ」



-数時間後-


と、まあ、結局いろいろ言われて、半ば強引に、ギルドを作っちゃったわけだが、

増えてる・・・

まあ、ギルド作るためには、勧誘でもするだろうから、十数人は覚悟してたけど、

たしかに、十数人だよ、なんだけど・・・

作ってからものの数分で俺も含めて14人も集まるか!?

ギルド名は、モンスターズアーム にした

由来は・・・特にないw


とりあえず、自己紹介してもらう他ない


「え、えっと、まずは、左の君から、名前とレベルと職業と武器教えて」

現在わかっている中で平均4レベだと推測されているから、低すぎではないな


「はい!えっと、ゴウルといいます レベルは3で、職業はランサー使いでブラックスミスつまり鍛冶屋のスキルレベル18を持っています」


「よろしく はい次の人」

「ふぃにー レベルは言わん 職業は見ての通りスナイパーだ かわりに言うが 知力は49だ」

知力とは、鍛えることほぼ100%に近いほど無理とされていて、現実の実際の頭の良さが反映されているとしている

ちなみに、知力は最大70だ なので、彼は高いほうだ ちなみに20いけば良いほうと言われている

と考えると同時に、ふぃにーは、上半身を後ろにひねり背中の銃 M700をみせて、戻った

俺は、ふしぎなやつだなー と思ったが、世界は広いと考えると、そうでもないのかなと思えた


「じゃあ、次は俺だな」

と、わくわくしてるように言ってきたこいつは、まあ、自分で言ってくれるだろう

「アグニ まあひらがな入力できるのしらなくてAguniにしたんだがwあ、えっと、レベルは7で職業はミニスリンガーだ」

やはりミニスリンガーだったか


「それじゃあ、」いいかけたところで

「俺はチャライゾンだyo チャラ男って言われていたからそれでこんな名前なんだyo」

「レベルは7で職業はツインブレイダーだyo 」



-数分後-

「えっと、じゃあ、僕が 頼りないかもしれないけど、このギルドのリーダーのフーガです」

「まあ、あの、リーダーに選ばれた理由は、まあ事情があるんだけど、そのうち話していきます」

「っで、僕のスペックは、レベル7のへヴィブレイダーです、理由は強そうだからって理由です」

「よ、よろしくお願いします、」



-さらに数分後-


「えっと、Aguniさんとの協議の結果、」

「Aguniさんが実践隊長 ゴウルさんが鍛冶隊長 ふぃにーさんが作戦隊長および援護隊長 チャライゾンさんが調査隊長となりました」

「他にも必要なのがあれば、増やしていきたいと思っています。」

「今日は自己紹介だけで終わりにしますが、明日からすぐに本格的なレベル上げをしていきたいと思っています」



-次の日の朝-


「そこ!ひるむな!そんなにトロイとやられるぞ!」

「わ、わかってます!」


と、大声でさけびながら、現在、調査隊と援護隊を除く8名の実践隊で2体目の巨人?を相手にしているのだが、

1体目はさきほど倒したばかりで1時間はがんばったのではないかというぐらい戦った

その後どこからか2体目が現れた

強い さっきの巨人以上だ さっきのやつとは違いなかなかひるまないのだ、


こいつと戦ってから20分もたっているのに、ひるみもしない

だが、その分、経験値はかなりもらえるだろう 


僕は大剣で足を狙い続けているが、さっきから言っている通り、ひるみもせずに、さらに巨人?の棍棒がとんでくる

こんなこと続けてて勝てるのだろうか、ちなみに先ほどから僕とAguni以外の6人は5分ごとに3人ずつ交代でやっている


くそ、Aguniの体力ゲージが赤ラインに達している

このままではらちが明かない しょうがない

「おい、アグニ! いったんさがれ、僕が・・・」

巨人がAguniを棍棒でぶっとばした

「あぐにーー!」

Aguniの体力ゲージが無くなった


まあ、本当の【死】にならないわけだから、どこかの村で生き返ってるはずなのだが、

それでもデスペナルティーはレベル-1という、結構最悪なことをしてくれる

レベルを1あげるのも大変なのに って思い絶望するものもいるとかいないとか、


まあ、ダンジョンに行けば楽にあがるのだが、そこはβ版なので行けなくなっている


とりあえず、Aguniは、メニューでギルドメンバーの所在地を調べれば、ここにこれるはずなので、

続けてがんばるしかない


「とりあえず、休んでるやつらも、攻撃に加われ アグニがくるまでの辛抱だ」

「はい」

「ほーい」

「わかりやっした」

と、みんなばらばらな答え方だったが、ちゃんとやってくれるので、ありがたい



-数分後-


もう、かれこれ1時間はたつんじゃないか?

Aguniは戻ってきていたのだが、倒せていない・・・

「なんつう防御力だ、体力があと半分も・・・」


体力ゲージが赤に、ちっ

「回復するからがんばれ」

「おう」

と、僕はすぐに離れ、メニューを開き、回復アイテムを・・・

いそぎすぎて、間違えて、昨日のハイエナ3匹をだしてしまった・・・


思わず声が出てしまった

「あ、そっちは・・・」

巨人のほうへ向かっていく、

すると、なんと、巨人に噛み付いたのだ


巨人はひるんだ、

が、ハイエナ達は棍棒で振り払われて、ガラスが割れたように消え去った

「そこか、」

僕は小さく言うと、大剣を深くかまえ、巨人の横っ腹めがけて、ふりかぶった


すると、巨人は大きく悲鳴をあげ、きえさった

「ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

パーン


「おおおおおおお!!!」

とみんなで歓声をあげた

その後、レベルはみんな3も上がり、アイテムもレアアイテムばかり入手した



-数日後-


その後も何日か戦ったが、巨人以上に苦労したものもいなかったし、ギルドのメンバーの仲もよくなった

そして、俺も僕ではなく俺と言うようになってた

しかし今日でβ版の終了であった、最後にみんな集まってパーティをした



-そして発売日-

今日はずっと頑張ってきたβ版の製品版の発売日だ

ギルドのみんなはβのデータを受け継ぐはずなので、ギルドも復活するだろう



-数分後-


受け継ぎをすませたので、アイテムの確認 ギルドの確認をした

ギルドのメンバーはみんないるようだった




-更に数分後-


ギルドにみんな集まった それでは、再開祝いに狩りにでよう

と誰かがいいだし、狩りにでる、β版の巨人を、今度はギルドメンバー全員で倒すことにした

倒してる最中に、急に目の前の視界が暗くなり、急に人ごみの中にうつった


それは、この日、ある 不安 恐怖 絶望 さまざまな嫌なものを体験するはめになる予兆であった、


そして上にいたドラゴンが喋りだした

「皆さんよぉーくぞ集まってくれました!これから FWO・・・ファンタジーウォーオンラインを始めまーーーす!」



-数分後-


いろいろやじをとばしたものの最終的に管理人に

「それでは、ご健闘をお祈りしているのでーす!」

と、言われ、目の前が暗転した


暗闇が消えると、目の前に数人いた


すると目の前の男と女がはなしはじめた


内心 ちっリア充め と思ったが、それよりも、ここがどこなのか気になった


と、急にドラゴンが現れた、管理人か!?

すると管理人は、いろいろ喋りはじめた

そして女の子を掴みあげた


さっきの男ともう一人が斬りかかるも、あっさり弾かれてしまった。

管理人がとんずらしようとしたので、俺も斬りかかってみる

すると、なぜか斬れた

とりあえず、なにか言わなくては、

「この変わってしまった世界の限り、これ以上お前の好きにはさせない!」

なに言ってんだ俺・・・


そして管理人 いや、ドラゴンは頭から地面に真っ二つに線が入り爆散した

そして俺は思わず言ってしまった

「また会いましょうじゃねえよ、さあ、あんたらさっさと行きな。」

またしても俺は・・・


すると、礼も言わずに、女は消えてしまった


まあ、いいか、と俺も思ったが、ルリ?どこかできいたような

あ、(あれが噂の…まあいい、戻るか)

転移アイテムで飛んだ



-モンスターズアーム本部-


本部は、時計塔の町の端にある道場だ

みんな毎日鍛錬【していた】ところだ

だが、今となっては・・・


とりあえず、みんな無事にここにいるようだが、

これからどうするか考えねば

「フーガさんyo ギルドの誰かが脱出アイテムを取れば助かるって言ってたけどyo だったら一刻も早くクエストに行くべきじゃないかyo」

チャライゾンの言うとおりかもしれない、死の危険性もあるが、脱出できなければ意味をなさない


「よし、じゃあ、さっそくクエストに出かける 脱出アイテムがあるかはどうせわからんから、適当に行ってみるしかない」


そして脱出クエストの捜索 および 攻略へと向かった


と言いたいところだが、さすがに死ぬかもしれないというのに戦うバカは多くなく


結局主力メンバーの

大剣使いの俺、双銃使いのAguni、双剣使いのチャライゾン、スナイパーのふぃにー、ブラックスミスのゴウル

その他3人の実践隊のメンバーだった人しか残らなかった



-数時間後-


たまたま皆が落ちた穴の場所がクエストの開始地点だったらしくそこの横穴から警戒を怠らず進んでいく


「こ、ここが脱出アイテムのある場所かもしれないのかyo」

「ああ、可能性はあるとは・・・思う」


そういいながら歩き続けると、急に地響きがした


「ふぃにーは下がって援護体勢、俺とAguniとチャライゾンは前方注意、残り3人とゴウルは俺達の後ろで全方位に注意」

と大きく叫ぶ


すると、ズゴーン とひときわ大きく揺れ、地中から巨大なムカデとミミズをあわせたモンスターが出現

太さは2mぐらい長さはわからない

この洞窟の大きさは高さ5mぐらいだから問題ない・・・かもしれんが、

長さが異常すぎる・・・


「ふぃにーは弱点を探しながら援護! 俺達7人で・・・」

言う間もなく、ゴウルと3人は食べられた・・・いや飲まれたと言う方がいいだろう


その後ふぃにーが急所を撃ち、敵はひるむ その間俺はたたずんでいた

敵の腹の中間あたりが大きくひかり、消える

やられてしまったのだろう、


こんなにあっけなく、俺達は・・・


「ひるんでるんだ!せっかくのチャンスを恐怖などに押しつぶされるな!」

「そうだyo戦わなければ死ぬ 戦わなくても死ぬんだyo」

「俺に援護を任せとけ!もう誰も殺せわさせぬ!」

みんな、俺を・・・くっ 俺はなにをしてるんだ


「くらえ!」

俺は叫んだ、そして剣を上にあげ、ありったけの力をこめて、剣を振り下ろした

が、

デカイ体の敵はデカイ割りにスピードが早く、俺のあたらなかった剣は地面にささった


その瞬間、硬直が起きた 0.5秒ほどだろうが、俺はなにもできなかった


たった0.5が長く感じた、最初にふぃにー次にチャライゾン、最後にAguniが飲み込まれた・・・



-ダンジョン近くの宿屋-


その後どうやってここまできたのかわからずに、この宿屋の部屋にいた


そして、どうすることも出来なかった俺への憎しみ、仲間の死の悲しみのために、泣いた・・・



































FWOを書いている1人の凱旋でっす!

なんとなくFWOの話を深くしたいのとか等々理由があって外伝を書きました

今回はFWO4話にて登場した大剣使いの物語です

どんな人と出会い、どんな経験をし、

死のゲームだと伝えられてどうしたかなど、

本編の進行に合わせて書きました

次の外伝は、本編が良いとこまで進んでから書くか、

別の人物で書くかとか決まっていませんが書く予定はあります

本編FWOとミュータンツ・ウォーとともに、これからもよろしくお願いします

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