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VRゲームの「ホーム画面」って、本当の家というか部屋みたいな感じなんじゃないかって話

今日はVRゲームのお話をします。

といっても、ゲームの話ではなく、その前の話です。


「ホーム画面」という言葉は、ゲームをやったことのある皆さんであればご存知かと思います。

ゲームを起動した時に出る画面ですね。あそこから遊ぶゲームを選んだりするわけじゃないですか。


前提として、皆さんがなろうで読んでいるVRゲームものに登場する、SAOのようなタイプのVRを以下の文では「完全没入型」と呼ぶことにします。


ここから本題に入ります。

完全没入型のVRにおいてホーム画面とは、本当の家のようなものなのではないだろうか?という仮説を立てました。


理由はいくつかあります。


まず1つ、皆さんは完全没入型のVRヘッドセットをつけ電源をONにした時、プレイヤーはどのような体勢である前提だと思いますか?

そう、恐らくは仰向けに寝ている体勢だと思います。少なくとも一般に流通する、SAOのようなヘッドセットの形であれば、プレイヤーの身体は寝かせるはずです。


しかし、もし現実で寝ている状態でゲームの電源を付けてVR世界に入った時に、立っている状態でゲームが始まったらと想像してみてください。

恐らく自分の脳がかなりの違和感を起こすと思います。慣れてない人はゲームを起動した瞬間に酔ってしまうかもしれません。

そこで、VR世界に出入りする時に違和感が無いように、寝ている状態で始まらなければなりません。


私の想定ではVR世界に入ると、アバターがベッドで寝そべっている状態から始まり、ログアウトする時はその部屋のベッドに寝ることでログアウトできるという仕組みになると思います。そこが「ホーム」となるんじゃないかなぁ。

ホームには扉があり、遊ぶゲームを選んで扉を開けるとゲームの世界に入れる。ホームの内装をカスタマイズできると素敵ですね。


2つ目の理由はVRの世界ができるのであれば、絶対にゲームだけで終わらせないだろうなという話です。


まず現代でも仮想通貨というものがあります。

仮想通貨について詳しく解説すると長くなってしまうので、ゲームにおいての用法だけをざっくり説明すると、現実のお金をゲーム内通貨に変えるだけでなく、ゲーム内通貨を現実のお金に変えたり、複数のゲームで共通の通貨を使うことができるようになります。


だからなんだ?という疑問は当然の事でしょう。ここまでならただのRMTの説明ですからね。


しかしゲーム内で稼いだお金を普通に買い物するために使えると考えた時、勿論現実のお金に変換してもいいですが、今しているのはVR世界のお話です。

即ち、VR空間内でも買い物できるようにするために、店が立ち並び、街くらいはできるでしょう。

最終的には、第二の世界を作り出すくらいはやってくれるのではないでしょうか。


なにせ完全没入型VR機器を作れるんですから、その中に街くらい当然作れますし、作れるなら作りたくなるのが人間の性というもの。

なんなら既にそういう取り組み自体は計画されていることを考えれば、現代における「ホーム画面」は「ホーム」へと変わっていくのではないか、そう思うのも当然のことでしょう。



一応、順序としてはまず、仮想通貨について法律が追いつき、一般人でも仮想通貨を利用するようになる。

その頃には既に現代のVR機器は今よりかは浸透しているんじゃないかなぁ。

その後バーチャルな世界に、どっかの大企業が街を作って、VR世界での交流が深まっていく。

そして、いつになるかは予想も付きませんが、完全没入型VRが開発されて、その中にも当然いくつもの街が形成され、色んなオンラインゲームと連携して、第二の世界が形成されていく。

結論としてはこんな感じでしょうか。


現実と違って土地を気にせず世界中の色んな企業がこぞって街やら世界やらを作ると思うので、どの世界にも入れるように中継地点としての「ホーム」はないとおかしいのではないでしょうか。




さて、果たしてこの仮説が本当になるのか、実現したとして法は追いつくのかどつか……その答えは遠い未来へのお楽しみとしておきましょう。


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