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朝銀、破綻の謎  作者: やまのしか
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全演植という人物①

今度は全演植氏について考えてみたいと思う。

もう一方の大物、具次龍氏は政治フィクサーだったが、全演植氏は商売人だ。

勿論、金貸しも、地上げもやってただろうが、

具次龍氏が永田町界隈でパレロワイヤル永田町や龍伸ビルなどを所有し、政治の裏舞台で暗躍してたのとくらべると、大分おとなしい。


パレロワイヤル永田町に関しては、最近また現代ビジネスというサイトで色々書かれていて、主に尾崎清光について書かれていた。

パレロワイヤルの2階フロア全部を借り切ってた時期もある大物総会屋だ。

出身は四国、あの女詐欺師岩合直美と同郷だが、この二人に交流があったかはわからない。


具次龍氏、尾崎清光氏は、どちらも保守派の中で、同和問題、在日問題、部落問題、等で事件を金に変え、裏社会で成り上がった人物のようだ。


そしてこの二人の共通するところは、とにかく死に方がすごい。

具次龍はピストル2発を同じ穴に撃ち込まれ死に・・・

尾崎清光は病室で枕越しにピストルを撃ち込まれ死んだ・・・


ところで、全演植氏だが、どんなイメージか?

同じ闇の匂いはするが、前述の2人、具次龍、尾崎清光、両氏に比べると、

ぐんと陽の気がする。


全演植氏は、まずは焼肉のたれ、モランボンの社長だ。

モランボンと言えば1970年代はTVコマーシャルもやってた食品メーカー、

焼肉のたれや明太子のイメージがある。


まあ、今の若い人にはわかるまい(笑)


そして東京府中でスーパーマーケットもやってた。

ただ、パチンコ屋にしてもスーパーにしても、エリアが府中近郊と小さすぎる。


在日の実業家というと、デッカイところでは、今はSoftBankの孫さんだ。

あとABCマートの三木さん。

とにかく資産規模が違う、額が兆越えである。

最近では他の在日実業家も軒並み資産額がすごい。


そんな中、全演植氏の「さくらコマース」は、あまりに資産規模の面で、大物在日財界人にしては小さすぎる。


そこで考えた、全演植にある特別なものは何だと。


それは、長年、表舞台で活躍してた、JRAの馬主としての格ではなかろうか。

つまり知名度ではないかと。


確かに競馬サークルにどれ程の社会的地位や優位性があるかわからない。

SoftBankホークスのようなイメージ戦略というわけでもないだろう。

しかし少なくとも、1970年代まではこういう馬主になれるのはごく一部の名士だけであった。

在日にとってはステータスであったろう。

少なくとも、反社勢力ではJRAの馬主にはなれなかったのだから。


さらに70年代80年代の日本社会において、通名を使わず、

在日を全面に出しているにも関わらず、

日本の花「桜」を冠名に抱いた競走馬をたくさん走らせることは、

在日朝鮮人にとっては、一種の夢というか意義があることだった気がする。


具次龍氏にしろ、全演植氏にしろ、日本にとっては大変影響力のあった在日の大物であったにもかかわらず、

ウィキペディアには、人物すら載ってないというのが不思議だ。

どういうわけか、非常に資料が少ない。

情報削除が進んでるのだ。


そこいくとエセ同和の尾崎清光氏などは、ウィキペディアに名前がある。

やはり同じ自民党に組した同和勢力ではあるが、総連系在日大物と同和の大物ではガードが高さが違うのだろう。


具次龍氏の表の看板、龍伸興業に関して、

私は関連不動産を実際調べたことがある。

私の印象では、彼が所有する不動産は、政治案件がほとんどだった。

もちろん金貸しも、地上げもやっただろうが、パレロワイヤル永田町や龍伸ビルで政治での調整がメインだったのだろうと思う。

成田市のような規制の多い地域にどういうわけか物件が多かった。

まあ、それこそ彼らの飯のたねなのだろう。


それに対して全演植氏は政治色が薄い。

全演植は、まずは焼肉のたれ、モランボンの社長だ、つまり実業家である。

そしてスーパーマーケットもパチンコ屋も経営していた。

つまりちゃん土地に足のついた実業があるのだ。

しかし、おかしいのが、総連大物にしては、エリアが府中近郊と小さすぎる事だ。


具次龍氏などに比べると「さくらコマース」は事業規模が小さすぎる。

もちろん小さいとはいっても70年代はTVCMも打っていて、

在日世界では立志伝中の人物ではあっただろう。

ただSoftBankの孫とか、ABCマートの三木とか、民団系にしてもパチンコのマルハンの韓 昌祐や六本木tskビルの鄭建永などと比べると全演植氏の資産や実業はあまりに堅実すぎる、まあ平たく言えば在日らしくない(笑)

六本木tskビルなどは、のちほど総連ビル競売問題で大きく関与してくるように、犯罪の臭いがぷんぷんする。


ところで、全演植氏の「さくらコマース」では、あまりに資産規模が総連大物にしては小さすぎると書きましたが、それでも去年の売り上げは800億円だったのは念のためです。

あくまでも具次龍氏が3500億円北へ送金し、高島屋詐欺事件で岩合直美が具さんから騙し取った金額が800億円だったのに比べると小さいという意味です。


私は何故この規模の経済人が総連副議長や朝鮮国会議員になれたのか考えた。

全さんにある特別なものは何だと。


それは、長年、表舞台で活躍してた、JRAの馬主としての知名度ではないかと。


皆さん呆れないでほしい、私は大真面目だ。


確かに競馬サークルにどれ程の優位性があるかわからない。

現在におけるSoftBankにおけるホークスのようなイメージ戦略的価値があったというわけではないないだろう。


しかし少なくとも、当時70年代の日本では反社勢力ではJRAの馬主にはなれなかったであろうし、昔のJRA馬主は現在と違ってずーとステイタスは高かった、今より調教師の地位が高く、新米馬主は厩舎がなかなか見つからなかったとさえ言われている。馬主は調教師に頭を下げて馬を預かってもらっていたのだ。


さらに70年代80年代の日本社会において、在日を全面に出して日本の花「桜」を冠名に抱いた競走馬をたくさん走らせることは、在日朝鮮人にとっては、一種の夢というか意義があることだった気がする。


そこで、まずは全演植氏の馬主人生にスポットを当ててみたいと思う。


すると、驚くことに、日本の対北朝鮮政策と、「さくら軍団」の成績が見事なまでに一致することに驚かされる。

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― 新着の感想 ―
[一言] さくらで働いていました。政治色あったと思いますよ。何やってたかはわかりませんが河野洋平をはじめ大物政治家から電話がくることはしょっちゅうあって取次いでいました。フィクサーのような立場だったの…
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