朝銀、破綻の謎③
「在日特権」というものがある。
ウィキペディアで調べると、所得税等の箇所で、この具次龍氏の名前が出てくる。
簡単に書くと、1967年、朝銀東京信組の前身同和信用組合において、機動隊が出る騒ぎがあった、原因は具次龍氏の税務調査を同和信組が妨害したから。
つまり在日商業人の脱税調査を総連が妨害したわけだ、この頃の国税局は根性があったのだろう。
機動隊がガスバーナーで東京信組のシャッターを焼き切って具次龍の税務調査をした。
しかし、具次龍氏は反撃に出た。
きっとこの頃から総連内では実力があったのだろう。
全国の総連組織を動かしたのだ。
在日がデモで全国各地の税務署に押し掛けた。
騒ぎはどんどんデカくなった。
全国の国税局に在日が左翼と一緒になってデモをかけた。
左翼が部落解放同盟だったのかどうかはわからない。
しかし、とにかく左翼が使う「差別」という言葉が使われたわけである。
結局、1976年、社会党議員であった高沢寅男氏を伴って、総連は国税局に、朝鮮商工連が在日の各個人の確定申告を全て取りまとめて提出できる事を飲ませた。
これによって、在日朝鮮人は自らの確定申告を朝鮮商工連の税理士に任せると、なんとその税理士は凄腕なので(政界にもコネがある)、税金が0円になるという美味しい特権を得たのだ。
具次龍氏がその後、在日朝鮮人世界で大物になった理由は、どうやらここらへんにあると思われる。
とにかく、数ある在日特権の中でも、
この確定申告を総連が団体提出できるという特権は、
とにかく凄い特権で、当時は累進課税全盛時代だったので、在日の経済力を著しく向上させた。
しかしながら在日の自営業者は、いくら儲けても、その浮いた金は全て朝銀の裏口座に入る事となった。
そしてその朝銀が、総連と組んで、金日成に巨額の献金をする事となった。
1976年、朝鮮総連が国税局に飲ませた条文を「5ヶ条の御誓文」と呼ぶ。
具次龍氏は平河町に龍伸ビルを建てた。
この頃からフィクサーと呼ばれるようになり、
龍伸興業の金融業は政界に浸透した。
選挙の度に、あらゆる政党の政治家が選挙資金を借りに龍伸ビルに通った。
共産党や社会党、中でも自民党の議員が一番多かった。
平河町の龍伸ビルには今でも多くの政治団体が入っている。
近年は菅直人の政治献金問題で有名になった市民団体も入っている。
もう忘れただろうか、東日本大震災のときの国会討議で菅直人が在日から献金をもらっていた、あの団体だ。
あれは正確に言うと菅直人の政治団体が北朝鮮シンパの政治団体に資金援助しており、その政治団体の代表がよど号事件の犯人の親族だったという話だ。
つまり菅直人は「よど号事件」とあからさまに繋がっていたという話だ。
そして、具次龍氏は、さらに深い自民党の闇とコネを持つに至った。
自民党重鎮との繋がりだ。
すぐ近くにパレロワイヤル永田町というビルがあった。
金丸信の逮捕劇があった政界御用達マンションだ。
具次龍氏はこのパレロワイヤル永田町にも2部屋持っていた。
金丸信も3部屋持っていた。
この頃、金丸氏と具氏は盛んにパレロワイヤルの中、お互いの事務所を行き来していたのだ。
しかし、ここら辺の情報がどんどんネット上から消えているのが実情だ。
最近は、いくらネットを探しても、出てこないネタもある。
誰かに消されてるのだ。
しかしながら選挙の度に龍伸興業が億単位の金を政治家達に融通してたのは確かだ。
そして金丸訪朝団が結成された、1990年9月のことである。