九話 保健室と廊下のやり取り
「ん…?」
「あ、起きましたか?大丈夫ですか?」
「あーはい。なんとか。」
俺が目覚めたらそこは保健室だった。
「えーと、祐奈打非雨君?だっけ?あなた、倒れる直前のことは覚えてる?」
「あーはい。急な脱力感とすごくだるくなってそっからは何も覚えてません。」
これは事実だ。強制的に意識を持っていかれたわけだからね。
「貧血ですかねー。五時間目まで安静にしてほしいので保健室にいて下さい。」
「はいわかりました。」
おっラッキー。ていうか本当に貧血ってなってた。
五時間目終了…準備時間中
「これで大丈夫ですが、早退します?」
「いや大丈夫です。授業受けます。」
「そう?君の六時間目の教科は…国語ね、保体だったら見学させてたけど国語なら大丈夫ね。」
「ありがとうございます。失礼しました」
そう言って保健室を出る…
教室に向かう途中、天津……もといSKと出会う。
「羨ましいなぁ!大丈夫か?」
「本音漏れてんぞ、大丈夫だから。」
「そうか、今日来いよ。」
「ういうい。後今日保健室に運んでくれてありがとな。」
「あん時誰も手伝ってくんなかったから運ぶの大変だったんだぞ、重かったし。」
「重くて悪かったな!」
そうじゃれつきながら教室に入る。
「じゃな!また放課後に。」
「ういほーい」
1分後、チャイムが鳴る…
なんか毎日投稿になってる気がする…
本当に気まぐれ投稿だからね!
追記…
非雨と天津は歳は違いますが、同学年です。