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『元』少年は姉妹になったので次女になる  作者: ただの雪餅
帰ったら色々な出来事が起きた
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六十五話 姉妹4人と精霊の娯楽

すいません少し遅れてしまいました…

オリィちゃんの猛攻を受けたソフランちゃんが起き上がった。

「むきゅぅぅぅぅ…んで、どこに出かけるの?お姉ちゃん。」

「ツリスー、どこに出かけんのー?」

「まー、都心駅からデパートとかゲームセンターかな?」

「ゲーセン行くんね。ちょっと家に行って、マイバチ取ってきて良い?」

「これのこと?」

なぜかツリスが持ってた。

「なんでツリスが持ってるの?」

「転移して持ってきた。」

「本当になんでもありだよね…」

「神ですから。」

「じゃ、行こー!」

場を締めたのはラデルちゃんでした。

てか、いつの間に起きてたんだ…

ラデルちゃんに地球に関する足りない知識を叩き込んで、なんとかラデルちゃんもここで生活することは出来るはず。

叩き込んでいる間に最寄り駅に着いたので、私以外は切符を買って改札を通った。一番驚いたのはやっぱり異世界育ちのラデルちゃんだ。次点でオリィちゃん。

私は万能Suicaで通り、みんな改札を通ったので駅のホームで待つ。

ホームはまだ2時くらいで、人がまばらだ。

今気づいたが、学校早退して出かけているので、私に気づいた学校の先生がいるかもしれない。

今は少し黒髪に青色がちらっと見える程度が、一応眼の色も変えておく。色はラデルちゃんと同じ青色の眼。

「ん?眼の色変えた?」

「変えたよ。てか私早退してたからバレるとまずいんよね…」

「私がいるじゃないか。」

「まーツリスなら見た者の記憶とか全て消し去りそうだけどさぁ…」

私とツリスが見た目問題で議論してる合間、ラデルちゃん&ソフランちゃんとオリィちゃんが駅で迷惑にならない程度にワイワイしている。良い子達だ。

見た目は結局このままでいいってなって、ラデルちゃん達に私の見た目がちょっと変わってるって伝えて、またツリスと世間話をしていたらいつの間に電車が来た。

私達5人は電車に乗りこんだ…が、席が4人しか座れないやつしかなかったので、小さい妹2人とオリィちゃんを座らせて、私とツリスは立つ。

都心駅までは25分くらいかかるので、暇だなぁと思っていると、ツリスがトランプを持ってきていた。どうせ物質転移をしたのだろうけど。

といっても、トランプをまともに扱えるのは私の裏人格でもあり、妹でもあるソフランちゃんしか扱えないと思っていたが、オリィちゃんが何故か扱えていた。ソフランちゃんも扱えていたが、まともに出来なかったのはラデルちゃんであった。

…私、何回扱うって言ってんだろ…ま、いいや。

トランプゲームの良いところは、ルールさえ分かっていれば誰でも出来るっていう事だ。

戦術や心理戦とかの読み合いはともかくとして、ものの5分でトランプのルールを完全に理解したラデルちゃん。

小さいロリたちを立ちながら微笑ましく見ている私とツリスだった。

都心駅に着いた。現在午後2時35分。

さて、ツリス曰く、最初は2時間くらいゲーセンで遊ぶと言っていた。

私はもちろん太○○○○をやるが、他は何をやるのだろう。

ゲーセンまで歩いて行って、筐体に着く。

…4人全員が着いてきてた。いや別に良いんだけど。

「他のゲームもやるのも良いけど、姉妹で一緒にやった方が楽しいよね。」

「お姉ちゃんと一緒にやる!」

「他のキカイに負けず劣らずの迫力…何々…このタイコと言う打楽器をこれで叩くのか…凄い…」

「主人と一緒にやるのだー!」

何故かラデルちゃんは冷静に分析をした後に見惚れていた。後ろにベンチがあるので、そこに私がツリス、どっちか座ることになった。何故かと言うと、小さい娘3人残して私達が集中してると、もしかしたら誘拐するっていう馬鹿な考えを持った奴が現れるかもしれないからだ。

最初は私がやることにして、3人は私がやると口論になったが、公平にじゃんけんで決めた結果、最初はラデルちゃんと一緒にやることになった。

私も1ヶ月ぶりにやるため、感を取り戻すべく簡単な曲でやることにする。

っとその前にゲームのルールを分かりきってないラデルちゃんがいるため、遊び方説明を受けてからやる。

終わったので、簡単な曲から…

「ってラデルちゃん、初心者なのにむずかしいをやるの?ふつうでよくね?」

「お姉ちゃん、ルールを見た感じだと簡単そうだと思ったから。大丈夫!」

「ま、個人の自由だから気には止めないけど。頑張りな。」

曲終了…

私…フルコンボ

ラデルちゃん…不可3

「え?ラデルちゃんこの曲初見でしょ…?うまくね…?」

「いやお姉ちゃんだって、最高難易度を全て失敗せずに叩ききったじゃん!凄いよ!」

妹から褒められた。嬉しい。

その後、続けて2曲やったが、なんとラデルちゃんは☆10の曲を軽々とクリアしたのだ。

「流石猫の獣人…」

「いつもお姉ちゃんの背中独占してるから体力ないと思ったでしょ?お姉ちゃんの治療のお陰で以前より持久力と動体視力がよく感じるよ!」

凄いな…ラデルちゃん。

そして、私とラデルちゃんの1クレジットが終わり、次はツリスとオリィちゃんがやるみたい。オリィちゃんはやるにしても背が微妙に足りないので、椅子にちょこんと座り、やっていた。めちゃ萌えます。はい。

そして流れるように3曲が終わったが、流石神といったところか、鬼を連続でフルコンボしていた。

逆にオリィちゃんは2曲目までは慣れずにクリア失敗していたが、慣れてきたのかむずかしいはクリア出来るようになった。

次、私とソフランちゃん。

私はもちろん鬼を選ぶが、ソフランちゃんはむずかしい適正者らしい。

可もなく不可もなくソフランちゃんはクリアしていた。

そして流れること2時間…

ゲーセンを出て次の目的地、ショッピングモールに行く。私は1ヶ月ぶりに○○の達人が出来て満足な足取りで目的地に向かった。

感想でアドバイスを頂いたので、

次の回からはそのアドバイス通りに書いてみようと思います。

後褒めてくださりありがとうございます。

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