六十四話 オリィちゃんが興味しんしん。
4日間投稿を開けてすいません…
さらに短いです。本当にすいません…
ちょっと練習事をしてたため、遅れました…
「視点がドンドンと変わっていくもんで酔っちゃうよもう…」
「ごめんね非雨、これから気をつける。」
「これが…チキューという世界なんだ…」
みんなそれぞれの反応をしている。
特にラデルちゃんは見たことも無い光景に目を輝かせている。
…現在地、私の家なんだけどね…急に人が現れると人々がびっくりするらしいからってツリスが言ってた。
「んーじゃーマンションの部屋借りるかぁ。」
「頑張れー。」
「ま、まんしょん?え?」
ラデルちゃんにはちょっとこの世界のことを教えないとね。うん。
…
…
…
うちの周りは不動産、中学校、駅、スーパー、ゲーム売り場などが近くにある結構良い所に住んでいる。
といっても、ゲーセンが無いのでゲーセンに行くためにはわざわざ都心駅まで出向かなきゃいけないわけなんだけどね。
「ツリスー。今更だけどすごい見た目変わってるね。」
「まーね。私の髪色は日本に居る人にはちょいと珍しがられるかもしれないしね。」
「今あんた髪色何色かわかるのかよ…」
「え?勿論銀髪だけど?」
「それこそ珍しがられるんじゃないの?」
「んー…まぁ先天性白皮症って言えばいいんじゃない?」
「?」
知らない単語を言われて私はちょっと混乱した。
「まー、ラデルちゃんとかは普通に黒髪だけど、青い目にしてるからね。」
「なぜそんな身体にしたんや…私みたいに黒髪黒眼でよかったやん…」
「んー…可愛いし、あっちの世界のラデルちゃんに近づけたかったからかな?」
「そういうことね。」
今話題になっているラデルちゃんは、私の背中でスヤスヤと寝ている。当たり前だが、猫耳や尻尾は付いていない。
「さって、さっさとマンションを借りるかぁ。」
「…絶対珍しがられてるよね私達…」
「ん?今なんて言ったの?」
「いや、なんでもない。」
さっさと終わるならそれで良いやと思い、私達は不動産に行く。
「つーいたっ!」
「案外早く終わったねぇ。」
「むにゅぅ…」
3人(その内1人は睡眠中)は不動産から紹介してもらった物件を見て回り、ツリスが良いと思った物件を購入して、今ここに居る。
不動産の人達も、私達の事を珍しがったが、すぐに気にせず接待をしていた。つ、強いなぁ…
ツリスが買った物件…まぁこれから住む場所になるのだが、そこに初めて足を踏み入れてみる。
「お邪魔しまーす…」
「そう言わなくてもいいの。今日から私達の家なんだからさ。」
「はーい。」
ちなみにツリスが買った物件は、私が通っていた学校から歩いて7分、最寄駅からは6分くらいかな?5階建てのマンションだが、2階の部屋を借りた。
部屋のサイズはー…よくわからないけど2LDKらしい。ツリス曰く、これでちょうど良いって言ってた。
「私って、主人とオスゴーちゃんとラデルちゃんと一緒にここで暮らすの?」
「うわっびっくりした…」
背後から急にオリィちゃんが出現した。ドッキリのような登場のようでやめてほしい。
「そーだよオリィちゃん。」
「じゃ主人と一緒に遊べるの!?」
「あっちでも遊んでたよね…まぁ遊べるけど。」
「やったぁぁ!」
オリィちゃんが嬉しがってなによりだね。
「んーじゃ、私達5人で、どっか行く?」
5人…あ、
「ソフランちゃんね!」
「ご名答!呼び出してちょ。」
「はいよー」
…
…
…
「おねぇぇぇぇぇちゃぁぁぁぁぁぁん!!!!」
「うおっ!ソフランちゃんどうしたの!?」
「お姉ちゃんが死んだ時、本当に怖かったんだよぉぉぉ」
「あ、ごめん…」
ソフランちゃんが出てきた瞬間に泣き出したので、撫で撫でをする。
少し落ち着いたみたいで良かった。
「っく…なんで私の事を心配して出さなかったのさ…私の治癒魔法なら致命傷だったお姉ちゃんも治せたのに…」
「いやぁ…ソフランちゃんをあんな目に合わせたくなかったんだ。許して…」
「私はお姉ちゃんの裏人格であるだから、もうちょっと頼ってもいいんだよ?」
「ソフランちゃんは妹でもあるんだから危険な目に合わせたくなかったんだよね…」
どうやら私が死にかけの時に呼び出さなかったから、機嫌を悪くしたらしい。
でも、ソフランちゃんもあんな目にあったと思うと、ゾッとするものがあるよ…
「そーいやソフランちゃん、ツリスと一緒に出かけないかい?」
「一緒に行くー!」
「じゃ、一緒に行くか。」
「わーい!」
「もー話は終わったー?」
「ツリスは空気読むのが上手いねぇ…」
「誰だってあれを見られたら空気を読んで離れるでしょ…さて、行くk「なにあの緑の髪の子!かーわいいー!」
「え?なに?この小さな子…」
あ、オリィちゃんがソフランちゃんに興味を示したね…
この後、オリィちゃんの猛攻(質問責めやイタズラ)により、ソフランちゃんがしばらくダウンしました。
4日間投稿を開けたからブクマが2件減って50件だったブクマが48件になった事により、主は萎えしぼんでます。