☆茶番十二話 天津宅でのプチ騒動
予約投稿その11
絵を描いてもらったのでネタついでに入れる。
「zzz……へぅぅぅ…ん…?」
俺は起き上がる。どうやら、体の怠さは治ったみたいだ。
「今日も天津ん家行くかー…眠…二度寝しようかな…」
天津に今日行くってメールを送って寝ようとしたら。
「ひゃっ!?」
いきなり手を掴まれて布団の中に連れ込まれた。その行き先は非雨の布団だった。
「うへへぇ…ソフランちゃん可愛い…」
…寝ぼけてるねこの人…そのまま寝よ…
「zzz…」
…
…
…
「んーー…」
俺は起きた。非雨は流石に起きてた。
俺はスマホを取って時間を確認する。
えーと、10時ね。ん?天津が9時くらいにメールを返してる。なになに…
『今来い』
…1時くらいに来るって返信して、起きる。ちなみにまだ性転換の効果時間中だ。だから非雨の布団にご招待されたんだろうね…
「……お腹すいた。」
その言葉の通り俺は今お腹が空いている。なので茶の間兼台所に行ったら
「相変わらず可愛いねー。」
「あ、お姉さん起きた。」
「え?え?ドユコト?」
うん。ちゃんと新キャラが居た。よかったよかった。ちなみに、新キャラはラデルちゃん。ソフランちゃんと一緒にミントチョコアイスを食べている。
「やぁやぁラデルちゃん。今日から君はここで住んでもらうよー。」
「え?え?お姉ちゃん?」
「あー、ラデルちゃん知恵熱?が出てるねー。まるで湯気が出てるみたいだよ。」
「もう出てるぞ非雨よ…」
…
…
「ということー。」
「わかりました…が、雪餅さん元男なんですね…」
「非雨のせいでこうなったんだ、非雨のせいで。」
「性別元に戻ったら…襲いませんよね?」
「うべぶっ!?ゲホッゲホッ…」
俺は目覚め1番に飲んでいたコーラを噴き出してしまった…忘れてたこの子元奴隷だったんだ…
「しないて…てか襲ったら殺されるわ社会的に…」
「私の○○を捧げてもいいんだぜ?雪餅よ。」
「誤解をうむ発言はやめろォ!ここにはまだ早い娘が居るんだからさぁ!」
「大丈夫大丈夫ー。多分。」
「?」
ソフランちゃんは頭に?マークをたくさん浮かべてそうな顔をしている。
「飯食うぞ飯…お腹すいた…」
「あ、私達はもう食べたよー。」
「ういふいっと…」
とりあえず、チャーハンもどきを作りますかー。
卵焼いてー、ご飯入れてー、胡椒と醤油加えて炒めればハイ完成。簡単で美味しいのでおススメなう。え?見映え?気にすんな。
…
…
「ご馳走さま…うぷ…お腹いっぱい…」
「ミントチョコ食べんの?」
「少し休んだら…」
俺はソファーに座ってスマホ版太○の○人をやる。
トントントントン…うん、音フェチ?だね。
「うん、やっぱ可愛いわ。」
「だねー。」
よし、指慣らしの曲も終わったし本格的に上位曲もやろうかなーと思っていたら
「…え?」
なぜか俺は倒されていた。そして倒した人はラデルちゃん。
「雪餅さん…コーフンします?」
「いやしないけど…」
ちょいと興奮する感覚も変わり、男の子なら絶対に役得+勃ってしまうやつでも大丈夫になったのだ。
代わりにテレビでイケメン俳優とか見るとちょっとぽーっとしちゃうけどね!コンチクショー俺はホモじゃねーんだよ!
「ではちょっと○○を○○して○○○○○○○○○しちゃいますかね…」
「非雨、ナイフちょうだい。後ソフランちゃん人格にして戻しといて。」
「ほい、ナイフだよ。」
「さんきゅ。じゃな!」
俺は○○されたくないので自分で喉を掻っ切るという死を選んだ。俺はあくまでも男でいたいからね!女の子の喜びを感じたくないからね!
「…てっきりラデルちゃんを刺すのかと思ったらそう来たか…あとラデルちゃん血を浴びまくってるから風呂入ってきな。」
「ちぇー、完全に女の子として話したかったのになー…」
…10分後…
「ただいまってラデルちゃんどこ?」
「風呂ー。あと血を片付けてー。鉄臭い。」
「うい。はい終わった。」
「早いねー…」
ラデルちゃん、おしょるべし…
さて、俺はゲーム機器をバックに入れて天津宅に行く準備完了。
「今日は私達も行くze。」
「天津にラデルちゃん紹介すっかー。」
さて、ラデルちゃんが風呂からあがったみたいだ。流石に見るわけにもいかないので部屋に帰還する。
「雪餅さーん…おっ、居たー。」
「何やってだぁぁぁ!早よ着替えろ!目のやり所に困るから!」
「え?私雪餅さんに好かれてる?やったー!」
「どうしてこうなる…非雨助けてー…」
「はいはい…ラデルちゃんちょいと失礼。」
「えっ!?ちょっ!?雪餅さんにアピールする機会がぁぁぁ…」
「さっさと着替えろや…」
…
…
…
「そろそろ行くかー。」
「うーい。」
「え、どこ行くの?」
「雪餅の友達宅。」
「雪餅さんの友達ですかー。楽しみですー。」
「あんまり模索しすぎると殺されるから気をつけろよ…」
「はーい!」
さてと、手袋装着してと、行きますか。
…5分後…
「相変わらず早いねぇ。」
「だからなんで屋根の上に乗ってんだよ。」
「じゃ降りる。紹介したい子がいるしね。」
「お、おう。」
さて屋根から降りてー、
「「お邪魔しまーす」」
「はーい!」
いつも通り展凛ちゃんが出てくる。
「え!何この子!可愛いー!」
「えっ…むぎゅゅゅゅゅ…」
「あはは…早速抱きつかれてんねぇ…その辺にしといてね展凛ちゃん。」
「んじゃ離すよ。上がって上がって。」
「改めてお邪魔しますっと。」
じゃ、天津の部屋に行くか。
…
「やあ。」
「まだ治ってないんか。」
「後3日…頑張る。」
「うい」
あ、非雨&ラデルちゃんは女子会してる。
「ゆーてあいつらに参加してくればいいのによー。」
「いや俺中身は男だからここに居んだけど…」
「そーだった。あ、見せたいもんがあるんだった。」
「なんじゃ。」
天津は1枚の紙を取り出す。
「これ非雨?可愛くない?やばいねー。」
「だろだろ、俺の観察力と記憶力なめんなって話なんだよ。」
「すごいねー…非雨と天津の接点少ないのにねー。」
「元はと言うとお前が書けって言ったから書いたんだよ?」
「あ、忘れてた。ありがとう。てへへ。」
「全く嬉しくねぇ&可愛くねぇ…」
「さて、見せに行くかー。」
「ほいほーい。」
非雨サイド。(非雨視点)
「んでこの子可愛いけど、見ない子だねー。誰?」
「ラデルって言うんだよ。私の妹。」
「私は展凛!お兄ちゃんのメイドやってまーす!」
…いつの間に天津のことマスターからお兄ちゃんって呼んでるね。これぞ成長?って言うのかな?
「ラデルでーす。お姉ちゃんの元奴隷でーす。」
「え!?元奴隷!?でも元だから今は奴隷じゃないのか…よかったー。」
「展凛ちゃん、その事についてはあまり触れないでおいてな?」
「あっ、はぁい。」
ま、奴隷だろうがなんだろうが可愛いは正義だからね!
「そして可愛いねー。今の雪餅さんと同じくらい可愛いじゃないですかー。」
「あっ…ありがとう…」
あ、今日雪餅にやった事を気にしてんのかな?いや気にしては…ないと思うけどね。
「なんかお菓子持ってくる?アイスとか。」
「出来ればアイス以外の物もお願い出来るかね?」
「了解ッ!」
展凛ちゃんはお菓子を取りに行った。
「お姉ちゃん、展凛って言う人、急に抱きついて来たけど…大丈夫?」
「あー、そう言う子だからあの人は。ま、甘く見てやってな?そうでないと天津が怒る。」
「うん。」
そしてちょっと待ったら
「お待たせッ!持って来たよ!」
「あざっす!」
「ありがとうございます。」
展凛ちゃんが持って来たやつは、バニラアイスとチョコ板とポテチだった。
「地味に美味いコンビktkr。」
「じゃ、食べるかー。」
「いただきます。」
私達がアイス等を食べ始めたら、
「やあ。」
「やあ。」
雪餅&天津コンビが来た。
「なんぞや。」
「兄ちゃんなにようー?」
「これを見よッ!」
雪餅がそう言うと紙を取り出し…
「ブハッ………」
「え?」
「うわぁぁぁ非雨ちゃんが鼻血出しまくってるぅぅ!」
絵を見た非雨が鼻血を出し…
「あ…これは想定外…」
「おい雪餅後で片付けろよ…」
「ごめんわかった。」
「え?え?」
2人落ち着いてる、1人気絶してる、1人慌ててる、1人混乱している状況というなんともプチカオスな展開になったねこれ…
雪餅視点
「私復活ナリッ!」
「鼻にティッシュ詰めてるせいでちょいと台無しになってんぞ…」
「るせ…」
「てか非雨が寝てる最中に門前来たから抱いて戻って来たんだぞ…疲れた…」
「あっ…ごめん…」
「んじゃ、今日はコンビニのおにぎり食べたからもう寝るわ。明日美味しい飯出してー。」
「え!?もう寝るの!?じ、じゃおやすみ…」
「んじゃおやすみー…」
…
「えーと、ラデルちゃんは…寝てたね。」
ラデルちゃんが天津宅に置いてきぼりになってない事を確認した非雨はちょっと安心したのであった。
なおタイトル回収は後半の模様。
ちゃんとラデルちゃん出せて良かった。
あの絵の作者さんはリア天津さん。俺より上手いッ!