五十二話 時の流れは…早い?
予約投稿その8
タイトル詐欺なんて言わないで…
あとちょっと短いかも。
「zzz…ふがぁぁぁぁ…うごっ!?ゴホッゴホッ…」
時刻はだいたい5時半。私は盛大に咳をしてしまった。とまあそんな事はいい。今日も一日依頼頑張るか。
今日は朝ごはん作るの面倒だし、出店で食べるか。お財布も潤ってきたしね。そうと決まれば着替えるかー。
…
「おはよ…ってお姉ちゃん何やってんの?」
「ん?着替えてた。」
「どこか行くの?」
「朝ごはん作るの面倒だから出店で食べるよ。ラデルちゃんも行く?」
「行く行くー!」
ラデルちゃん、寝起きからのハイテンションっぷりよ。
さて、ラデルちゃんは着替えなくてもいい格好だったので、私は急いで着替え終わらせる。
…よし終わった。行くか。
私はラデルちゃんを背負い、宿屋の主人に挨拶を済ませてから宿屋を出た。
道中、何もなくて本当に良かった。せいぜい道行く人に挨拶を交わしながら商店街らしきものに行った。
それにしても、朝早くから、若者も老人も外に出ているし、みんな散歩でもしてんのかなと思っていると商店街に着いた。
うん、相変わらず色んな食べ物の匂い。美味しそう。
お、この前食べた美味しくてボリュームがある店がある。しかも具材が沢山ある串焼きがあるじゃん!買った!
「オッチャン!それ買う!2本ちょーだい!」
「お?オッチャン…?あ、あぁ、それか、銀貨1枚だ。」
あ、若い人にオッチャンって言っちゃった…ま、いいか。
「スッ…(銀貨を渡した音)うわー!美味しそう!ありがとうオッチャン!」
「あ、ありがとう…えぇ…俺オッチャンか…?もうちょい若々しく見せた方がいいんかなぁ…」
あ…またオッチャンって言っちゃった…しかも悩んじゃったし…ま、いいか。
流石におんぶしながら串焼き2本を持ち続けるのはキツイので、ラデルちゃんを起こし、一緒に歩く。
んー、肉以外にもタレの味が染み込んでいて旨いし、それを肉と一緒に食うことによってさらに旨さが加速するから絶品だね。これは。若者はハマるよこの味。
ラデルちゃんに串焼きを1本分けたので、まだ私は食べれる。といってもあの串焼き1本分くらいしか入らないと思うが。
んー、何にしようかね。サンドイッチでもいいかな。そこにちょうどその出店があったしね。
…
…
サンドイッチを計5枚買って料金は銅貨5枚。安い。具材の種類が豊富だっだが、主に肉+野菜をメインの具材にした。このコンビは美味いからね。仕方ないね。
ラデルちゃんが3枚、私が2枚でいい感じに腹が膨れてきたので、食べるのはそろそろやめようかなと思う。ラデルちゃんも朝だからそんなに入らなかったらしいし。
ん?ジュースが売ってるじゃないか!喉を潤すか。
この世界には味のついた?水分を作る人がそんなにいない。ミキサーとかないから大体は果実中心のジュースになる。そしてなんらかの水分で薄めるとかしないので、基本的に果汁100%。物凄く甘いです。美味しいけども。
ちなみにジュースの値段は銅貨7枚。高い。現実世界ではこんくらいの量なら150円くらいなんだけどね…
甘いジュースで喉を潤いつつ、歩いていたらギルドに到着した。
ウォナテさんにまたギルドマスターの部屋に案内してもらい、昨日の給料を貰った。金貨1枚と銀貨5枚でした。物凄く美味しいです。
ちなみにウォナテさんの給料は日給金貨1枚らしく、確かに給料は弾んでくれた。
ギルドマスターの部屋から出る際にウォナテさんに「いいなー、羨ましいなー」といわれたので、じゃあ銀貨3枚渡す?と言ったら冗談だよと焦られた。ウォナテさんは私にいいことばっかしてくれるし、ウォナテさんは優しいなと思った。
ギルドに来たはいいものの、特にこれといった依頼はなく、今日は何も受けずに帰った。暇になったので今日は久しぶりにシチューを作るか。
そうと決まれば具材を買い漁りに行くかー。
9時間後…
シチューを作り終わり、ラデルちゃんに食べさせてみたら、「美味しい…だけど元奴隷の私から言ったらまるで○○みたいだねー」と言われたので私は吹き出してしまった。それって私より年下の子が言っていいのかと思ったが、そういや彼女は元奴隷だったな、とどこか思う所もあるだろうし、今度からはあまり作らないようにしようと思いつつ完食し、4時間くらい遊んだら眠くなったので寝る。ラデルも眠たかったようなので、一緒に寝た。この子はあったかい。会った当初はあんなに冷たかったなと思い出していたらいつの間にか寝落ちしてしまった。
…
…
…
今日も何事もなく起き、私は昨日のシチューを食べ、ラデルちゃんには昨日の問題発言が怖いのでサンドイッチを沢山作った。1人で食べると寂しそうにするかもしれないから私も少し食べた。お陰でお腹がいっぱいです。
さて、今日もギルドに行って…
…来ました。
え?移動シーン?ただお姉ちゃんが妹をおんぶしながら歩くという可愛らしい光景しかなかったのでカットしました。(メタ発言すいません)
今日もウォナテさんと会釈をし、手頃な依頼を探していると…
「ん?巨大蛇討伐依頼?」
んー、私が初日に倒したやつだね。報酬金も結構多いので、受けに行く。
…よし、依頼の認証を完了したので、現地に向かおうじゃないか。あ、もしラデルちゃんが魔物に殺されるという最悪のパターンを回避する為にラデルちゃんはウォナテさんに預けてきました。
さてと、やりますかね…
あと手抜きとかも言わないでくれ…
ただ一日+ちょっとを超大雑把に書いただけだから…