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『元』少年は姉妹になったので次女になる  作者: ただの雪餅
1ヶ月お試し異世界転移
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茶番八話 天津さんが戸惑ったり怒ったりする回

本編のネタが思いつかん…

という事で箸休めのネタ回。

俺は今日とて天津の家に遊びに行く。

「や、また来た。」

「お前ピンポンくらい押せや…」

「あ、うっかりうっかり。」

「まったく…お前の声が二階まで聞こえたから良かったけどさ…」

「ごめんごめん。」

俺はいつも通り天津の部屋に入る。

「ん、珍しいな、展凛ちゃんが居ねーぞ。」

「あ?今買い物行ってる。なんかさ、『今日お肉が特売日なので買ってきますッ!』って言ってたな。」

「え!まじ!?うぉぉ…お肉ぅぅ…」

クッソ、ここら辺のスーパー、普段は肉馬鹿高いのに、特売日になった途端半額から七割くらい割引するのだ。

「…お前主夫か?」

「ん、非雨と交代制でやってら。」

「ふーん。」

さて、突然だが、天津にドッキリを仕掛けたいと思う。ま、勿論殺されると思うけど復活時間(生き返り)が十分だけど、そのくらい…いや、それ以上の価値があるかんな…

「喉乾いたな…ちょいと乳製品ジュース持ってくる。お前も飲むか?」

「あー、頼むわ。」

お、ドッキリチャーンス。

天津が一階に行ったことを確認し、権限、作者マスターを発動する。

「ん?あ?雪餅どこ行った?」

さて、今俺は透明化して天津の背中にピッタリ貼り付いている。ドッキリの手順に傷をつけるのが必要だからね…さてと、傷を付けるか…特に恨みはないけど、天津、沈めッ!

「アガァ!いってぇ…誰だ?またミンティアの試作銃か?クフッ…」

案外早く沈んだなー。そして俺は殺されるね…ふふふ、天津の傷口にとある薬を塗り込んで…あ、別に最高にハイになる薬やゾンビになる薬とかでは無いよ!

さて、後は天津の血とこぼしたジュースを片付けて…、よし、待機。

「目を開けると、ここは自宅の…ってええええええ!?」

「お、早いねぇ…」

お、普段驚かない天津が驚いてる…これはこれでレア画像。パシャパシャ…

「ドッキリだーいせいこー!」

「よし、簡単には死なさん。首を出せ。」

そう言った途端に天津の蹴りが首に入るが、あれ?痛くない、は?え?

「いやー、薬を使ったんだが、力まで弱くなるとは思わなかった…」

「おい、薬だと?この俺に最高にハイになる薬を盛った訳じゃーねーよな?」

いやー、違うんだがなぁ…ちなみに使った薬は、別作小説にも登場している、「性別変換薬」ネーミングセンスないのは突っ込まないで…

「いやいや、天津がどこぞの頭砕かれた吸血鬼見たいになる薬は使ってないよ…いや作れるけどさ…」

「作れんのかーい、て、なんで俺は声高くなってんだぁぁ!」

ノリツッコミありがとうございます。

ま、説明するか…

「ま、簡単に言うと、俺が作った薬で天津は性転換した訳だな。そして以外とべっぴんさんだねー。」

「よし、お前の生き血でこの薬の効果を打ち消してやろう。」

「ギャーイテー」

雪餅は死んでしまった!

死因、天津の斬撃。







天津視点に切り替わります。



「なんだよあいつ…いきなりこの俺を性転換させるなんてよぉ…展凛にどう言い訳すればいいんだ…」

天津は悩んでいた。

「そして、つっかえと喪失感…これは本格的にあいつをリスキルするしかないな。」

これは決定事項だ。あいつを生かしてはおけん笑。だが殺す。俺の気が済むまで。

「それにしてもべっぴんってあいつは言ってたが…どうなんだ?」

俺は鏡を見る…うん、誰これ?

鏡にはショートヘアの少女、小顔でちょいと目付きがきついことを除けば可愛いと言える顔と身体つきだった。

「……これ、展凛にすげーいじられるな…非雨の変態姉貴ぶりに…やべ、ぶるっちゃった…はよ雪餅尋問してやるか…」

そして俺は雪餅が蘇る間、この体でも好きなことはできるかどうか試したのだった。




雪餅視点に戻ります。



「やあ、ただいま。」

「あ?お前俺に喧嘩売ってんのか?あ?」

「いやー、ガチで可愛いねぇ…うちのソフランちゃんに負けないくらいに可愛いよ。もういっそのことアイドルになったら?」

俺は本心で言った。そんくらい可愛いからだ。

「お前殺す、ガチで殺す、ゆるさぁん!ゆきもぉぉちぃぃ!」

「ぎゃー!ごめんてぇぇ!ギャース!」

「我帰還なり。」

「おい雪餅、今から言う質問に答えろ。答えなくば…分かってるな?」

質問かぁ…俺が悪いし答えるけどさぁ…

「この薬の効果時間は何分だ?」

「…24時間。」

「あー!展凛にいじられるぅぅ!どぉしょぉぉぉ!」

なにこれ、天津だった少女が俺の前ですごくアワアワしてる…なにこれすげぇ可愛いんだけど、隠しカメラでとったこの写真、後で展凛ちゃんに後で密売しとくか…

「んで、今戻せるか?」

「無理やね。無理矢理戻したらずっとそのままになるから。」

ちなみに実験体として犯罪者を召喚し、この薬を服用した後無理矢理戻したらすっごく可愛くなった。性別は戻らなかったし、いい研究成果だった。あ、呼び出した犯罪者は送り返したよ。

「クソが…雪餅覚えてろ…」

「その姿で言われると色々とやばい(可愛い)から影でやって…」

「お前やっぱ喧嘩売ってんな?覚悟しろ雪餅ィ!」

「質問に答えたのにィィィィ」

「はぁ、今度雪餅を温泉宿の燃料としてぶち込もうかな…、『いい燃料なので使ってください』って言えば使ってくれるでしょ…」

うっ、怖…

「ただいま…」

「はぁ、24時間待つとするか…雪餅、このつけは必ず返すかんな。」

「怖…」

「といっても、今日遊び来る人が雪餅だけで良かったよ…ミンティアはともかく、月夜に見られたらやばい…」

「ま、頑張れ、」

「こんにゃろぉ…他人事だと思いやがってぇ…」

「ま、いざとなったら同類もいるし大丈夫だろ。」

「え?同類ってだれ?」

「ミンティア。」

「あいつは頼りになんねぇんだよォォ!てか中の人の事情で強制的に性転換したよなぁ!?」

ーーー緑鷹の工場内…ーーー




ジジジジジジ…

緑鷹「うえっくしょぃ!」

ドガーン!

緑鷹「あ、火花で色々と爆破しちゃった…うーん、誰か噂でもしてんのか…?」




ーーー天津の家…ーーー



「はぁー、ま、ゲームできりゃーいいんだ。」

「タイヘンダナー」

「誰のせいだと思ってんだまったく…」

「ただいま戻りましたマスター!」

「「あ…」」

あ、展凛ちゃんが戻ってきたようだ。











24時間後…

「大丈夫かー?何があった?」

「聞くな…後お前ぶっ殺す。」

「うぎゃぁぁ!」

どうやら天津さんは、展凛ちゃんと色々したり楽しんだようです。(展凛談)

ふはは、我がTS物は、誰でも可愛くかっこよく出来るのだよ。え?女から男のTS物を作れって?その子は知らない子ですね。


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